贄川宿の紹介
贄川は古き宿場や寒がらす 吉嘉子
贄川宿を詠んだ句です。
歴史ある贄川宿を紹介いたします。
現在、小さな宿場町は、道路に対して、縁側を持っています。
森繁久弥が日本のふるさとは「縁側」であるといっていましたが、
その縁側が街道沿いに見られます。
建物は大部分は150年を超えた民家です。
今は手が加えられ現在風に改造されていますが、、縁側だけは健在です。
秩父札所34番巡礼宿として、また、三峰山・太陽寺の門前町として栄えた時期がありました。
この地には高岩山常明寺というお寺があります。今は無住ですが。
将軍徳川綱吉公の帰依を受け、江戸湯島に霊運寺を建立され「今大師」弘法大師の再来と言われた
浄厳和上さまという江戸時代きっての名僧が当地常明寺で修行をおこなったそうです。
江戸時代には、常明寺も霊運寺の関連のお寺だったそうです。
そのため、多くの参拝客があり宿場町は繁盛していたみたいです。その当時は、宿屋が23軒会ったそうです
。
今でも随所にその名残が見受けられます。
今回この宿場町を花の宿場町として紹介していきたいと思います。
期日は11月8日。9日となります。
宿場町がどのように生まれ変わるか紹介していきたいと思います。
源内
※ 平賀源内の荒川通船はここから生まれました。
(筏を利用し炭を江戸まで輸送)