こんにちは(‐^▽^‐)
晴れてます。
8月は太陽の季節だと、思いっきりギラつきながら主張してますね。
今日から3回にわたり、東海道土山宿を特集します。
第1段は土山宿を語る上で、これははずせない土山宿本陣跡です。
本陣とは将軍や皇族、大名が宿泊するための宿であり、土山宿本陣は寛永11年(1634年)3代将軍徳川家光上洛の際に設置されました。
本陣職には甲賀武士53家の一つであり、土山城主であった土山家が任命され、代々運営されて来られました。
熊本藩主の細川さんご一行様が、参勤交代されるときに、必ず宿泊されたそうです。
時は流れて明治元年(1868年)、明治天皇が御東幸なされた際、9月22日(旧暦)にこの本陣にご宿泊なされ、この翌日が天皇即位後初めての御誕生日に当たり、祝賀の儀がここ土山で行われました。
当日は宿場の住人にも酒や魚がふるまわれたそうで、土山宿は大盛り上がりだったそうです。
現在でもご当主である土山さんがお住まいになられ、伝統と格式のある本陣を守っておられます。
地域の皆さんからも本陣さんと呼ばれ、親しまれています。
東海道の他の宿場では本陣の建物が無いところがほとんどで、残っていたとしても博物館等となっていたりしており、お住まいのまま保存しておられるのはここ土山ぐらいです。
維持管理等とても大変だと思われますが、本陣さんがあるから土山宿は他の宿場と違うといわれるところであり、地域の誇りですね。
本陣さんを中心とした一帯が、土山の町並みお勧めスポットです。
時間がゆっくり流れてるような、そんな癒しの町並みです。
お近くを通られることがあったら、ぜひ一度見に来てくださいねp(^-^)q