全国展開「花の宿場町贄川宿」で
登録有形文化財(建造物)が誕生
国の文化審議会は、12月12日秩父市荒川贄川の逸見家住宅主屋(しゅおく)を
登録有形文化財に登録するよう文部科学相に答申した。
埼玉県内124件目の登録有形文化財(建造物)となった。
全国展開の花の宿場町贄川宿で初めての登録文化財となりました。
11月初めより12月下旬まで、花の宿場町として、紹介してきました。
この町並みから登録有形文化財(建造物)が誕生したことは喜ばしいことです。
建物は木造2階建ての切り妻造り。
1階には居室、土間、台所
2階は養蚕の場であり、
一般的な養蚕住宅と異なって細かく部屋割りされ、畳敷きのあとも見られる。
宿としての利用され、その後養蚕が行われたと思われる。
養蚕住宅としての面影が見られ、
「国土の歴史的景観に寄与している」と評価される。(埼玉新聞記事抜粋)
秩父地域特に三峰口駅周辺の活性化を図ることは、一番の課題であり、
今後、観光の目玉になればイイと思います。
この宿場町にはまだまだ登録に申請する建物もあります。
縁側がある秩父往還の宿場町、全国でも珍しいみたいです。(街道沿いの家に縁側が残っている)
現在は昔の面影はなく、ひっそりとした宿場町ですが、昔は、賑わってみたいです。
江戸後半には、秩父地方の3つの市のひとつだったそうです。
当時は、市の立つ日には、お客さまが大勢この地を訪れたそうです。
生活感あふれる人達の往来で賑わっていたそうです。
贄川宿秋の縁側展 の時の様子です。