誠太郎のブログ

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人はそれぞれ思い込みの中で生きていることを実感します。

自分の思い込みに気づき、日々新たな自分で生きていけたらと思います。

心に響いた記事、出来事を楽しみながらつづりたいと思っています。

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ヨーロッパの街角の市民の様子を撮影した動画を見たのですが、あることがきっかけで大合唱が始まりました。その中で聴衆の皆さんの多くが高らかに歌っているのがとても印象的でした。その歌はベートーベンの「歓喜の歌」です。
 
「歓喜の歌」の歌詞が気になりましたので調べてみました。本当に荘厳な歌詞です。第九を皆さんが堂々と高らかに歌う気持ちがわかるよな気がします。ドイツ語と日本語訳を記します。
 
ベートーヴェン作曲 交響曲第9番 第4楽章「歓喜の歌」
An die Freude
O Freunde, nicht diese Töne!
Sondern laßt uns angenehmere
anstimmen und freudenvollere.
(ベートーヴェン作詞)
Freude, schöner Götterfunken,
 Tochter aus Elysium
 Wir betreten feuertrunken.
 Himmlische, dein Heiligtum!
 Deine Zauber binden wieder,
(1803年改稿)
Was die Mode streng geteilt;
 Alle Menschen werden Brüder,
(1785年初稿:
Was der Mode Schwert geteilt;
 Bettler werden Fürstenbrüder,)
Wo dein sanfter Flügel weilt.
 Wem der große Wurf gelungen,
 Eines Freundes Freund zu sein,
 Wer ein holdes Weib errungen,
 Mische seinen Jubel ein!
 Ja, wer auch nur eine Seele
 Sein nennt auf dem Erdenrund!
 Und wer's nie gekonnt, der stehle
 Weinend sich aus diesem Bund!
 Freude trinken alle Wesen
 An den Brüsten der Natur;
 Alle Guten, alle Bösen
 Folgen ihrer Rosenspur.
 Küsse gab sie uns und Reben,
 Einen Freund, geprüft im Tod;
 Wollust ward dem Wurm gegeben,
 und der Cherub steht vor Gott.
 Froh, wie seine Sonnen fliegen
 Durch des Himmels prächt'gen Plan,
 Laufet, Brüder, eure Bahn,
 Freudig, wie ein Held zum Siegen.
 Seid umschlungen, Millionen!
 Diesen Kuß der ganzen Welt!
 Brüder, über'm Sternenzelt
 Muß ein lieber Vater wohnen.
 Ihr stürzt nieder, Millionen?
 Ahnest du den Schöpfer, Welt?
 Such' ihn über'm Sternenzelt!
 Über Sternen muß er wohnen.
・・・・・・・・・・
「歓喜に寄せて」
おお友よ、このような旋律ではない!
もっと心地よいものを歌おうではないか
もっと喜びに満ち溢れるものを
(ベートーヴェン作詞)
 歓喜よ、神々の麗しき霊感よ
天上楽園の乙女よ
我々は火のように酔いしれて
崇高な汝(歓喜)の聖所に入る
汝が魔力は再び結び合わせる
(1803年改稿)
 時流が強く切り離したものを
 すべての人々は兄弟となる
(1785年初稿:
時流の刀が切り離したものを
物乞いらは君主らの兄弟となる)
 汝の柔らかな翼が留まる所で
 ひとりの友の友となるという
大きな成功を勝ち取った者
 心優しき妻を得た者は
彼の歓声に声を合わせよ
 そうだ、地上にただ一人だけでも
心を分かち合う魂があると言える者も歓呼せよ
 そしてそれがどうしてもできなかった者は
 この輪から泣く泣く立ち去るがよい
 すべての存在は
自然の乳房から歓喜を飲み
 すべての善人もすべての悪人も
薔薇の路をたどる
自然は口づけと葡萄酒と 
 死の試練を受けた友を与えてくれた
快楽は虫けらのような者にも与えられ
智天使ケルビムは神の前に立つ
神の壮麗な計画により
太陽が喜ばしく天空を駆け巡るように
兄弟よ、自らの道を進め
英雄のように喜ばしく勝利を目指せ
抱き合おう、諸人(もろびと)よ!
この口づけを全世界に!
 兄弟よ、この星空の上に
愛する父がおられるのだ
 ひざまずくか、諸人よ?
 創造主を感じるか、世界よ
星空の上に神を求めよ
星の彼方に必ず神は住みたもう
・・・・・・・・・・・
とても荘厳な歌詞です!
ラウラ・ブレタンという女の子を御存知ですか?
 
彼女は天使の歌声と言っていいほどの素晴らしい歌い手なのです。私は「America s Got Talent 」とうアメリカの有名なオーディション番組で初めて彼女を知ったのですが、初めて彼女の歌声に触れた時は感動しました。13歳という彼女の細い身体から生み出される感動と迫力を伴ったその歌声に身体が素直に反応していました。
 
彼女の歌は何度繰り返し聞いてもその都度感動させられます。魂を振るわされるという感じなのです。
 
私はパワーが落ちているなと思った時に彼女からエネルギーをもらっています。彼女の歌を聴いていると人の持つの素晴らしい可能性を感じさせてくれますよ!
昨日は節分でしたね。節分は、ウィキペディアによると「節分は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。 節分とは「季節を分ける」ことも意味している。 江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。 」とあります。
 
そして今日は立春。同じくウィキペディアによると、「立春は、二十四節気の第1。正月節(旧暦12月後半から1月前半)。現在広まっている定気法では太陽黄経が315度のときで2月4日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。」と書かれています。
 
そっか、二十四節気の第1でもあるのですね。二十四節気はなんとなく知ってても、このことはまったく意識していなかったです(^^ゞ
 
ということで今日は立春。暦の上ではもう春ですね。ここ大坂は天気も良く春らしい日になっています。暦の上では春とはいえまだまだ寒い日は続きますよね。ただ節目を超え本格的な春に近づいていることは間違いありません。近づく本番の春を感じながら日々の暮らしの中に驚きや喜びを発見していきたいです(^-^)