陶器である小石原焼のお手入れについて
高台を見てみましょう
器を裏返して高台のそこがザラついているようであれば、目の細かいサンドペーパーで磨いてください。そのまま使用しますと、他の食器やテーブルを傷つけてしまうことがありますので注意してくださいね
陶器を鍋に入れかぶるくらいの米のとぎ汁を入れしばらく吸水させます、煮沸しそのまま冷まします。その後丁寧に洗ってしっかり乾燥させてください。
(土の粒子のすき間や表面の貫入から料理の汁が入り込みシミや匂いの原因になるのを防ぎます)
また同じ理由で、盛り付ける前にも水分を含ませ軽く拭いてから使いましょう
表面の貫入(カンニュウ)が見えますか
陶器は焼き上げられると窯の中でしばらく冷まし、窯から出してもしばらくの間・・・風鈴の音のような貫入の入る音が聞こえるんですよ。陶器の産声ですね
チンチン・・カンコン・・
使い終わったら手洗いで丁寧に洗い水分を拭き、必ず良く乾燥させてください。(不十分な乾燥はカビや匂いの原因になってしまいます)
なんといっても陶器は育っていく器です、使ってこその魅力を発見・・・感じていただきたいと思います
陶器の良さは使ってこそ、馴染んでこそワタシの器になるんですね