焼却炉のちょっといい話
廃油・廃溶剤の処理について
廃油・廃溶剤は高カロリーの物が多いのでサーマルリサイクルに適しています。
温水として利用したり、熱を暖房に利用できます。
また、処理費は他の廃棄物に比べ割高ですから、自己処理するメリットは大きくなります。
液体なので密閉した状態で定量供給ができ、外気遮断投入装置などの付帯設備は不要です。
また、定量投入ができるので安定燃焼が得られ、自動運転が可能で、運転中人手が掛かりません。
さて、気に掛かる関係法規ですが、廃油処理で産業廃棄物処理施設に該当する規模は、
処理量が1日当たり1m3を超える設備です。
すなわち、1m3/日以下の処理量では届け出だけで設備が設置できます。ドラム缶5本まで
処理できます。(ただし、1年に1回のガス測定は必要です。)
さらに、廃油に含まれる灰分は通常の焼却物に比べると遙かに少なくごく僅かですので
灰の処分費も安くすみます。(但し、重金属類などを含まないこと)
当社オリジナルの廃油・廃溶剤専焼炉OS型の特徴は、
1.鋼板製水冷構造強制通風自然式ですから運転開始から終了まで安定した燃焼ができます。
2.特殊水冷ノズルで温度上昇が無い状態で炉内に投入できますので安全です。
3.定量ポンプで一定量ずつ投入しますから安定燃焼します。
4.フレームアイ、モーターバルブ、熱電対などで構成される安全燃焼保護装置で安全に運転し ます。
廃油・廃溶剤の処理費が負担になっている、サーマルリサイクルで有効利用したい事業所の方々是非ご検討ください!