こんにちは(≡^∇^≡)
いいお天気が続きますね。
冷たい風がそろそろ冬支度をするように教えてくれているようですね。
昨日10月29日は土山の町並みを愛する会の視察研修でした。
この会は宿場町土山の町並みを保存し後世に伝えるとともに、地域の良さを他地域の方に伝えることを目的に活動している団体で、発足の経緯から事務局を商工会が担当しております。
毎年他地域の宿場などを見学しておりますが、今年は愛知県にあります東海道の東側7宿を見学してきました。
池鯉鮒宿、岡崎宿、藤川宿、赤坂宿、御油宿、吉田宿、二川宿と東海道五十三次の三十三番目から三十九番目までの宿場になるんですよ。
一部バスで通り過ぎただけの宿場もありますので、いくつかダイジェストでご紹介しますね。
池鯉鮒宿です。
知立宿ともいいますが、東海道の宿場としてはこの字を書くことが多いんですね。
知立神社の近くにあります大あんまき屋さんの小松屋さんです。

古くから池鯉鮒宿の名物として売られていた大あんまきです。
昔と変わらず手焼きです。
家族経営のためあんまり大きくは営業できないみたいですけど、やっぱりこういう形が商売の原点なんだなって気がしますね。
藤川宿資料館です。

それほど大きな施設ではありませんけど、地域の方にボランティアで説明いただき、とても宿場の歴史を大事にしておられることを感じましたね。
赤坂宿の大橋屋さんです。

昔の旅籠の建物をそのまま利用されておられる旅館です。
ご当主よりご説明を詳しくいただきました。

建物自体に歴史があって、江戸時代当時の様子がよくわかりました。
なかなか保存されるのは難しいところもありますが、なんとかこのままできるだけ長く残していただきたいですね。
御油宿の松並木です。

街道にはその目印として松並木が植えられていたんですよ。
でも現在では見つける方が難しくなってきていますね。
この愛知県では全体的に松並木の保存や復元を頑張っておられるところが多いですね。
その中でもこの御油宿の松並木は一番立派でしたね。
その他にも二川宿の本陣資料館なんかも見学し、実り多い一日でありました。
なかなか歴史や文化なんかを中心とした観光開発は難しいところも多いですね。
古い建物は不便なところも多いですし、町は生き物ですから新しい姿にどんどんと変わっていきますしね。
でもそういうところのよさみたいなものを、もうちょっと住民自ら見直して、誇りを持ってPRしていかないといけないなと、あらためて感じました。
これからも土山も東海道の宿場町としての魅力を磨き、多くの方に観光に来ていただけるよう頑張りますね(≡^∇^≡)