こんにちは(=⌒▽⌒=)

昨日梅雨明け宣言がありました。

今日はもう夏です。

いい天気でしたが、昼過ぎに夕立みたいなすごい雨が降りましたね。


ちょっと久々になりますお茶のお話です。

土山では二番茶の収穫がほぼ終わるぐらいですね。

一般的に新茶とよばれるのが一番茶で、5月に収穫した後2回目にお茶の目を摘んだものが二番茶で、だいたい6月下旬から7月上旬ぐらいまでが収穫時期です。

もちろん地域によって収穫時期が異なりますし、暖かいところであればもっと早くから始まります。

そういうところであれば三番茶ぐらいまで収穫されるみたいですね。


一番茶と二番茶の違いは一番茶は春先の優しい太陽で育つため、旨み成分テアニンたっぷりのおいしいお茶ですが、二番茶は十分に日差しを浴びて育つために旨み成分がカテキン等に変質するため、渋味は若干強くなるといった感じでしょうかね。

でも今注目の茶カテキンたっぷりですので、健康志向の方にはいいのかもしれないですね。


お茶の収穫の様子をお伝えできてなかったので、ちょっとだけご紹介しますね。

現在お茶摘みといわれるような手摘みのお茶は品評会出展用のお茶とか一部高級なものに限られています。

そのほか大部分が機械での収穫ですが、茶樹の畝の両側に2人立って茶刈機を持ち大きなカッターでお茶の葉を切りながら歩き、風を送って袋に入れていくのが一般的ですね。

その他に大規模な茶畑でしたら乗用の茶刈機を利用される方が増えています。


茶刈樹1

これは二人乗りで原理は乗用ではない茶刈樹といっしょです。

2枚重なった歯がそれぞれすごいスピードで動くことにより、お茶の葉を茶樹から切とっていきます。


茶刈樹3

それに風を送って後ろの袋に入れていくんですね。

こんな感じです。


茶刈樹2

現在お茶をはじめ農業はどんどんと機械化が進んでいますね。

地域のお茶農家さんも乗用茶刈樹以外にも製茶のための工場とかにもすごい機械が必要です。

でも機械化にともなって設備費用、維持費用がかかるんですね。

最近の燃料高騰で採算が合わないため今年は二番茶の収穫を止めるなんて声も聞きます。


地域の特産品を守ってくれているお茶農家さんのためにも、少しでも高い値段で仕入れられるように売る方も頑張っていかないといけないですね。

今年も東京への展示会出展も含めて土山茶の販路拡大のために頑張っていきますね(=⌒▽⌒=)