こんにちは(-^□^-)
午前中はおおむね曇りでした。
時々雨が落ちてくるそんな空模様です。
雨のおかげでだいぶ暑さがましになりました。
会館を通り抜ける風も気持ちいい感じです。
茶柱のお話です。
最近茶柱立ってますか?
昔から朝お茶に茶柱が立つと1日縁起がいいといわれたものですが、最近あまり見かけませんね。
その理由の一つはお茶の精製技術が高くなって、普通のお茶には茎(しのといいます)の部分があまり入らなくなったことが挙げられます。
もう一つは急須の網の目が細かくなったことも影響してるものと思われます。
さあ、茶柱を立ててみましょう。
①茎(しの)の含まれているお茶を選ぶ
ここでは「かりがね」といわれるしのの含まれているお茶を使います。
あまり高いお茶ではありませんが、これはこれで独特の香りがして固定ファンもおられるそうです。
②目の粗い急須を使う
急須内で茶葉の流出防止のために網の目状になっている部分の目が粗い急須を選びます。
茶柱より細かい目の急須からはでてきません。
しのが通って来れそうな荒めの急須を使ってください。
茶柱も出てきますが、茶葉とかもついでに出てきますが、それは茶柱を立てるためです。
あきらめてください。
③少な目の茶葉で多目のお湯を使う
茶葉が多いと水分を含んだ茶葉で急須の目がつまってしまって、茶柱がでてきません。
それでは実験です。
これまでの①から③までの内容で実際にやってみました。
実験結果
上記方法でお茶を入れた結果、10杯中3杯に茶柱が立ちました。
つまり、人為的に茶柱が立ちやすい方法を考案しましてお茶を入れましたが、確率30%の結果でした。
反則技であらかじめ茶柱を茶碗の中に入れておいてお茶を注ぐやり方もやってみました。
その結果も30%程度でした。
結論
実際には茶葉に茎が含まれている確率と急須の目を通って出てくる確率と、吸水した水分量と茶柱へかかる浮力が絶妙なバランスでつりあっている状態になる確率を計算すれば、茶柱が立つ確率がもとめられるんだと思われますが、大変です。
上に書いたような方法を使えば100%ではありませんが、高確率で茶柱が立つ場面に出会えると思われます。
でも結局思うんですが最後は運ですね。
ありえないようなことに出会ってちょっと嬉しいとかそんな方がいいですよね。
今回は商工会館給湯室で昼休みを利用して行いました茶柱立て方実験をお伝えしました。
前回も募集しましたが、お茶に関する疑問質問がございましたら、こうやって一緒に考えますので、コメント欄までお願いします(^O^)/
なお今回使用しましたお茶は、実験後全て一人で飲みました。