結ばれて
東海北陸道全線開通から1年
と題して中日新聞に連載いただきました
愛知県一宮市から富山県小矢部市、185キロ。東海と北陸をつなぐ大動脈は、人と物の流れをどう変えたのか?
上では、「観光」と題して、氷見市観光協会、岐阜長良川温泉旅館(協)の取り組みを紹介。現状と今後の課題では、不断のPRが不可欠である。
中では、「物流」と題して、名古屋市中央卸売市場と濃飛西濃運輸、トナミ運輸による現状では、運輸コストと景気後退が歯止めとなっている現状を紹介。
下では、「交流」と題して、氷見市の食の開発による地域活性化を目指す飲食店や商工会関係者が郡上市を訪ねたことをきっかけに広まった交流を紹介。
沿線が団結して知恵を絞ることが重要とまとめた。
奥美濃カレーを手本に、昨年末に立ち上げた弟分の「氷見カレー学会」とのつながり。
奥美濃カレーのノウハウが注ぎ込まれた。
双方に共通するのは、「通過点になりたくない」との思い。
郡上市では、いかに高速道路から降りていただくか。
氷見市では、和倉温泉に客を取られてしまう。
郡上市では、9月に全通1年記念の「食の祭典」を東海北陸を中心に近隣からB級グルメを集結させるイベントを企画。
太平洋から日本海までを結ぶ食の交流と位置づける。
一方、富山県高岡市では商工会議所青年部が、加賀藩主「前田利長」が高岡を開いて400年にちなむイベントを企画。
愛知・岐阜など東海北陸沿線の特産品による交流を計画している。
奥美濃カレー(協)の籏理事長は、何万台の車が通過する中、どうしたら道路を利用した活性化に結び付けるか。
沿線地域のみんなが団結し、行動を起こすために知恵を出し合いたい。
というメッセージで締めくくってある。
中日新聞の皆様には、連載の最後に奥美濃カレーを取り持つ交流を取り上げていただきましてありがとうございました。
この太平洋と日本海を結ぶ大動脈である縦断道を、今後、どのように活用するか。沿線地域の知恵とアイデアにかかっていることと思います。
各地の皆さんと更に交流を深め、連携して事業展開したいと願っています。
昨年9月の氷見商工会議所視察受入れのブログ↓
http://ameblo.jp/shokokai-shirotori/entry-10140684130.html