カレーのCちゃんが見た城下町郡上八幡ですが、郡上市でも特別な地である石徹白の紹介です
昨晩、大雨の中、観光カリスマ 山田桂一氏 の講演会を聴講しました
会場は、郡上市の秘境「石徹白 農村センター」
この石徹白地区は、特別な地域なのです
その昔、山岳信仰により富士山、立山と並んで三大霊山(三大名山)の一つと言われる白山の麓の石徹白を、神の宿る場所として崇拝し、濃尾平野の上り口「美濃馬場」として「登り千人、下り千人、麓に千人」と言われるほど隆盛を極めました
村人には守り神として、年貢も免除され、苗字帯刀も許可された特別な場所です
このような神秘的な石徹白は、文化遺産と共に自然遺産の宝庫でもあり、磨けば光る資源がたくさんあります
しかし、日本のチベット、陸の孤島と言われるように交通の便が非常に悪く、人口減少と高齢化率が44.8%という典型的な過疎地です
そこで、2年前に石徹白地区地域づくり協議会が発足し、様々な検討が繰り返されました
また、岐阜県まちづくり職員支援チームの協力もありました
今回、石徹白地区地域づくり協議会主催の観光カリスマの講演会を開催されました
テーマ:「地域の魅力と活性化について」
~地域が「勝ち残る」ではなく「価値残る」ために~
講師:山田桂一郎氏(スイス ツェルマット観光局日本PR、MKT担当)
国内においても観光及び環境関係の後援多数
熊野古道ツーリズムガイド、日本各地の観光振興、人材育成に取り組む
観光カリスマ100選に選出
日本エコツーリズム協会理事
まちづくり観光研究所主席研究員
観光とは「非日常」を提供する商品
これには文化的豊かさがポイント
戦略無き戦術論では必ず失敗する
戦略は、地域の目指すゴールを決めること
戦術は、手法・方法でツールはいくらでもある
現状認識と理念の構築を基礎として実践すること
スイス ツェルマットや国内の孤島、過疎地が蘇った事例など、非常に参考になりました
ホスピタリティー溢れる地域丸ごとツーリズムとして、地域の魅力を見つめ直し、自身を持って地域を愛すること
必ず、石徹白に魅了されるファンが生まれる素材と人情があること
日本古来の伝統を守る人々、人なつっこい人情、澄み切った空気と冷水のような湧き水・・・
忘れかけた日本人の何かを思い出させる・・・
神秘の里、石徹白の奥深さは、以前から興味がありましたが、
益々、石徹白が好きになりました
もっともっと好きになりたいです!
関係ホームページ↓
http://www.itoshiro.net/about.html