こんにちは(=⌒▽⌒=)

寒いですね。

朝から断続的に雪が降ってます。

たまに吹雪いたりもしてますね。

「田村さんなんで仕方ないですね」なんて会話が通用するほど、この時期は寒くなるんですよ。


その「田村さん」と地域の住民から親しみを込めて呼ばれているのは田村神社厄除大祭です。

毎年2月17日、18日、19日の3日間、多くの方が来られるお祭りなんですけど、今日から始まりましたよ。


滋賀県 土山町商工会-田村まつり09-1

境内には多くの露店も出てとっても賑やかなんですよ。

今日は平日の昼間だったのと、この雪でいつもよりもちょっと人出は少なめでしたね。


このお祭りの起源は、弘仁3年(812年)正月に、あらゆる農産物が実らず、疫病が流行して世の人々が苦しんでいたので、坂上田村麻呂公の霊験を以て災厄を祓うよう「厄除大祭」斎行のご命令が嵯峨天皇より下されたそうです。

そして三日三晩にわたる大祈祷が執り行われ、災い事は見事に治まったと伝えられているそうです。

その年がこの田村神社の創建ともいわれていて、坂上田村麻呂、倭姫命、嵯峨天皇をおまつりしておられるんですね。

1200年の記念の年まであと少しですね。


この田村神社例大祭がこの日に行われているのは坂上田村麻呂の鬼退治伝説が関係しているといわれているんですよ。

その昔、鈴鹿峠に一匹の鬼が住んでいて、峠を通る旅人を食べていました。

これを聞いた坂上田村麻呂が鈴鹿へやってきて鬼を弓で射ると、矢を受けた鬼は岩の上にころがり落ちて息絶えました。

この日が2月18日だったので18日を中心に3日間厄除大祭が行われ、厄除けの符として矢が用いられるようになったといわれています。


多いときには3日間で20万人の方が来られて国道も大渋滞するんですけど、今年は平日ですしどうでしょうかね。


この田村さんに合わせて地域の事業所さんも頑張ってますよ。

19日までの3日間、観光物産展開催中です。


まずは南側駐車場です。

こちらは地酒とお寿司の販売です。


滋賀県 土山町商工会-田村まつり09-2


もちろんお茶屋さんも頑張ってますよ。


滋賀県 土山町商工会-田村まつり09-3


こちらでは地酒と農業生産者さんグループが作られたお漬物などです。


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北側のテントです。

ちょうどすっごい吹雪でちょっとタイミング悪かったですね。

こちらもお茶屋さん。

寒い日には暖かいお茶のサービスは嬉しいですね。


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こちらは蟹ヶ坂飴さんです。


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田村神社厄除大祭19日(木)までです。

ぜひお越しの際には観光物産展テントものぞいてみてくださいね。(=⌒▽⌒=)