The Water Diviner（２０１４）
邦題 ディバイナー 戦禍に光を求めて
製作国 オーストラリア／アメリカ／トルコ
公開日 ２０１６年２月２７日
出演 ラッセル・クロウ、オルガ・キュリレンコ、ジェイ・コートニー、イルマズ・アルドアン、チェム・イルマズ、ライアン・コア、ジェームズ・フレイザー、ベン・オトゥール、イザベル・ルーカス
1919年。２本の棒を使って水脈を見つけ出す特殊技能を持つオーストラリア人のジョシュア・コナー。多くの戦死者を出したトルコ・ガリポリの戦いに送り出した３人の息子たちは、戦後４年たった今も消息不明のまま。すべてを失ったコナーは、自らの手で最愛の息子たちを探し出すと決意しトルコへと旅立つ。しかし異国での捜索は様々な障害に直面し、困難を極めていく。それでも決して諦めることなく、敵軍の英雄ハーサン少佐や英国軍のヒューズ中佐の助けを借りながら息子たちの消息を探っていくコナー。そんな中、イスタンブールで宿を営む戦争未亡人アイシェと心を通わせていくコナーだったが…。
The Water Diviner Trailer
本作は、ラッセル・クロウが主演、監督を務めた
ということで、観てみた作品
ということで。
ラッセル・クロウ演じる、主人公・ジョシュア
オルガ・キュリレンコ演じる、アイシェ
ジェイ・コートニー演じる、ヒューズ中佐
イルマズ・アルドアン演じる、ハーサン少佐
がメインです。
時代背景や内容的にちょっと重たそうだったので、観るのを控えていたのですが・・・・・・
たまたま放送されていたので、そのまま流れで観てみた所・・・・・・
細かい突っ込みどころは多々あるものの、全体的に良い映画でした
戦地に送り出した３人の息子たちは、戦争が終結しても帰ってこず・・・・・・
息子たちを失った悲しみ故に最愛の妻まで自殺・・・・・・
全てを失った主人公が息子たちの足跡を辿り、トルコへ・・・・・・
そこで、敵軍ハーサン少佐等の協力を得て息子たちのもとへと着実に近づき始めるが・・・・・・・
息子たちを探す旅の行方に加えて、現地民のアイシェとの交流が描かれ・・・・・・
互いに伴侶を失った者同士、次第に心を通わせていくが。
という内容なのですが。
時代が時代だけに、哀愁めいた雰囲気が漂う作品だった
個人的には、こういう・・・・・・
敵だった国の人の息子たちを探す為に協力してくれる
という、彼の様な人達に弱いです
何かこういうのを観ていると何時も、
１人１人を見たら、悪い人達ばかりではない筈なのに。
国という１つの大きな組織になった時にどうしてこうも上手くいかず、戦争という手段に陥ってしまうものなのか
とついつい思ってしまう
ところで。
この作品のキーマンは３人息子の長男・アーサーです
旅路の果てに、息子たちの真相に触れた時、思わず何とも言えない気持ちになります
個人的には、主人公の旅路の終着点が思ったよりも、明るい未来が見えるもので良かった
年度のオーストラリア・アカデミー賞の作品賞等を受賞した作品でもあるので、興味のある方は是非っっ