こんにちは(‐^▽^‐)
朝は冷え込みましたが、だいぶ暖かくなりました。
曇りですが、ところどころ青空も見える空模様です。
前回に引き続き南土山村の庄屋さんだったお家の貴重な資料です。
幕末から明治の中期にかけて、日本の輸出商品の第2位がお茶でした。
ちなみに第1位は生糸です。
その頃に土山茶の生産量が大きく拡大したそうです。
当時の土山茶は海外にも積極的に展開していました。
輸出の記録とかも残っています。
海外に展開していた資料として面白いものが保存されてましたので、ご紹介します。
万博でのチラシです。

1902年、明治35年頃のものだそうです。
モントリオール万国博覧会で、「日本茶館」というパビリオンを開館され、その入り口でPRされたもののようですね。
こちらはカレンダーです。

今でいうところの販促グッズ的なものですね。
全部英語です。
その後輸出の衰退等もあり、大正時代には土山茶にとっては受難期もあったそうですが、それは別の機会にでもご説明します。
地域の先人たちも今の私たちと同様、一生懸命販路拡大のために努力されてたんですね。
歴史と伝統を受け継いで地域特産品「土山茶」は育まれてきました。
現在国内でも知名度が低い土山茶ですが、先人たちの意志を引き継いで全国に知れるブランドにするため頑張っていますo(^▽^)o