私の父は、36歳で癌になりました。
5年生存率がほぼ数パーセントとといった洞顎上癌になったのです。しかし、余命を乗り越え、74歳まで生きてくれました。奇跡的な事でした。病院の先生も、廊下で父に偶然会ったとき、幽霊を見たのか⁈と驚いたそうです。母と私は、そんな父が少しでも回復してくれるように、ある神社にお参りに行きました。大きな大きな光輝く仏像があって、私達を笑顔で見つめてくれるような仏像でした。私達は、必死に父が回復してくれるように、あの時お祈りしたのを覚えています。その後、父は驚異的な回復を起こし、また、元気に働けるまでになったのです。その間、『俺が病気したばっかりに...』とか、『悪いな〜』と、いつもいつもため息ついて謝ってばかりいた父を思いだします。。病気は、誰のせいでもありません。誰も好き好んで病気になる人はいませんから。家族の私達は、どうであっても生きていてくれるだけで嬉しいのにね。そんなに自分を責めないでもいいのに、とばかり思っていました。
父が回復し、感謝の気持ちを、と、あの光り輝く仏像にもう一度お参りに行きました。そうしたら、そんな仏像は元々神社には無かったようなんです。何度も母が尋ねましたが、やはり、その仏像は無いと。私達は、一体何を見たのでしょうか?
これは、本当のお話です。作り話では、ありません。元々、霊媒師の血を引く母と私ですから、不思議な物が見えたのでしょうか?何なんでしょうか?今でも母と私は不思議でたまりません。この世には、私達には分からない何かがあります。どうか、光り輝くあの仏像を御家族が見つけますように。そして、現れます様に。