日曜日に廿日市市大野のちゅーピーパーク(中国新聞広島制作センター)内の農産物直売所「ちゅーピーゆうき市」へ行ってきました。
広島、山口、島根県の有機農業を営む生産者グループ「NPOゆうきびと」(法人申請中)は10月10日から、農産物直売所「ちゅーピーゆうき市」を始め毎週土、日曜日に 午前10時から午後3時まで、パーク内のメディアプラザ大ホールで開かれます。
各県の「地産地消ネット」メンバーや、広島県有機農業研究会や柿木村産直協議会などの推薦を受けた生産者たちが、有機栽培の野菜や米、果物や農産加工品を出荷され、すべてに産地と生産者名を表示し、市価より割安で販売されますよー。
魚など水産物や花、鉢植えに加え、地元廿日市の木工品特産品を販売するコーナーやカフェもあり、100品目以上を取り扱っているそうです。
こちらは10月11日中国新聞朝刊記事より抜粋させていただきました。
広島県・廿日市市・島根県・山口県・呉の海産物・花のコーナーに分かれ、佐伯・吉和エリアからは、吉和の有機野菜、あわび茸、舞茸、わさび、大峰加工クラブから、練り梅、練りとうがらし、ゆずこしょう、新米などが出店されてました。
こちらの新米コーナーでは、手をかけられ作られて各県のこだわり米が展示されてます。
前回紹介した『大井谷の棚田』はこちら
もご覧下さい。 佐伯地域からも、天日干米が出店されてました。クリックして大きく拡大してご覧下さい。
大井谷の棚田は、6百年間受け継がれ、清涼な水と日当たりも良く石見一美味しいお米と言われ、江戸時代には津和野藩の献上米となっていました。傾斜地に開かれた棚田は、苦労の多い困難な生産効率の悪い土地ですが、大井谷の住民たちは『棚田は地域の宝』と棚田の保全に取り組み、『日本の棚田百選』に認定されました。人と暮らしの文化的な価値が高い評価を得て一躍脚光を浴びた大井谷の棚田には、今多くの人々が訪れ、やっかいだった棚田は地域の誇りになっているそうです。
廿日市の木工製品も、販売されてました。
昨日の有機講演会では、今年吉賀町産業課を定年退職され、『ちゅーぴーゆうき市』に関わっておられます福原様の講演や農業ジャーナリスト篠原様の講演が行われました。
島根県吉賀町柿木村では『有機農業の里』をめざし30年の有機農業の歴史があり、『有機農業の里』では、単に農薬や化学肥料を使わない農業でもなく、商品価値を高めて高収益を求める農業でもありません。自分達の家族の健康を願って安全な物をつくり、食べて、自給的に暮らしていく事が基本なんだそうです。
吉賀町は中国地方で唯一有機農業モデルタウンに指定されていますよ~。
屋外では、杵つき餅の実演販売や鮎の塩焼きなども販売され、
来週もいろんな催し物や、新鮮で安全な食べ物が準備されていますよ~。
生産者との会話も楽しめる、『ちゅーぴーゆうき市』へお出かけ下さいねー。