こんにちは

今回は少し趣旨を変えて

現在アメリカで浮き彫りになっている社会問題のBlack Lives Movements について留学経験を踏まえ少し書かせていただきます



このムーブメントの発端はジョージフロイドさんが白人警官により殺害された事件です

この事件の映像がSNS上にあがったことををきっかけにアメリカ内外問わず世界中で“黒人”について多くの議論が交わされています

私自信、黒人という表現は好きではありません。むしろ嫌いです。

肌の色が違うだけで中身は同じ人なのにどうしてそこに優位性をつけてしまうのか
といつも感じます。



ただ実際小さい頃は黒人に対してよくない印象があったことも事実です。

1番恐ろしいことはその理由が自分でわからないことです。

ただ先入観でそう思ってしまうということは、つまり、無意識にそう思わせてしまう”教育”があると私は感じます。




ではここからは私のアメリカでの体験について書かさせていただきます。

私はアメリカで黒人差別をこのようにまじまじと感じたことはありませんでした。

ですのでこのような事件がジョージフロイドさんの事件以外にも起こっていたと知ったときは衝撃でしたし、自分の無知さにも恥ずかしくなりました。


ですが私が経験したアメリカは

授業では昔の差別について学び、今後このようなことを繰り返さないようにとする風潮が目立っていました。

パーティーでは白人や黒人問わずみんなで楽しんでいました。

だからこそ現在にも続く人種差別を感じる機会がありませんでした。

ある先生は授業でこんな言葉を発していました。

アメリカはサラダのような国である

この言葉はアメリカではあらゆる人種やバックグラウンドを持った人がおり、その多様性がハーモニーを奏で素敵なものになるという比喩です


本当にその通りのことを経験しました。


だからこそ、こうなってしまったことがすごく悲しいです。

ただ多くの人が人種とわず、現在の状況に声を上げ行動を起こしていることも事実です。

にもかかわらず白人至上主義者であるトランプ大統領が耳を傾けようしない態度に、憤りを感じる今日この頃です。


しかし、声のあげ方に少し違和感を感じます。
いまのムーブメントに乗り暴徒化するのは正しい抗議の仕方ではありません。

どさくさに紛れさまざまなことが起こっています。

またそれも悲しいです。



いま、私たち日本人にできることは何なのだろうと考えた時にやはり、知ることであると思いました。

実際、まだ多くの日本人が黒人に対し偏見を持っていることは事実であると思います。

そんな中で知識を得ることはその偏見をなくす第一歩であるとかんがえます。

すごく難しい議論ではありますが
みなさん一度、知ることからはじめましょう。

きっとまた新たな自分の意見が生まれてくると思います。

私たちの中から人種差別をなくすことは
世界で人種差別がなくなる日の第一歩である
そう私は考えます。

長々お付き合いいただきありがとうございました。