こんにちは!
NST(栄養サポートチーム)とは…
多職種(栄養士、医師、看護師、薬剤師など)により構成
目的:
患者さんに最適な栄養療法を提供すること
薬剤師は
内服薬による食事への影響を考慮したり
全く口から食べられない患者さんには
中心静脈栄養の内容を
設計することもあります!
日々、患者さんの食事に向き合っていると
「食欲を抑えることよりも
食欲のない人に食べてもらうことのほうが
ずっと難しい」
ということを学んだんです!!
びっくりですよ![]()
だって
ダイエット関連の物が売れ続け
ほとんどの患者さんは
食欲があり過ぎて
体重が減らない…
そんな話ばかりしていたのに!!!
かつて、ある薬が
食欲増進の効能・効果が認められていて
それを使っていたことも
あったみたいだけど
現在では
その薬の作用
なんと、副作用扱いになっている(笑)
医療分野でも
ある時期から
急に言うてること真逆!なんてことが
まぁまぁあるんですよね〜![]()
と、話を戻して
当時
精神科に長年入院していた
患者さんが
食欲不振で回診の対象に
なったときのこと
「食べなきゃいけない」
とは分かっていても
目の前のご飯を前にすると
箸が進まないようだった
お茶碗に盛られたご飯は
ただの“量”としてのしかかる
食べられないから
凄くプレッシャーに感じる、と
その方は
日中の活動量は極端に少ない
ベッド上&車椅子生活…
そりゃ
お腹も減らないわな![]()
そんなとき
チームで試したのが
「小さなおにぎり」にすること![]()
え…⁉️
形が変わっただけで…⁉️
と、半信半疑どころか
疑いしかなかったワタクシ![]()
しかし、現実は…というと
患者さんは一口、また一口と
食を受け入れるように![]()
おにぎりにしただけで
食べるようになったーーー
!!!
お茶碗によそわれたご飯は
“食べなければならないもの”
に見えるのに
おにぎりになると
“食べたいもの”に変わるのだろうか![]()
私の中では
結構な衝撃の出来事だった
これで、さらに思い出したのが
娘の担任の先生の話![]()
学校で給食のご飯が余る
SDGsの観点からも
残飯を減らそう、って意識で
お代わりを促しても
みんなそんなに食べないらしい
だがしかーーーし
先生が
大中小のおむすびにすると
一人一人が食べられる大きさを選んで
するすると食べるようになるんだそう![]()
──これって、不思議じゃない?
実は
日本には“むすひ(産霊)”という言葉がある
「結ぶ」とも「生み出す」とも
訳されるこの言葉は
古くから
人と人
物と物を結びつけ
新たな力を生み出すもの
とされてきた
そう考えると
「おにぎり」はまさに“むすひ”の象徴![]()
ただのご飯も
手で結ぶことで
“食べたいもの”に変わる✨
このことを思い出すたびに
私たちの生活にも通じることが
あるなと思う
大きすぎる目標や
やるべきことに
押しつぶされそうになったら
それを小さく「結ぶ」ことで
新しい力が生まれるかもしれない
小さなおにぎりが
あの患者さんの命をつないだように![]()
私たちも
自分に合った形で
小さく一歩を踏み出してみよう
それが
未来につながる
“むすひ”の力なのだから![]()
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