お待たせしました ミンジの看病のため賢明に

尽くす母親そして妻のゲファ もうめいいっぱいの愛情が止まらない

ミヌ ゲファはいよいよSJの練習に差し入れに向かいますが

ついにミヌは.... ぜひご注目ください









Dear My Sweetheart
★第107話★






次の日朝からゲファはミヌの愛情弁当と子供達の食事を用意して

イェウナに食事をさせているとゲファはふと時計をみると

ミヌを起こさないといけない時間になっていた


ゲファはイェウナににっこりして言った

『イェウナアッパを起こしてくるからね』


そういうとイェウナは小さな声で

『はいオンマ』

と答えた


ゲファはにっこりしながら階段をあがり

寝室へいくとミヌが丸くなって布団を

被っていたので耳元でささやいた

『チャギャア...時間だわ そろそろ起きないと』


するとミヌの耳がぴくりとしてもぞもぞと

動きながら顔を目までだしてうっすらと目を開けて言った

『ゲファ...あと10分このままで』

というと布団を再び被ってもぐってしまった


ゲファはもうという顔をして被っている布団をすこしゆすって言った

『あと30分でテグさん迎えに来るわ 』


するとミヌは布団の中から言った

『待たせておけばいい... あと少しこのまま...』


ゲファはすこし笑みをうかべるとわざと困ったように言った

『そう、それは残念だわ 今日は時間がないから

おはようのキスはカットということでいいわね

じゃあ適当におりてきて』


ゲファはそういってドアに向かって歩き始めると

するとミヌはガバッとおきてベッドから飛び降り

ばたばたとゲファの腕をつかんでぐいぐいと

ベッドまで戻って座るとゲファを横に座らせすこし睨んで言った

『どうしてちょっとの寝坊ごときでそんなことを言うんだ?』


ゲファは笑いをこらえて言った

『だってまだ寝ていたいんでしょ じゃあどこか時間を

削らなきゃいけないわ 今日もスケジュールが詰まってるし

ほら、イェウナの支度もしなくちゃいけないから』


ゲファはそう言って立ち上がろうとすると

ミヌはまたぐいと腕をひっぱって抱き寄せて言った

『全く朝からいじわるな奥様だ』

そういうとゲファにキスをした

ゲファはキスをしながらすこし微笑んだ


キスが終わるとゲファはにっこり言った

『おはようチャギャア やっと起きてくれたわね』


ミヌはすこし目を細めて言った

『ああ、すっかり目が覚めた 大事な時間を

維持しないとな』


ゲファはにっこりしてミヌの頬にキスをすると立ち上がって言った

『ものわかりがいい旦那様 あと25分しかないから急いで

支度してね コーヒーは入れておくから』


そういうと部屋をでていった

ミヌはふうとため息をついてすこし膨れて言った

『ったく だんだんゲファのペースに引き込まれるな』

そういうと大きなあくびをして両手をあげ伸びをすると

『でもああいうゲファもたまらないんだよな 可愛いんだ

惚れた弱みだな....さてスターは今日も家族のために働きますか』

ようやく立ち上がってドレスルームへ向かった




.......ゲファへのベタ惚れは全く変わらないようだ





ゲファはイェウナの支度をさせようやくおりてきたミヌに

コーヒーを差し出して言った

『チャギャア あと10分もないわ なにか食べる?』


ミヌがコーヒーを受け取りながら言った

『いい いらない そういえば今日イトゥクへ届けるんだろ、差し入れ』


ゲファはにっこりしてミヌのコーヒーを注ぎたすと言った

『ええ、夕方5時過ぎに行く予定よ 』


ミヌはうなずきながら言った

『本当はオレも行きたいけど無理そうだから イトゥクやソンミンに

宜しく伝えて』

ゲファはにっこりうなずいた


すると玄関のチャイムが鳴った テグが到着したらしい

ミヌはちらりと時計をみて言った

『めずらしい のろまなテグがジャストタイムだ 』


ゲファはイェウナに帽子をかぶせて言った

『さっイェウナ今日もがんばろうね』

するとイェウナはうんうんとうなずいた


そしてイェウナがぱたぱた玄関にいくとテグがはいってきて

イェウナを見て言った

『イェウナーおはよう 元気にしてた?』


イェウナはうんうんとうなずいた

テグはミヌがあるいてくるのを見て言った

『ミヌーーおはよう!』


するとミヌが不機嫌そうにテグをみて言った

『めずらしい いつも遅れるくせに』


テグはにっこりして言った

『たまには時間通りに来ないとね』


ミヌはテグに蹴りをいれて言った

『たまにじゃなくていつも時間通りに

くるのが運転手だろ おまえそろそろ

もっとしっかりしろよ 』


テグは苦笑いしながら言った

『わかった わかったミヌ さっはやく

行かないと遅刻だから』


ゲファがお弁当の袋をもってぱたぱたやってきた

『テグさんいつもすいません これお弁当』


テグはにっこり受け取るとちらっとミヌをみて

『ミヌ早く来いよ、さあお姫様先に行こう』


そういうとイェウナと手をつなぎ玄関を出た


ミヌはそんなテグを見届けてゲファににっこりして見つめると

ゲファは はいはいというようにミヌをポンポンと

軽くハグをしてにっこりして言った

『いってらっしゃい 今日も頑張ってチャギャア』


するとえっと納得いかないミヌは言った

『それだけか?ここは一日離れ離れになる

二人が名残惜しそうに...』


とミヌが言うのをゲファはミヌをくるりと後ろにむかせて

背中をポンポンと軽く叩いて言った

『名残惜しいんだけど今日は時間がないから

また次回ね ブラットピットみたいに

カッコイイ俳優はは朝から愚痴らないわよ

早く帰ってきてねチャギャア』


ミヌは目を丸くしてちらっとゲファを見て言った

『ブ、ブラピ?』

ゲファは大きく大きくうなずいた


するとちょっと照れくさそうにニヤリとすると咳払いをして言った

『OK じゃ行ってくる』


ミヌはサングラスをかけてゲファに二本指で手をあげると

ようやく出かけて行った


ゲファはふうとため息をついてクスッと笑った

『ようやく出かけたわ...とっさに出たけど

これからはブラピに例えればいいわね 全然似てないけど

あっそうそうミンジの朝食』


ゲファはぱたぱたとキッチンへ戻って行った



ミンジに野菜スープとパンを持っていって

朝食を食べさせ薬を飲ませると

ミンジはまた眠りについた


ゲファはそれから部屋の掃除をはじめ

午後一番から差し入れを作り始めた

買ってきたランチボックスを15個組み立てた

キンパを中身をかえて3種類ほど20本ほど作り

またいくつかおかずを用意して

フルーツは3種類ほど細かく切り

それぞれをランチボックスに詰めていった


ゲファはにっこりしながら言った

『よし、できたわ ランチボックスは

小さく食べやすく切ってよかったわ』

そういいながらそれぞれをランチボックスに詰めて

無事に出来上がった


そして2時間もすると完璧なランチボックスが15個できた

また大きめな箱に他のスタッフようにキンパとサンドウィッチ

を10人前ほど用意ができた


ゲファはミンジの部屋にいくとミンジはすうすう寝ていた

そっとミンジのおでこにゲファは手をあてると

『熱も下がってるわね よかったわ』


そうつぶやくとミンジが目を覚ました

『ミンジヤ、具合はどう?』


ゲファがミンジにそういうとミンジは少し笑って言った

『オンマ、とても楽になってきたわ これから行くの?』


ゲファはうなずいて言った

『これから行ってくるわ ちょっとお留守番しててね

帰りにアイスクリームを買ってくるから』


ミンジはもぞもぞしながらベッドの端からそれを取って

ゲファに渡して言った

『オンマ、イトゥクオッパにこのカードを渡してほしいの』


ゲファは微笑んで受取り言った

『わかった ミンジヤちゃんと渡してくるから

行ってくるわね 』


ミンジはうんうんとうなずいた


ゲファは子供部屋からでると1階におりて

迎えに来たテグに差し入れをいれた大きな袋を

2つ渡して家をでて車に乗り込んだ


車に乗り込むとゲファはテグに言った

『テグさん差し入れの飲み物』


テグはVサインをだして言った

『うん言われたとおり買ってきたよ

冷えたミネラルウォーターが1ケース

あとフレッシュジュースが1ケース』


『ありがとうテグさん』

ゲファは微笑んで言った



車はカンナムのDスタジオにむかった

渋滞していると思っていたが比較的すいすいと

15分ほどで着いてしまった


ゲファはイトゥクのマネージャーに連絡を入れたが

携帯がでなかったので首をかしげて言った

『5時の約束だけど少し早く着いたから

待つしかないわね』


テグは運転席からきょろきょろしていたが

『まだワゴン車もきてないからメンバーもきてないじゃない

ゲファさんちょっと中で聞いてくるよ』


『そうしてくれる?テグさん』

ゲファが答えるとテグは手をあげてドアをあけて車からおりると

スタジオに入って行った


ゲファはもってきた大きな袋をのぞきこんで

『大丈夫よね 数もちゃんとあるし』


ゲファはそう言うと車の窓からスタジオの入口を見ていると

テグが小走りで戻ってきた


テグは後方のドアをあけてゲファに言った

『とりあえず中に運んでくださいって受付の人が言ってたよゲファさん』


ゲファはうなずいて車から降りると

テグは台車を借りて飲み物と差し入れを載せて

二人はスタジオの中に入った


受付の女性が言った

『5番スタジオになります ご案内します』


ゲファとテグは案内されてスタジオに入ると

女性は言った

『こちらでお待ちください 少し遅れてくるようです』


『ありがとうございます』

ゲファは軽くお辞儀をすると差し入れの入った袋と飲み物のケースを

置いて椅子にすわってテグに言った

『テグさんここでしばらくまってるから』


テグはうなずいて言った

『車にいるからゲファさん』

テグはそういうと部屋をでた






ちょうどその頃思いのほか順調に撮影が進み

休憩をしているミヌにユンPDが近寄って言った

『ミヌさん...実はミヌさんのシーンがこの後

撮影できなくなりまして』


ミヌはうんというように台本を取り出し

パラパラとめくって言った

『ユンPDどういうこと 台本差し替え?』


ユンPDは申し訳なさそうに言った

『いえ、台本は問題ないのですが

実は出来上がっているセットに

手違いが一部あって作家先生が

どうしても作りなおしてほしいと

それで急遽この後他のシーンを

先に撮ることが決まりまして

ミヌさん!すみません セットは今夜

夜通しで明日までに完成させるんで

上がっていただいて大丈夫です

ただ明日の午後入りを変更して7時に

こちらに来ていただきたくて

本当にすみません!』


ミヌは一瞬朝早く来ることに嫌気がさしたが

うんとすぐに考えてリュウに言った

『ヒョン、いま何時?』


リュウは時計を見て言った

『16時すぎたとこだけど』


ミヌはがばっと立ち上がってユンPDに言った

『OK 明日朝一番から再開了解!お疲れ様

ヒョン急ごう 間に合わない』


そういうとミヌは駆け出した

リュウはあわてて化粧箱をまとめると

きょとんとしているユンPDににっこりして

『お、おいミヌ! じゃあ明日7時入りでよろしくお願いします』


そういうとミヌの後を追っていった。

リュウが控え室に入る頃はミヌはメイクを落としているところで

着替えも終わっていてまさに早業状態だった


リュウはあわててミヌのヘアスタイルを直しながらいった

『ミヌどうした どこか行くのか』


ミヌは携帯をかけて耳に当てて言った

『今日ゲファがSJに差し入れいれるために向かっている頃だから

俺も顔出したいと思ってさ たしかDスタジオだと思ったけど

なんだよゲファまたでやしない!』


リュウはミヌのヘアスタイルをまとめ終わると

あたりを整えてミヌにOKサインをだすと

二人は早歩きで駐車場へ向かった


ミヌは歩きながらテグに連絡をいれた

10コールしてもテグもでない

ミヌはイライラしながら言った

『テグもでやしない!どうなってるんだ』

とさらに携帯を鳴らし続けた


その時テグは車で爆睡中だった

ようやく気がついたテグはねぼけながら携帯を取ると

ミヌの大声が聞こえてきた

『テグ?オレだ いまどこだ!なんですぐ出ないんだ!えっ?

スタジオの駐車場?寝てた?ゲファは?

えっスタジオで待ってるのか 場所って

Dスタジオだな!わかった オレもすぐこれからすぐ向かうから

多分15分位で行けるから ゲファに伝えといてくれ』


そう言って切るとリュウに言った

『ヒョン超特急でカンナムDスタだ あっスタバあったら

立ち寄って』


リュウはうなずいて言った

『了解』


携帯を切ったテグはゲファに連絡を入れるがでないので

もう一度かけようとしたがあまりに眠くて携帯を

にぎりしめたまま再びそのまま眠ってしまった








ゲファはその広々とした鏡張りのスタジオを見回した

スタジオの中央の壁には今回のコンサートの

おおきなポスターが貼られていた


ゲファは端から端を見回して

ふーんこういうところで練習するのね

と心でつぶやきながらふとあるものが床に

あったのをゲファは気づいた

モップが入ったバケツだった


ゲファはちらちらとそのモップを見つめた

そしてあたりもきょろきょろと見回した

まだ誰も来る気配がない


床をよくよく見回すとどうやら掃除が

完全に終わっていないようだった

ゲファはどうしてもそのモップが気になって仕方がなかった


しばらく考えてふうとため息をついてつぶやいた

『そうね、きちんと掃除をしないと練習もできないわ』

ゲファはそう言ってたちあがると

そのモップをもって床の掃除をはじめた


ゲファはついついこの床磨きがとても

久しぶりの感覚で機嫌がよくなりふんふんと

つい鼻歌をうたいながらかけていた


そして20分ほどで端から恥まで

ぴかぴかになった床を見てにっこりして言った

『やはり元ハウスキーパーの意地にかけて

綺麗になったわ』


そう言ってふと壁を見上げるとSJの大きなポスターを

見上げてじっと見つめた

メンバーがずらりとならんでいるのをゲファは

モップを両手でもちながらじっと見つめて

『SJね...あれがイトゥクさん、ああソンミンさんね

あとはあの背が高くて中央にいる人は・・』


するといつのまに後ろにいたのか背後でぼそっと言った

『まあ今回のポスターはいい仕上がりかな

おばさん 掃除終わりました?』


ゲファははっとして後ろをうりむくと帽子を深くかぶり

サングラスをかけたすらりと背の高い男性が立っていた


ゲファはおばさんと呼ばれたことに少しかちんときて

モップを持って声を挙げて言った

『あなた!何勝手に入ってきたの?

ここは関係者以外入室は禁止です』


すると男性はうんと首をかしげてあたりをキョロキョロと

見回して両手を広げて言った

『もしかしたら俺の事いってます?』


ゲファは言い方が馬鹿にされてるような気がしてさらにムッとして言った

『あなたのことです!さあでていってください』

そういうとモップをその男性におしつけてぐいぐいと

押し出した 男性はびっくりして後ずさりして

足をからめてすとんと尻もちをついてあっけにとられた


ゲファはモップをビシッとその男性の鼻先まで近づけて言った

『あなた誰?早くでていってください!』


すると男性はモップをはらってゲファを見つめながら言った

『ここで仕事があるんですよ』


ゲファははっとして言った

『掃除をやりかけてた人ね!今日は練習があるんだから

早く終らせなきゃだめでしょ!』


すると男性は少しふてくされて言った

『それはおばさんの仕事でしょ』


するとゲファはさらにかちんときてモップをちかづけると

『あなた、おばさんおばさんってちゃんと私には名前があるの!』


男性は後ずさりしてようやく立ち上がってモップを手でつかんで

『俺の事知らないの?おばさん それはないよなあ』


ゲファはさらに熱くなって言った

『知るわけないでしょ!ちょっとなにつかんでるの?

全く早く出て行きなさい』


すると男性はなだめながら言った

『おばさんあぶないからモップは』


モップをお互い端どうしつかみあって取り合いになった

2人はお互いモップを取り合っていたがゲファがぱっと手をはなすと

その反動で男性はまたしりもちをついてゴンと頭を打ってしまった


すると背後から声がした

『あれ?ゲファさん うん?シウォン何やってるんだ?』


ゲファははっと振り向くとイトゥクとソンミンが入ってきていた

『ああ、イトゥクさんなんか掃除の係員がちゃんと掃除してなくて』


イトゥクはシウォンのそばに寄ってしばらく動かなかったその男性に

『いえいえこれはうちのメンバーのシウォンですよ おい、シウォン

大丈夫か?』


シウォンはようやく顔をあげサングラスをとってゲファを見た


ゲファはえっというようにその顔と後ろをふりむいて

大きなポスターの中央を見た


ポスターのセンターに颯爽と写っている男性は

そこでゲファをやや睨んでいるその人だった


まさか.....そんなバカな.....

ゲファはポスターと本人を交互に見て

真っ赤になってうつむいてしまった








途中でスタバによってテイクアウトで

20杯のコーヒーを車に載せて

5分ほど走るとDスタジオが見えてきた


リュウがテグの車に横付けするとミヌの光景に

ぐうぐうと寝ているテグが入ってくると

はあとため息をついてミヌはコーヒーを持ちながら

ふんといって車をおりてテグが乗っている

ドアをあけて

『テーグ!!起きろーー!』

と怒鳴るとびくんとしてテグが起きてミヌをみて目を丸くした

『わあミヌ!!どうしたの?はやいね』


ミヌはさらに大声で言った

『ゲファはどこにいるんだ!!』


テグは片手を広げて言った

『5番に...』


するとミヌは睨んで言った

『みんなにコーヒー買ったからもってこい』


そういうと早足で中へ入っていった


ミヌは中にはいると態度をガラリと変え

サングラスをとって受付の女性に

にっこりして言った

『どうも SJの陣中見舞いです』


女性はソンミヌと分かりにっこりして言った

『まあソンミヌさん!ご案内します』


ミヌはにっこりして軽く会釈して後についていった

そしてさらに後からはコーヒーが入った大袋を

両手で抱えているテグとリュウが続いた








ゲファは両手で口をおさえて眼を丸くして言った

『どうしましょう!ごめんなさい!すっかり勘違いをしてしまって

掃除がやりかけだったんでついついその人だと思って』


『つぅ...痛いな...おばさんが勝手に勘違いしたんでしょ』

シウォンと呼ばれたその男性はすこしゲファを睨んで言った


ゲファが駆け寄って頭をさげて言った

『ごめんなさい!まさかそんな..

本当にごめんなさい大丈夫ですか?』


イトゥクはくすくす笑いながら言った

『シウォン大丈夫だろ、挨拶して 俳優のソンミヌさんの奥さんでゲファさんだ

ミヌさんのマネージャーもやってる 今日はわざわざ差し入れを

持ってきてくれたんだ そうですよね ゲファさん』


シウォンは帽子をとって髪の毛を整えると少し不機嫌そうに手をだして言った

『はじめまして、シウォンです』

ゲファはいきなり手をだされたのでおずおずと手をだすと


シウォンはぐいと自分の顔にゲファを引き寄せて言った

『どうぞよろしく、今後この顔を忘れないでください』


するとゲファはまじまじとシウォンをみてポッと顔を赤くして固まってしまいながら

『は、はい本当にごめんなさい』


するとシウォンはゲファの手を握ったままゲファと一緒に立ち上がり

ゲファをみてニコッと微笑んでゲファの手に軽くキスをした瞬間


えっとゲファが驚いてポット赤くなった瞬間


やはりドアが開いて入ってきたミヌの目に逃さずその光景が入ってきた

そしてミヌはバシャっと持っていたコーヒーを落として言った

『ゲファ!』


そんな声に一斉にみんなが振り向いた



ゲファはあぁとばつが悪そうに一瞬血の気が引いて

青くなりうつむいた







>>>続く







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皆様大変ご無沙汰しております 大変長く

お待ち頂き感謝いたします だいぶ時が止まってしまって

おりましたがまた少しずつ進んでいきますのでどうぞ

見守っていただければ幸いです さてお話はミンジが

雨に打たれて肺炎になってしまったところから

はじまります すこし丁寧にかきましてまた文字数が

多くなりましたのでゆっくりお読みください


ミヌの父親としての自覚とゲファの小さな決意をご覧下さい









Dear My Sweetheart
★第106話★







明け方ゲファはふと目を覚まして時計を見ると4時半だった


ゲファはそっとミヌの腕の中からするりとぬけて

ベッドをでると子供部屋へ向かった


子供部屋に入りまずイェウナを見るとすうすうとぐっすり寝ていた

そしてミンジが寝ているベッドに行ってミンジのおでこをさわると

だいぶ熱も下がっていたのでほっとしながらしばらく様子を

見ていたがミンジも安定しているようだったので

部屋をでて、そのままキッチンへむかった



ゲファは朝食の仕度とミヌのランチのお弁当の仕度をはじめた

だいぶ用意ができるとゲファは少し手をとめて考えていたが

ふうと深呼吸するとまた手を動かし始めた


今日はさすがにミンジの面倒を見る為に家にいたかったが

ミヌのスケジュールをかんがえるとそうもいかないようだった


ドラマとL電子の撮影が両立状態となりまたいくつか

雑誌のインタビューもはいっていた


しかしゲファは今ある問題を夫であるミヌときちんと話して

解決をしなければならないと思った

ゲファはにっこりしてぼそっと言った

『そうね、きちんと話をして解決しないと・・・』


『そうだ!なんでも一人でかかえこまない』

ゲファの後ろで声がしたふりむくとミヌが腕を組んで立っていた

『チャギャア・・・えっもう起きたの?まだ6時よ』


ゲファは目を丸くしながらミヌを見て言った


ミヌは少し面白くなさそうな顔をしながらゲファのそばにやってきた

そしてゲファの顔に自分の顔を近づけてじっと見ながら言った

『最近はいつもするすると朝は逃げられちゃうからな

ミンジの具合を見て下に降りてきてみれば奥様は・・・

また一人でこそこそ悩んでるみたいだし』


ミヌはそういうとゲファにかるくキスをした


ゲファはもうというようにミヌを上目でみながら言った

『もう!チャギャアったらすぐどこでもかまわないんだから』


ミヌは不思議そうな顔をして言った

『奥様?ここはどこです?オレの家だろ?なんで

オレの家で奥様にキスしちゃいけないんだ?』

ゲファが首を振りながら何か言おうとするとミヌは両手でゲファの

あごをそっと自分の方へあげると ゲファはぴたりと

動かずミヌを見つめた


ミヌはにっこりして言った

『そうそうすっかり出遅れたけど朝の日課を忘れてたな』


ミヌはそういうとゲファにゆっくりキスをした

いつも通りやや長いキスあとミヌは言った

『それで奥様がかかえている悩みはなんなんだ?』


ゲファはすこしトロンとした目をはっとさせてコホンと

咳払いをして言った

『それは...ミンジのことなんだけど今日できれば…』

するとミヌはにっこりして言った

『奥様、今週は家で子供達のオンマをやってくれ

オレの方は大丈夫だから』


ゲファはえっというように目を丸くしてミヌを見た

『チャギャア、今週はなかなかそうもいかないと思ってたの』


ミヌはぶんぶん首を振って言った

『ゲファ、確かに500mは離れるけどミンジのそばにいてやってくれ

元気になるまでオンマをしてくれ こっちはなにかあれば連絡する』


ゲファは困ったように思い出しながら

『だって、今週はドラマの撮影の合間に雑誌Cのインタビューと...そう

グラビア撮影、それからL電子のCM撮りもあって衣装合わせもあるし...』


ミヌはそんなゲファが愛らしくてグイとゲファの腕をひきよせ

そっと抱き寄せた


『チャギャア...どうしたの』

ふいうちされたゲファは一瞬固まったがミヌの

熱い抱擁に身を任せた


ミヌは抱きながら言った

『ゲファ...すっかりオレのマネージャーだな

でも大丈夫だから、ゲファはマネージャーもできるけど

ゲファにしかできないこともある

それは子供達のオンマだ だから

オレの仕事は大丈夫だから』


ゲファはミヌの以外な言葉にびっくりしたがやはり子供を思っての

ミヌのやさしい心にとても嬉しくなった

『ありがとう チャギャア すごく子供達の事を思ってくれて嬉しいわ』


ミヌはゲファから離れると両手をゲファの肩においてにっこりしながら言った

『父親としては当然だ!それに子供達のことは決して

ほったらかしにはできない 今回の事で本当に

わかったから そうだな、愛妻弁当はいつもどおり期待してるから』


ゲファは軽くうんうんとうなずいて言った

『もちろんだわ 期待してて あっそれからチャギャア』


ミヌはゲファがいれたコーヒーをカップに注いでテーブルに座りながら言った

『どうしたゲファ』


『明日SJ 皆さんの練習に差し入れに行くの ミンジが行きたいって

言ってるんだけど土曜日はコンサートでしょ だから

明日は我慢しなさいって言ったんだけど』


ミヌはコーヒーをゴクリとのみながら言った

『そうか今週SJのコンサートだったな オレのスケジュールってどうなってた』


ゲファははっとして言って

『待っててちょっとスケジュール帳持ってくるわ』


そういうとゲファはキッチンをでると2階へあがり寝室へ入り

かばんから手帳を取ってパタパタとまたキッチンに戻ってきて

手帳をぺらぺらとめくりながら言った

『前の日が夜のシーンの撮りだからおそらく午前中まで続く予定だけど

午後はいまのところあいているわ』


ミヌは腕を組みながら少し上を見上げて言った

『いまのところ行けそうなんだな そうだ!ゲファ

コンサート会場にソンミヌで花輪送っておいて』

ゲファはああというように手帳に書きながら言った

『わかったわ、場所と時間はSMのマネージャーさんに

聞けばいいわね』


ミヌはコーヒーを飲みながら言った

『ミンジ熱がさがればいいんだけどな 明日はゲファだけで

届けてくれば?コンサートは行かせてやるようにして』


ゲファはうなずきながら言った

『わかったわ よく話してきかせるわ

ミンジもそうだけどチャギャアのスケジュールが

かなりパンパンだからそうでなくても

ドラマの撮りとL電子の撮影が入っているし』


ミヌはにっこりして言った

『大丈夫だ、ヒョンもいるしテグもいないよりは

ましだからな それになにかあれば連絡するから』


ゲファは手帳をみながら言った

『今週は水曜以降がL電子の撮影と雑誌のインタビューがあるし

木曜、金曜と撮影が深夜にかかってるから結構ハードだと

思うの だから...』


ミヌは手をあげて言った

『大丈夫だ 奥様地方じゃないしなにかあれば

遠慮なく呼ぶから』


ゲファはそういうミヌににっこりして言った

『チャギャア家族に理解ある俳優って感じだわ』


ミヌは深くうなずきながら言った

『まあこれもすべて奥様とかわいい子供達のためだ

まあ数か月前のオレには考えられなかったけどな』

そういうミヌとゲファはお互い見ながらくすくすと笑った



そして時間が過ぎ約束していた時間にテグがやや遅れて迎えにきた

玄関に来てミヌは小走りにやってくるテグを見ると


イェウナににっこりして言った

『イェウナ、のろまなテグアジュシがやっときたぞ

遅いって言ってやれ テグなにやってんだ』


テグは苦笑いでミヌに言った

『ごめんごめんミヌ、ちょっと渋滞だったんだ』


ミヌはふんというように睨みながらちらちらと

ゲファがやってくるのを見てミヌは顎で

テグにジェスチャーするとテグはあーとうなずきながら

『ゲファさんおはよう お弁当あれば受け取るよ

ミンジどう具合は?』


ゲファはにっこりして言った

『テグさんだいぶ落ち着いてるわ それで今日はミンジを家で

見ることになったのでよろしくお願いしますね』

といいながら愛情弁当をテグにわたすと

テグは受け取ってからイェウナの手をつないで

『ゲファさん了解 よしイェウナでかけようか

先行ってるからミヌヤ』

とテグはイェウナと先に家をでて車に向かった


ゲファはにこにこイェウナを見送ると

ミヌがゲファの正面にたってにっこりした

『奥様じゃあ行ってくるから』

とミヌが言うとゲファは微笑んでミヌの襟元をなおして

『いってらっしゃい 旦那様』

といった


だがミヌはそれを聞かずにゲファを抱き寄せた


ゲファはもうというように言った

『ほらほらテグさん待ってるから』


ミヌはしっかり抱きながら言った

『あと、20秒...動かないで』


ゲファはそんな一言にすっかり負けて自分もしっかりミヌを

抱き締めて言った

『だから一緒に行くっていったのに』


するとミヌはちいさく首を振って言った

『いいんだ 今日ゲファと一緒に行かないから

こうやることができるんだ』


するとそんな言葉にゲファはポットして心では

愛されている嬉しさを感じながらうなずいて言った

『たまには...いいかもしれないわね』


するとミヌそっとはなれてゲファを見つめて言った

『まあ今週だけだけどな 早く帰るようにするから』


そういうとミヌはゲファにキスをした


ゲファはすこしうつむきながら言った

『私も離れたくないけど 今日も頑張ってお仕事

お願いしますね ソンミヌ氏』


ミヌはうなずいて手をあげて言った

『なるべく一発できめて帰ってくるから

子供達と待っててくれ』


そういうとミヌはようやくでかけて行った


ミヌがでかけるとゲファはミヌの後姿を見送りながら

しばらくぼっとして立っていたがはっとしてキッチンへ戻り

おかゆを温めてリンゴもあわせて持って

ミンジの部屋に行って朝食を食べさせた


ミンジはおかゆをもぐもぐ食べながら言った

『オンマ、アジュシについていなくていいの?』


ゲファはリンゴをむきながらにっこりして言った

『大丈夫だから心配しないの 俳優アッパは


大事な姫の面倒を見てくださいって』

ゲファはそういうとミンジにリンゴを渡した


ミンジはすこし微笑みながらリンゴをさくさくと食べて言った

『オンマありがとう 安静にして土曜日のコンサートまでに

絶対治すから』


ゲファはうなずいて言った

『そうよ、しっかり治さないとね このあとちょっと

買い物にいってくるから すぐに戻るわ

じゃあ薬を飲んで安静にね』


ミンジはうんうんとうなずいて薬を飲みベッドに横になった

ゲファはしばらくミンジの顔をみてだいぶ顔色のいい

ミンジの寝顔に少し微笑んで部屋をでた


ゲファはそれから久しぶりに一人で大型スーパーに行って

明日のSJの差し入れのためにいろいろと買い込み


約1時間で家に戻ると家のいたるところの掃除を

はじめた そしてトレーニングルームにはいると

掃除機をかけながらふと天使の洋服が詰まった段ボールを見た


ゲファは手をとめてその箱の一つをそっとあけると

小さな靴が3足とちいさな洋服がきっちり詰まっていたのを見た

ゲファは小さな靴を手に取るとくすくすと笑いながらつぶやいた

『全くどんな顔してこんなかわいいものを買ったのかしら

それに選ぶセンスは抜群なのよね チャギャアったら』


そしてその靴や服を見ながらふうとため息をついて

ゲファは思った

『本当に困ったわ でもチャギャアのためにも子供考えないと』


ゲファはもっていた靴や服をしまうとにこっとしながら

その箱をぽんとたたいてまた掃除機をかけながら

部屋をでた


そのころ撮影所ではミヌはほとんどのシーンを一発で

演技を決めていった


監督がやや驚いたように言った

『いやあ、ミヌなかなかいい目つきだな 今日は一発合格が

多いけどなにかあったか』


するとミヌはにやっと笑って監督に答えた

『ええ、監督 やはり目標があるということは自分自身

努力するものですね』


すると監督はほおと言う顔をして言った

『演技派俳優はすこし磨きがかかったかな よし次のシーン行こう』


ミヌはうなずいてにこっと笑い手をあげた

それから撮影はミヌの気合いと気迫の演技で

まわりから拍手がでるほど順調にすすみ

予定の撮りが思いのほか早く終った


ユンPDは監督と少し話していたがにこっと笑って

大声で言った

『皆さん!お疲れ様でした 今日は追加の撮りはありません

お疲れ様でした』


みんな歓声があがって拍手があちこちで聞こえた


ミヌはそれをきくとガッツポーズをしてテグに言った

『よしテグ急いでかえるぞ 』

とその場から去ろうとすると

M先輩に呼び止められて言った

『ミヌヤ 今日は早く終ったんだから どうだ久しぶりに一杯』


するとミヌは残念そうな顔をして言った

『先輩すみません 娘が熱をだしてて早く帰らないと

行けなくて』


するとMはああとうなずいて言った

『そっか じゃあまた娘さんが元気な時でもな』


ミヌはにこっとして手をあげたが一瞬立ち止まり首をかしげた

うん?しかしこの数か月でだいぶオレも変わったな...と心でつぶやき

にっこりして足早に控室へ向かって行った



リュウとテグはそんなミヌをおいかけてた

ミヌはそんなリュウをみて歩きながら言った

『ヒョン今何時?』


リュウは腕時計を見ながら言った

『4時半だけどしかしずいぶん早く終ったよ』


控室にもどるとミヌは衣装をさっさとぬいでメイクを

落としながら言った

『ミンジが早く元気になれる食べ物なにかないかな』


リュウはミヌの髪の毛をなおしながら言った

『そうだな...そうだ、新聞に載っていたが

最近ソンルンにある薬膳料理のたしか....

そう、ゴメホームというレストランが

健康を考えるレストランで話題になってたな』


ミヌはそれを聞くとつぶやくように言った

『ゴメホーム、ゴメホームああ、あのレストランか

一度MBSの部長と一緒に行ったことがある

ああ、あの店長か テグ!ゴメホームの連絡先調べて』


それからミヌは携帯を取り出して

『ああ、ゲファ?撮影が思う以上に早く今終わった

ミンジは具合はどう?』


ゲファはちょうどイェウナを迎えに行って車を

車庫にとめたところだった

『チャギャア もう終わったの?ミンジはだいぶ落ち着いてるわ

熱も少し下がってきたの 今イェウナを迎えに行って

戻ってきたところだわ やだじゃあ早く帰るわね

夕食の仕度もこれからなの』


ミヌはにっこりしながら言った

『ちょっと買い物して帰るから また連絡するから 後で』


すっかり着替え終わったミヌは車に飛び乗り

車はカンナムのやや渋滞の道路を走っていた


ミヌはテグからもらったメモの番号を携帯でかけると

『ああ、店長だしてくれます?ああ店長? 前に

伺ったソンミヌです ええ俳優の 実はちょっと

相談があるんですが...』


ミヌはしばらく話しているとにっこりして言った

『すみません 感謝します 今度はみんなで

伺いますから ええありがとう』


ミヌは携帯を切るとテグに声をかけた

『テグ現代で買い物の後ゴメホームだ』


テグは手をあげて言った

『了解ミヌー』


リュウはくすくす笑って言った

『さすが国民的スターソンミヌだな

口説き落としたのか 昔から得意だったからな』


ミヌはふっと笑って言った

『ヒョン変なこといわないでよ オレは奥様しか

口説き落さないから』


そういいながら現代百貨店につくと

ミヌはサングラスと帽子をかぶり車を降りると

地下の食品売場を通り抜けフルーツ売場にたどりつくと

あたりを見回し店員に言った


『ビタミンたっぷりと甘くて水分の多いもの

とにかく体を回復させる果物を適当に選んで

あのかごにめいいっぱいいれて

ああ、あとメロンは角がついてる一番いいやつだ

それからリボンはピンクだ』

と大きなかごを指差して言った


店員はにっこりしてうなずくと

オレンジをはじめ一番いいメロンやリンゴ他の

果物を選びつめ出した


そしてめいいっぱい色とりどりのフルーツのかごに

大きなピンクのリボンをつけるのをみると


ミヌはにっこりしてブラックカードを店員に渡すと

そのかごをテグに持たせるのを

リュウは見て言った


『ミヌ、お見舞いじゃないんだからいくらなんでも

おおげさじゃないか』


ミヌはにっこりして言った

『いいんだ オレからの姫へのお見舞いだ

姫にたくさん元気つけさせないとな

さっヒョン早くレストランへ行こう』


そして一向はレストランへ向かった



そのころゲファはあわててお風呂のお湯を入れて

そして夕飯の仕度と思いキッチンへたってはあと

ため息をついてつぶやいた

『もうこういう時に限って早く帰ってくるっていうし

もっと早く夕食を用意すればよかったわ』


ゲファは冷蔵庫とにらめっこをして扉をしめて言った

すると後ろからゲファの服をつんつんとひっぱりながら

『オンマ・・ジュース・・・』

とイェウナの小さい声が聞こえてきた


ゲファは振り向いてにっこりしながら言った

『あらイェウナ手はちゃんと洗ってきた?』


イェウナはうんうんとうなずいた

ゲファはリンゴジュースを取り出して

グラスに注ぐとイェウナをテーブルに座らせ

目の前においた


イェウナはにこりと笑ってジュースを飲みだした

そんなイェウナを見ながらゲファは首をかしげて言った

『困ったわ なににしよう』


すると携帯がなった ミヌからだった

『ゲファ?ああオレ、あと20分くらいで帰るから

食事の仕度はほとんどいらない

いろいろ買ってかえっているから』


ゲファはえっというように言った

『買ってきたってなにを??』


ミヌはにっこりしながら言った

『もうすぐ着くからあとで』


そういって携帯を切った

『チャギャア 、チャギャアったら』


ゲファは携帯が切れたのを見るとふうとため息をついた

何か買ってくると言うからしかたがないそれをみて

足りないものを作ればいいかしら


本当にチャギャアは肝心なことを言わないんだから

ゲファの頬はすこしパンのように膨らみながら

はっとして浴室に小走りに駆けて行った



それから15分ほどでミヌをのせた車は

家の前に着くとミヌが一番先に降りると

大きなリボンのついた果物の籠をさっと持って

家にはいると言った

『ゲファ!ただいま』


するとゲファがぱたぱたと玄関にくるとミヌは

さっと大きなかごをゲファに見せて言った

『これミンジに!栄養がありそうで美味しそうな

果物ばかりだ』


ゲファは目を丸くして驚いて言った

『まあ!どなたから?テレビ局からいただいたの?』


するとミヌはぶんぶんと首を振ってゲファをすこし睨んだので


ゲファはああというように言った

『ああドンウクさんからかしら』


ミヌはさらにぶんぶんと首を振ってゲファに言いかけると

後ろから大荷物のテグが言った


『ゲファさんそれはミヌからなんだ』

と言うと大きくミヌがうなずいて言った

『奥様、このソンミヌからかわいいミンジへの

お見舞いだ』


ゲファはえっという顔を一瞬したが少し呆れて言った

『チャギャアったら普通は家族にこんな

おおきな籠でお見舞いはしないわ』


するとリュウがさらに段ボールを持ちながら来て言った

『そうなんだ 俺もそういってとめたんだけどね

ミヌがどうしてもって言って』


ミヌはえばるように言った

『オレはかわいいミンジのためにオレからの

お見舞いを用意したんだ なにが悪いんだ?』


ゲファはあーというようにはいはいというようににっこりして言った

『はいはいチャギャアのミンジに対する大きな愛情は

よーくわかったからとりあえず上がって』


ミヌはちらりとゲファを見て言った

『ゲファ、果物だけじゃないからな それでミンジは

様子どうなんだ?ちょっと見てくる』


ミヌは果物かごを持って2階に上がっていった

ゲファはふっとにっこりして見送ったが

その様子をみてテグが重そうに段ボールをそっと持ちながら言った

『ゲファさん..とりあえずキッチンへ行こう

レストランからケータリング状態なんだ』


ゲファはえっというようにテグとリュウのその大きな

段ボールを見てうなずいて言った

『たしかに.....大変そうだわね』

3人はキッチンへむかった


ミヌはばたばたと二階にあがり子供部屋の前に

たってふうと深呼吸をしてそっとドアを開けて中に入ると

ミンジはすやすやと寝ているようだった


ミヌはそっとミンジのそばによるとミンジがううんといいながら

うっすらと目を開けた


ミヌはそっとのぞくようにミンジを見ながらそっと声をかけた

『ミンジヤ...ごめん 起こしちゃったな』


ミンジは目をこすりながら言った

『アジュシお帰りなさい 今日は早いのね』

するとミヌはにっこりしながら大きな果物かごをミンジに見せた


かごを見るとミンジは少し驚いて言った

『アジュシ...テレビ局からもらったの?すごくたくさんの果物だわ』


するとミヌはぶんぶん首を振った

『ミンジヤこれは...』とミヌが言いかけた時


ミンジはああというように言った

『ドンウクアジュシね さすがだわ』

と言うとミヌは少し面白くない顔をして言った

『まったくオンマと同じこと言うんだな ミンジヤ オレからのお見舞いだ』


するとミンジは首をかしげて言った

『アジュシ....普通は家族にそんなお見舞いはしないわ』


それを聞くとミヌはさらに顔をしかめてからにっこりして言った

『ミンジヤ..オレはオレだ!大事なお見舞いに心こめて

買ってきた 誰にも文句は言わせない』


そう聞くとミンジはにっこりして言った

『そうね アジュシらしい ありがとうアジュシうれしいわ』


ミヌは少し得意げに言った

『ミンジヤ 特にこの角がついたメロンが最高だ

あとでオンマに切ってもらってたべよう

それからいろいろ買ってきたからまず食べて力つけないと

今週末SJのコンサート行けないぞ』


ミンジはうんうんとうなずいて言った

『アジュシ 絶対治してイトゥクオッパにあいたいわ』

ミヌはにこっとして言った

『そうか、わかったじゃあ食事用意できたら

一緒に食べような』

ミヌは手のひらをだすとミンジはミヌの手を軽くハイタッチしてうなずいた



キッチンのテーブルにテグとリュウが段ボールをおいて

中をあけると、銀色の円柱型の鍋と上品な四角いプレート

が5段になっていた


さらにもう一つの段ボールにも同様に食品が入っていた

『ゲファさんこれがスープ、温めるね あとは適当にお皿に』


ゲファはうなずきながらプレートを取り出すと言った

『どこのお店で?テイクアウトしてきたの?』


すると後ろからミヌが言った

『ゴメホームという伝統薬膳料理のレストランで

特別テイクアウトしてもらった』


ゲファもさすがにその店は知っていたので目を丸くして言った

『まあ..そうだったのね』


ミヌはゲファのそばにきて面白くない顔をして言った

『本当にミンジはゲファにそっくりだ 見舞いの籠を見せたら

全く同じこと言ってた』


ゲファはプレートにくすっと笑いながら言った

『あら私の娘だもの 当然だわ』


ミヌはふんといいながらゲファを後ろからそっと抱いて言った

『はいはい 全くその点はかなわない』


ゲファはにっこりしてふりむいてミヌの耳元で小さな声で言った

『それなら次の子供はチャギャアに似た子を産まなきゃね』


ゲファはそういうとプレートを持ってリビングへ向かった

ミヌはうんと首をかしげて一瞬固まったがポッと顔を赤くしながら

にやにやしてつぶやいた

『ゲファがこんな言葉いうなんて初めてだ!』

そんなゲファの愛情をうれしくてたまらないミヌだった




それから30分後、リビングには大皿小皿いろいろと並べられた

ミンジは皆と食べたいと言ったのでゲファの隣に座った


ミヌはにこっとして言った

『さあミンジこのスープはとても

病弱した体にとてもいいスープなんだ食べてみて』


ミンジは目の前に置かれたスープをスプーンですくって

一口飲んでから言った

『アジュシ、すごく美味しいわ』


ミヌはにこっとして言った

『そうだろう 店長に病気の娘のことを言ったら特別に

用意してくれたんだ さあ皆も食べて』


ゲファもスープを一口飲むと目を丸くして言った

『すごく美味しいわ ミンジよかったわね』

『うん、オンマ 本当にアジュシありがとう

あの大きなくだものかごも嬉しかったわ

角のメロンもたべたいわ』

ミヌは大きくうなずいて言った

『オレも角メロンが食べたい』

ゲファがにこにこして言った

『はいはいすぐに切ってくるからね ミンジヤ』


テグはそんな光景をみてぼそっと言った

『今日はスープと角メロンが大活躍だ』


するとミヌ、ゲファ、リュウが揃ってくすくす笑いだした

それから和やかなディナーが続いた


食事が終わりリュウとテグが帰ってから

ゲファは子供達を寝かしてシャワーを

浴びて寝室にはいるとすでにジャグジーから

上がったミヌがソファで寝ころんで台本を読んでいた


ゲファは白ワインを置きながら部屋にはいると

『あらチャギャア台本読みこんでるのね』

そう言ってゲファは座ってワインをあけると

グラスに注いだ


ミヌはちらりとそれを見てからパタンと台本を閉じて

ゲファの隣に座ると言った

『明日のところをチェックしてた ゲファがなかなか

来ないからな』


ゲファははいはいというようにグラスを差出して言った

『ミンジに薬をのませてイェウナも寝かしつけてオンマは

忙しかったのよ』


ミヌはゲファのグラスにワインを注いで言った

『二人共寝たのか?』


ゲファはにっこりしてグラスを差し出し二人は

軽く乾杯してお互い一口ワインを飲んでゲファは言った

『ええ イェウナがとても心配してたから

オンマおんには大丈夫なのって言ったのよ』


ミヌは目を丸くして言った

『そうかそんなにしゃべったんだな よかったゲファ』


ゲファはうなずきながら言った

『大丈夫よ イェウナがすらりとキレイになるころ

流暢におしゃべりもできるようになる いや

絶対そうなるように私が育てるから』


ミヌはワインを飲んでふっと笑って言った

『そっかゲファがそういうなら問題ないな』


ゲファはにっこりして言った

『イェウナのオンマですからまかせといて』


ミヌはそっとゲファの肩を抱き寄せて耳元で

『そういえばさっきは嬉しかった オレにすごく似た子供を

産んでくれるんだろ』


ゲファはワインを飲んでいたがミヌのふいうちの言葉に

思わず吹き出しそうになって顔を赤らめた


ミヌはまた耳元でささやいた

『すごく嬉しかった ゲファもいよいよ考えてくれたんだって』


ゲファは手で胸をとんとんと叩いて言った

『あの、小さいくつを見てしまったら覚悟しないとって思ったのよ』


ミヌはうんと首をかしげてゲファを見た


するとゲファははっと時計を見て言った

『やだチャギャア もうこんな時間!早く寝ないと明日も早いのよ』


そういいながら立ち上がるとミヌも立ち上がって言った

『寝る前に...ひと仕事あるからな』


そういうとやはりひょいとゲファを抱き上げた

ゲファはもうというように言った

『旦那様 明日は早いんですから』

ミヌは知らんふりをしてベッドにそっと下ろして言った

『有言実行しなければな ゲファ』


ゲファはふうとため息をついて言った

『本当にこういうときは情熱的ね』


ミヌはまゆをしかめて言った

『やれやれ奥様は本当に冷たいんだな

あんなドキッとさせること言っといてつれないな

なんでいつもそうなんだ?ああ

照れくさいんだな』


ゲファはすこしミヌを睨んだ


ミヌは言葉を続けて言った

『まっ何を言ってももう遅いからな

はっきりゲファの気持ちは聞いたから』


ゲファはにこりとして言った

『そうよ覚悟はもうできてるから』

そういうといきなりミヌにキスをしてきたので

ミヌは一瞬びっくりしたがふっと笑いながら

そのまま抱き寄せて布団をかぶった


二人はいつもどおり青い海に包み込まれていった











>>>続く







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こちらは105話の後編です

はじめてご覧になる方は戻って

ひとつ前の前編からご覧ください





Dear My Sweetheart
★第105話 後編★





2人はあわてて離れてミヌがすこし睨みながらリュウを

一瞬みたがすぐににっこりして言った

『や、やあおかえり ヒョン!ご苦労様』


するとリュウが少し呆れながら2人をみるとゲファに紙袋を渡して言った

『相変らずアツアツだな・・・


ゲファさんこれ薬、当分これとこれも合わせて飲ませて

あと、明後日のL電子の撮影がすこし長くなりそうだ』

ゲファは顔を赤らめながらもうなずいて薬を受け取ると言った

『リュウさんいろいろ助かったわ ありがとう

いまコーヒーいれるからちょっと休んで』

ミヌは照れを隠しながらリュウの肩に手を

『ヒョン、夕飯食べて行って』

リュウはゲファからコーヒーを受け取ると


ミヌが座った横に座って言った

『あの老人なかなか患者見ないんだそうだ よかったなミヌ

気に入られたらしい』


ミヌはうなずきながら言った

『オレは結構オルシンには好かれるタイプなんだ

でも本当に大事にいたらなくてよかった』


するとミヌの携帯が鳴ったドンウクからだった

『ドンウクヒョン お久しぶり元気でした?』


ドンウクは相変わらずの声で言った

『トンセン 元気そうだな ユンPDに連絡をいれたらもう

今日はもう撮影終えて帰ったって言ってたから

もう家か?実はあと20分ぐらいなんだが

ちょっと顔だしていいか?』


ミヌはにっこりして言った

『ああ、ヒョンぜひ寄ってよ はいはい了解』


ミヌはそういってゲファを見て言った

『ドンウクヒョンがちょっと顔だすってさ』


ゲファはまあと言う顔をしながら言った

『まあわざわざ?じゃあ夕食も食べていただかないとね』


ミヌはうなずいて言った

『もちろん、奥様よろしくたのむよ』


その後テグが食料をどっさり買ってきて

ゲファとテグは夕食の準備をし始めた

そしてそれからすぐに玄関のベルが鳴って


ドンウクとキム室長がやってきた


ミヌはにっこりして言った

『ヒョンようこそ!いいタイミングだったね

夕食も食べてってよ こっちはもうそのつもりだから』


ゲファもキッチンからにっこりしながらやってきて言った

『ドンウクさん忙しいのにわざわざすみません』


ドンウクは手をあげながらにっこりして言った

『いや突然すまなかった たまたまこちらも仕事が


片付いてそしたらキム室長から姫のことを聞いてな』

キム室長が荷物をもって玄関に入ってきた

『ミヌさんゲファさん突然すみません これは

お嬢さんへ室長からお見舞いです

ああそれからイェウナへはこちらを

あとこちらはミヌさんへ』


キム室長が果物のかごと大きな紙袋をゲファに渡した


ドンウクはにっこりして言った

『ちょっといいワインが手に入ったから』


ゲファはまあと言う顔をして受取ながら言った

『まあすみません、いつも気を遣っていただいて』

『ヒョンじゃあ今日そのワイン早速賞味しますか

キム室長もぜひ』


ミヌはそういうと2人をリビングに案内した


ミヌはイェウナににっこりしながら言った

『イゥエナ、ドンウクおじさんに挨拶は』


イゥエナはすると立ち上がって小さい声で言った

『アジュシ、こんにちは』


ドンウクはにっこりして言った

『やあ小さい姫こんにちは 』


ミヌはイェウナの前にしゃがんで頭をなでながら言った

『イェウナちゃんと言えたな えらいぞ』


リュウも立ち上がって2人と握手してから

『先ほどは連絡すみませんでした

スケジュールの件大丈夫そうなんで』


キム室長は会釈しながら言った

『わかりました じゃあ調整お願いします』


4人はソファに座るとゲファが2人にコーヒーを

持ってきてそっと置くとイゥエナに小さい声で言った

『イェウナオンマを手伝ってくれる?』


イェウナはうんうんとうなずいてゲファの後についた


ドンウクはコーヒーを一杯飲むと言った

『上の姫それでどうなんだ?肺炎だって聞いたから

病院 呼吸器科の知り合いを知っているから紹介するか ?』


ミヌはにっこり笑みを浮かべ言った

『ヒョン、すみません 心配させて



たまたま知り合ったんだけど結構名医に

見てもらったんだ 聖マリアなんだ』

ドンウクはああというように言った

『そうか聖マリアなら大きいし問題はないか

聖マリア、聖マリア・・・たしか先輩がいたかな』


ミヌは首をかしげながら言った

『たぶん理事長じゃないかと 背の低いオルシンだ』


ドンウクはうんと言う顔をして言った

『ああ、理事長か!おまえラッキーだ なかなか

頑固者でたしか 呼吸器の名医で有名だぞ』


-ミヌはうなずいて言った

『とにかく数日安静にしてれば回復するはずだから安心だヒョン』

そんな話をしているとゲファとテグが次々と料理を持ってきた

『あるもので作ったんですけどどうぞ』

ミヌももらったワインをさっそくあけてみんなで

飲み始めた

ゲファは参鶏湯と果物を切ってミンジの部屋に行った


ミンジはすうすうと寝ていた


ゲファはミンジのおでこに手をあてるとうなずいて言った

『薬が来いているのね ミンジ、ミンジ起こしてごめんね

ちょっと食事しましょう』


ミンジはうんといいながら目を覚ましてゲファを見て言った

『オンマ、いま何時?』


ゲファはにっこりして言った

『だいぶ夜になったわよ 8時すぎたからテグさんが

参鶏湯をつくってくれたから食べてみて

薬も飲まなくちゃいけないから』


ミンジはうなずいて少し体を起こした


ゲファは参鶏湯を少しとってミンジに食べさせて言った

『ドンウクおじさんがきて果物をいただいたの

すこし食べれそうかな』


ミンジはもぐもぐしながらうなずいた


そしてゲファはミンジの食事をさせて着替えをもう一度させて

薬を飲ませるとミンジのおでこをさわりながら言った

『うんまだ熱があるわね 明日からなるべく

オンマも家にいるようにするから』


ミンジはすこし顔しかめて言った

『おんま大丈夫よ ちゃんと寝ているから アジュシのそばに

いたほうがいいわ』


ゲファは少し笑って言った

『変なところで心配しなくていいの あなたは私の大事な

子供なんだから 親のいうことは聞きなさいね』


ミンジは布団をかぶって言った

『わかってるわ 今週の土曜日までには絶対なおすから』


ゲファはうんというように言った

『いい目標だけどどうして?』


ミンジは少しふくれて言った

『だって、SJのコンサートだわ オンマ

この間アジュシがチケットとってくれるって言ってたし

オンマだって練習に差し入れ持っていくっていうから

日にち決まったら一緒に連れて行くって言ってたじゃない』


ゲファはああというように思い出して言った

『あっそうだったわ!もうミンジの騒動ですっかりわすれてた

マネージャーさんから連絡がきて明後日の夜差し入れする予定だった

ミンジのおかけだわ、思い切り忘れていたわ』


ミンジはえーーという顔をして言った

『オンマ、私も差し入れ行きたいイトゥクオッパに会いたいわ』


ゲファは少し困って言った

『週末のコンサートはまだしも絶対安静なの コンサートに

いきたいなら我慢だわ』


ミンジはふうとため息をついて少し悲しそうに言った

『オンマわかったわ..でも土曜日までには絶対治すから』

というと咳こんだ


ゲファはミンジに水をのませながら言った

『じゃあいい子で安静にしないとね ぐっすり寝なさい』


ミンジはうなずいて目を閉じた

ゲファはしばらくミンジの顔を見てやがてミンジが

寝息をたてるとそっと部屋をでた


ゲファは穏やかに食事が進んでるリビングに入ると

にっこりしながらイェウナの隣に座って言った

『食事は結構できてまた今眠ったわ』


ミヌはうなずきながらにっこりして言った

『そうか よかった 食欲があれば安心だ』


リュウもにこにこして言った

『そうだね、あとは体を休めて安静が一番だ』


ドンウクはワインを飲みながら言った

『取りあえず一安心だな トンセン、ゲファさん』


ゲファはほっとしたように言った

『もう本当に病院で検査が続いた時は自分を恨んで

しっかりミンジを送っていればと後悔したの』


テグは食べながら言った

『俺もどきどきしてたけどほんと安心したよミヌ』


ミヌはふんといいながら言った

『おまえがぶつ切りでリュウヒョンに報告するから

こっちがどきどきさせられたんだ 情報は正確にだ!』


皆はそんなやりとりに笑いがでて和やかに夕食が終わり

ドンウク、キム室長が先に席をたった


玄関でミヌはお辞儀をして言った

『ドンウクヒョンいろいろ気遣ってもらってすみません

またイェウナまでお土産いただいて』


ドンウクは手をあげて言った

『いやいやおもったより元気そうで安心した』

まあ仕事も父親もしっかりやってください』


ミヌは少しうつむいたがにっこりして言った

『ヒョンオレ結構いいアッパなんですよ

大丈夫です 仕事もアッパもがんばりますから』


ドンウクとキム室長は顔を見合わせ笑いながら家をあとにした


そしてリュウとテグも帰ることになった

『明日はミヌ午後1時入りだから 』


そうリュウが言うとテグも加えて言った

『ミヌ、ミンジのことよろしく』


ミヌは目を丸くしてテグに蹴りをいれて言った

『お前がそんなこと言うことないだろ オレが父親だ』


テグははっとして苦笑いしながら

『深い意味はないよ リュウヒョン先行くから』

とあわてて出て行った


リュウは一瞬呆れたがミヌにまじめな顔をして言った

『ゲファさん普通の顔してたけど結構落ち込んでると思うから

それから明日からミンジの看病のこともあるだろうから

俺がおまえのマネージメントサポートするからゲファさん

家にいてもらったほうがいいだろ』


ミヌはうなずいて言った

『そうだよな まあ2,3日母親をメインでやってもらって

なにかあれば連絡取ればいいし ヒョンゲファと話すよ

今日はいろいろありがと』


リュウはうなずいて手をあげて去って行った


ミヌがリビングに戻るとゲファは携帯で話をしていた

『はいユンPDお気遣いすみません はいありがとうございます』

とゲファが携帯を切るとミヌを見て言った

『皆さん帰っちゃった?ごめんなさい 挨拶できなかったわ』


ミヌはにっこりして言った

『大丈夫だ 誰もそんなことを気にすることはない

携帯ユンPD?なんだって』


ゲファはうなずいて言った

『ドラマの番宣の撮りを明日一番でやるそうなの だから

12時入りになったわ』


ミヌは手をあげて言った

『わかった、ちょっとジャグジー軽く入ってくる ゲファは

片付け終わったのか?』


ゲファはにっこりして言った

『あと少し、おわったらミンジの様子とイェウナを寝かさないと

ジャグジーあがったらミネラルの用意でいいかしら』


ミヌは浴室に向かいながら親指をたててOKサインをだした

ゲファはくすっと笑いながら片付けをしながらうん?と考えた

今日はイェウナをどこに寝かせようか・・・

今日はミンジはベッドを独占させて自分が徹夜で

付き添うつもりだがイェウナは同じ部屋はどうかと思った

肺炎は写るものではないがどうするか・・・


・・・・たまにはいいかもね・・・

とゲファは心でつぶやきにっこりした


片付けが終わったゲファはリビングへいくと

イェウナが一人テレビを見ていた


ゲファはイェウナににっこりして言った

『さあイェウナ2階へいって着替えましょう』

と手をつないで2人はそっとミンジの部屋へ

入るとイェウナを着替えさせて小さい声で言った

『イェウナ、今日はオンニはちょっとお熱があるから

イェウナとは寝られないの わかる?』


イェウナは少し首をかしげてうんうんとうなずいた


ゲファはにっこりしていった

『じゃあ今日はちびパンダを持ってアッパと寝ようか』



なんと・・ミヌアッパと寝させようと勝手に決めたようだ



『今日はアッパと寝れるのは特別よイェウナ』

ゲファはにこにこしてイェウナにそう言うと

イェウナは少し黙ってからうんうんとうなずいた


ゲファはちびパンダを3匹ほどイェウナに持たせ

愛の寝室へはいると天蓋ベッドにイェウナとパンダを

寝かせて言った


『大丈夫よ 今日はここでゆっくり寝なさいおやすみイェウナ』

イェウナはうなずいてパンダを見るとそっと目を閉じた


ゲファはにっこりして天蓋のカーテンをおろして

そっと部屋をでてからキッチンへ向かうと

冷たいミネラルウォーターとグラスを

寝室においてシャワーを浴びた


一方ジャグジーに入りながらミヌはにこにこしてつぶやいた

『ミンジもおもったより悪くなかったしほっと一安心だ

だけどミンジが抱きついてきたときちょっとびっくりしたけどやっぱり

父親としては嬉しかったな』


そういいながらミヌはふんふんと鼻歌を歌いながら

浴室をでて着替えてミンジの部屋をそっと見ると

ミンジがすうすうと寝ているので大きくうなずいて

自分の寝室へ入るとゲファが運んだのかテーブルに

ミネラルが置いてあったので座ってグラスに注ぐと

ごくごくとあっというまに飲み干した


ミヌはテレビをつけまたミネラルを注ぐとごくりと

飲みながらニュースを見ていた


しばらくニュースを見ていたがうんと首をかしげつぶやいた

ったくゲファはまだなのか・・・


ミヌはまたミネラルをゴクリと飲もうとすると

天蓋ベッドが閉じられているのにて気付いた


ミヌはえっと驚いてくすっと笑って

『ゲファ..なんだもうそこにいたのか..いきな演出だな』


ミヌはそっとベッドに近づきガバッとカーテンをあけてると

『奥様...かくれんぼはないだろ』

とベッドに飛び込むとえっとすぐにその小さなパンダを

つかむと隣に愛らしい娘が寝ているのが写った


ミヌははっとしてあわててベッドをでると

一瞬どうなっているのかわからず


またミネラルをグイと一飲みして

ふうとため息をつくとすこしかちんと来たミヌは


子供部屋にいってドアをあけると

『ゲファ!いったいなにを!』

といいかるのをゲファは人差し指を口元にあてて

『しーーッ起きちゃうわ』

と小声で言った


ミヌはふうと大きくため息をついてつかつかと

ゲファに近づいて手首をぐいとひいて


部屋の外まで連れ出して言った

『ゲファ!どういうことだ なんでイェウナがオレたちの

ベッドで寝てるんだ?』


ゲファはミヌの声が大きかったのでシィーと人差し指を

ミヌの唇にあててまあまあというように言った

『もぉチャギャアったら わかるでしょ 今夜は私もこっちでミンジの

看病しようと思ってるしイェウナも寝づらいだろうし』


ミヌは目を丸くしていった ぶんぶん首を振っていった

『イェウナがこっちで寝づらいかもしれないじゃないか

この間イェウナが具合が悪かったときは

ミンジを下に寝かせたじゃないか それに肺炎は

うつる病気じゃない それにゲファ何万回言ってるだろ』


ゲファはハイハイというように言った

『子供部屋で寝るのは禁止っていったって

しかたないでしょ いつもと違うのに

わかってくれないの?』


ミヌはふんとふくれて言った

『だめだ!これはソン家の家訓だ!絶対に認めない

子供部屋では寝るのは禁止だ』


ゲファはもうと言う顔をしてふくれているミヌに

飛びつくようにキスをした


ミヌは一瞬びくっとして目を丸くしたがそのまま

目を閉じてぐいっとゲファを抱き寄せて

長い長いキスとなった


キスの後ゲファはにっこりして耳元で言った

『今日だけはいいでしょ チャギャア....大事なあなたの

娘なのよ 別に一生離れるわけではないの』


ミヌは目を丸くして言った

『あたりまえだ!そんな不吉なことを言うな!ったく

...じゃあ2時間だ 2時間看病してミンジが問題なければ

寝室に帰ってきて これが精いっぱいだ』


ゲファはうなだれたがしぶしぶ言った

『わかりました...とにかくイェウナをお願いしますね』

ミヌはしぶしぶとゲファを睨みながら部屋に入って行った


ゲファはふうとため息をつくと子供部屋に入り

ミンジの額に手をやり熱がまたでていたので

タオルを絞って額にあててしばらくミンジの顔を見ていた



一方ふてくされながら天蓋ベッドに戻ると

そっとカーテンをあけるとやや端の方に

ぐっすり寝ているイェウナをみながらふうとため息を


ついてやや離れて布団にはいるとうんともぞもぞして

それをとるとちびパンダだったのでそっとそのまま

イェウナのそばにちびパンダをおくと

頭に手をあててイェウナの顔をしばらく見ていた

本当に不思議な感覚だった


たしかイェウナと出会ったのが10か月前....

まさかあの時こんな光景でイェウナを見てるなんて

思いもよらなかったのに...


ミヌは本当に不思議な感覚でイェウナを見ていたが

だんだん目が閉じてうとうといつのまにか眠りこむと

くすんくすんと小さな声でミヌは目を覚ました 

すると

イェウナが起きてパンダを抱きながらミヌを見ていた


『イ、イェウナ....,どうした?トイレか?』

するとイェウナがふんふんと泣き出して言った

『オンニ...オンニ一人でかわいそう オンニのそばがいい』

そしてついにわーんと泣き出した


ミヌは飛び起きてなだめるように言った

『イェウナ、泣くな ミンジは今病気なんだ

だからオンマがついてるから』


イェウナはぶんぶん顔をふって泣きながら言った

『オンニの部屋に行く』


ミヌはあーと頭をぶんぶん振ってイェウナの涙をぬぐって言った

『わかったわかったじゃあ部屋へ戻ろう』


ミヌはちびパンダをイェウナに持たせ抱きあげると

そのまま部屋をでて子供部屋へ向かった

ドアをそっとあけるとゲファがミンジのそばで座りながら

うつぶせで寝ていたのでミヌはイェウナにもともと

ゲファが寝ようとしていた下に引いていた布団にそっと

おろすと小さな声で言った

『イェウナ、オンニは当分1人でベッドだけどそばに

いるからな 大丈夫だろ』


イェウナはパンダを抱きながらうんうんとうなずいた


『じゃあいい子で寝るんだぞ 泣かないだろ』

イェウナはうんうんとうなずいた

『オンマは連れて行くからいいよな』


イェウナは大きくうなずいた


ミヌはにっこりしてうなずくとイェウナは目を閉じた


そんなミヌを見るとゲファをみながら言った

『ほらなゲファいつもやらないことをするとこんなもんだ』


ミヌはそしてゲファをそっと起こして言った

『奥様、奥様もう2時間は過ぎてますよ』


ゲファははっとして起きるとミヌがそばにいたので

『チャギャア一体どうしたの?』


ミヌは少々呆れながらゲファをたたせてヒョイと

抱き上げて言った

『オーバータイムだ ミンジも落ち着いてぐっすりだ

そんなミンジのそばにイゥエナはいたいって

さっき泣かれてな』


ゲファはばたついて言った

『ミンジのそばにいるわ チャギャア』


ミヌは目をほそめて知らんふりしながら言った

『ミンジのそばにはイェウナがいるから大丈夫だ

オレのそばにはゲファがいないとオレも具合が

悪くなりそうだ』


そういいながら寝室にはいり天蓋ベッドに


ゲファをそっと置くとミヌはゲファをじっと見て言った

『全く...ミンジとイェウナは本当に姉妹になったんだゲファ』


ゲファはミヌを見ながら言った

『チャギャア...』


『イェウナが起きて泣きながらオンニのそばにいくって

聞かないんだ ゲファ考えてみろ オレたちが

いつもいないときミンジとイェウナはいつも

一緒にいるんだ ミンジが頑張ってお姉さんを

してくれたんだろ イェウナはいつのまにか

ミンジのそばが一番よくなってるかもしれない』


ゲファはだまってミヌを見続けた

『これからもっと思いやりをお互いもつ姉妹になるだろ

それはとても嬉しいことだ ゲファ  でもオレだって

ゲファがそばにいないと困ります ということで

今日はすごく愛したいのでこのままいてください』


ゲファはくすっと笑うと言った

『本当にあなたの深い愛情にはかなわないし

感謝しなくちゃね』


ミヌはえへんというように言った

『わかったなら交渉成立だ....ゲファもっと

家族交流を深めないとな でもその前に

オレたちがもっと交流を深めないと』



ミヌはそういうとゲファにキスをしながら布団をかぶった



2人は久しぶりに深い青のベッドに埋もれて行った






>>>続く







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ミンジの父親として

ミンジをいち早く助けてパーティーに

乗り込んだミヌところが雨に打たれたせいか

ミンジの具合が悪くなり....大変お待たせしました

続きをご覧ください






Dear My Sweetheart
★第105話・前編★







ゲファと子供たちをのせた車は

渋滞のカンナムをようやくぬけて

以前イェウナが熱をだして通った病院に到着した


雨はまだ止むことはなくテグが傘をさしてドアを

あけると、ゲファはイェウナをまず降ろしてから

自分が降りてぐったりしてるミンジをおろすと

テグが背中にミンジを背負うとゲファが

傘を持ってイェウナの手を引いて

病院に入ろうとするとやはり

黒塗りの車がついて警備が

あわてて後方席のドアをあけると

なんとあのユナの祖父だといっていた老人が降りてきた


老人はゲファと背負られているミンジの姿を見ると

つかつかと寄ってきて大きな声で警備に言った

『ストレッチャーをすぐに!それからチョ先生を呼んで』


ゲファはその声に振り向くとあっと小さな声をだして言った

『まあホテルで主催者の関係者と言ってた・・・』

『これでも一応医者でな』

老人はゲファにそういうとミンジの首をさわってからミンジの顔をじっとみて言った

『うーん少し心配じゃな』


するとストレッチャーを押してきた白衣をきた男性と看護師が2名

やってきて先生らしき男性が老人をみると直立不動で言った

『理事長!ご苦労さまです』

『すぐに救急処置室へ急いで』


白衣の男性はミンジをそっと抱きかかえストレッチャーに載せると

老人と男性が押しながら救急室へ運んで行った

ゲファとテグは後についていったが看護師が

歩きながらゲファにいままでの状態を聞いた

救急室の扉が閉まりゲファとテグとイェウナは長い廊下の

長椅子に座って待っていた


ゲファは心配そうな顔でつぶやいた

『どうしようテグさんちょっと心配かもしれないって言ってたわ』


テグは少し笑って言った

『ゲファさんとにかく先生の診断を待とうよ

たいしたことないことを祈らなきゃ』


ゲファはいままでの元気なミンジが頭に浮かび

寄り添っていたイェウナをしっかり抱きながら

目がうるうるとなって涙を流した

『どうしよう 深刻な病気だったら もっと早くわかれば』


テグは少し顔をしかめたが少し笑って言った

『ミンジは全然元気だったし 今日はたまたま雨にうたれたから

熱が出ただけだと思うよ』


ゲファはなんであの時、ミンジと別れる前に

中まで送っていかなかったのか そうすればすぐに

服装が違ったことも分かったしその気になれば

家に戻ってそれなりの仕度ができたのだ

そうすればミンジが寒い雨の中で数時間も

過ごすことがなかっただろうと後悔して

胸が痛んでしかたなかった


そんなとき救急室から先生がでてきたので

2人は立ち上がってゲファが言った

『先生!娘は娘はどうなんでしょう』


すると先生はふうと深呼吸をしてから言った

『もう少し検査をしなければなりません ちょっと熱が高いので』


それを聞くとゲファは目を丸くして首を振って言った

『先生!ただの風邪だと言ってください 風邪ですよね』


先生は少し顔をしかめて言った

『肺炎だったらいいのですが・・とにかく今日は

これから検査をしますのでお待ちください』


ゲファは少しふらっとしたのでテグがあわてて両肩を抑えて

ゆっくり長椅子に座らせ言った

『ゲファさんとにかくリュウヒョンに連絡してくるよ 大丈夫?』


イェウナもゲファの顔をのぞきこんで小さな声で言った

『オンマ・・ケンチャナ?』


ゲファは深呼吸をしてからうるうるしている目がしらを

おさえてすこし笑って言った

『テグさん連絡お願い、イェウナ大丈夫よ 待ってましょう』


テグはそれを聞くと立ち上がって外にむかって行った

外にでると雨はさらに強くなっていたがテグは空を見上げながら

リュウへ連絡を入れた



同じころ撮影がだいぶずれこみ 雑誌社の担当が

やってきて近くグラビアとインタビュー内容の

スケジュールの資料をリュウはもらい30分ほどで

打ち合わせが終わり担当者を見送った後

携帯がなったのででるとテグだった


『おう!テグ待ってたんだ どうミンジは?』

とリュウが訪ねるとしばらく沈黙があってからテグは言った

『ミンジ…よくないらしいんだ 今検査を受けてる』


リュウはえっと顔をしかめて言った

『ただの風邪じゃないのか?どこか悪いのか?』


テグがまた沈黙してから言った

『大丈夫だって思ってたんだけど深刻らしくて・・・』


リュウはすこし苛立って言った

『だからどこが悪いんだよテグ!』


テグは少し沈黙をまたおいて言った

『まだわからないから 場所は高速バス近くのソウル聖母病院 じゃ』

といって携帯が切れた

『おい!テグ!なんだ切れた えっとソウル聖母病院だったな』


リュウがソウル病院の場所をパソコンで確認していると

ようやくミヌがユンPDと一緒に戻ってきた

『じゃあミヌさん次の台本です いよいよクライマックス

入ってきてますからよろしくお願いします!』


ミヌはにっこり手をあげて言った

『ああ頑張っていこう!じゃお疲れ様』


ユンPDはぺこりと頭を下げると部屋をでた

リュウはミヌにコーヒーを入れると言った

『ミヌお疲れさま ミンジなんだが、発熱していま病院で手当てうけてる』


ミヌはそれを聞くとぶっとコーヒーを吹き出しそうになり

目を丸くしてリュウを見つめて言った

『ヒョン!のんびりコーヒー出してる場合じゃないだろ!

病院どこだ?』


そういうとミヌは衣装を取り化粧を落とし始めた

リュウは衣装を片付けながら言った

『高速バスのとなりのソウル聖母病院だ ミヌ』


ミヌは鏡をみながら言った

『それでただの風邪なんだろ ヒョン』


リュウはミヌの髪の毛をなおしながら言った

『それがどうやら検査が続いてるみたいで深刻らしい』


ミヌはえっという顔をして目を丸くしてゆっくり

リュウを見て言った

『ヒョン・・・深刻っていったよな』


リュウはミヌの頭を両手で鏡をむけて言った

『ああ、深刻だそうだ 』


ミヌはそれを聞くとばっと立ち上がって言った

『じゃあ!すぐ行かなきゃだろ!』


リュウはなだめるように言った

『ああだから急いで仕度してるだろ その頭で人気俳優が行くのか』


ミヌはじっと自分の頭をみると全く整い不十分な髪型だった・・


リュウはミヌの両肩に手をおいてぐいとミヌを座らせて言った

『ソウル聖母病院だ 大きな病院だししっかり見てくれる

気持ちはわかるけどミヌは有名人だからな』


ミヌは少しふくれながらテグの携帯にかけると

なかなかでないので苛々しながらかけ続けると

留守電になってしまったのでさらにふくれて言った

『ったくテグめ!なにやってんだ』


リュウはその間も冷静にミヌの髪型をようやく整えて言った

『よしミヌできた!さあ向かおう』


ミヌは直ちにリュウと部屋をでると小走りに

駐車場まで向かい車にのるとカンナム目指して

車は走り出した



雨の降りしきる中カンナムの道はいつも渋滞でなかなか

車が進まなかった


ミヌはミネラルウォーターを一口飲むと苛々しながら

テグへ携帯をかけた

『ああ、オレだ!テグ、ゲファに代わって えっ今先生と話し中?

ったくオレも一緒にいきたかった それでミンジの容態は?』

テグは困ったように言った

『うん..それが検査をやるようで よくわからないんだ』


ミヌは少し顔をしかめて言った

『お前はオレがいないときはしっかり聞かなきゃだめだろう』


テグは苦笑いしながら言った

『でもさ 俺はゲファさんの家族じゃないし一緒には・・』


ミヌは目を大きくしながら言った

『あたりまえだ!とりあえずいま渋滞だけど

カンナム通りだ もう少しで行くからゲファのそばに

いてくれ マスコミとかいないだろうな』


テグはうなずいて言った

『も、もちろんだよ マスコミもいない だから待ってるからミヌー』


ミヌはうなずいて携帯を切るとふうとため息をついた

『テグなんだって?ミヌ』

運転をしながらリュウが聞くとミヌはふんと

不機嫌そうに言った

『いま、ゲファ医者から説明をうけてるようだ

ヒョン、あとどのくらいだ』


腕を組んで窓の景色をみてイライラしながら言った

『あと15分くらいかな だいぶ動き出したから』


こうしてミヌを載せた車はふりしきる雨そして渋滞が続いていたが

ようやく車が動きだし約20分ほどでマリア聖母病院へ到着した


車を停めるとミヌは帽子をかぶりサングラスをかけながら降りて

リュウは辺りをキョロキョロしながらミヌの前を歩きながら携帯をかけた

『テグ、俺だ ようやく着いた どこだ 2階北棟 わかったすぐ行く』

リュウとミヌはうなずいて小走りで2階へ向かった


ミヌとリュウが2階へむかうと検査室の前でゲファとイェウナとテグが座って待っていた


ミヌは早歩きで手を挙げて言った

『ゲファ イェウナ』


ゲファはその声に振り向くと悲しそうに言った

『チャギャア...』


ミヌはゲファの隣りにすわるとそっと肩を抱き寄せ言った

『ミンジどうだって?風邪じゃないのか』


ゲファは悲しそうにミヌを見て言った

『それが例のホテルのご老人が見てくれて

風邪じゃなさそうでもう少し検査をするって

話があったの』


ミヌはうんというように首をかしげてあーというように言った

『あのハラブジか・・じゃあここの病院ってユナの父親の病院か

ああゲファ あのハラブジってユナのハラブジだ

オレに家族は直接見てやるっていってたけど

本当にそうなったな』


リュウが携帯を見ながら言った

『あのハラブジ理事長ってよばれてるけど業界では

すごい名医らしいよ でも病院経営はしりぞいてるらしい』


すると看護師がでてきてゲファを呼んだ

『お母様 先生からまたお話がありますので』


するとミヌもたってサングラスをはずして言った

『父親もいます 一緒に行きます』

『はい、わかりました テグさんイェウナをお願い』

ゲファはそういうと立ち上がった


テグはイェウナと一緒にすわってうなずいた

ミヌとゲファは看護師の案内で診察室へ入った

するとあの老人が肺がうつったレントゲン写真を見ていた


そして2人に気が付くとうなずきながら言った

『ソンミヌ氏 ようやっと来たか さっそく家族を見ることになったな』


ミヌはぺこりと頭を下げ言った

『ありがとうございます それで娘はどうですか 』


ゲファも続けて言った

『先生、娘は娘はどうなんでしょうか』


老人はレントゲン写真を見ながら言った

『ちょっと心配したがどうやら悪性の細菌性ではなさそうじゃな』


2人は顔を見合わせそしてまた老人を見てミヌが言った

『じゃあ、深刻じゃないんですか』

『先生ミンジ大丈夫なんですか』

ゲファもすかさず涙声で聞くと


老人はふうと深呼吸をして2人を見て言った

『細菌性ではなかったが4,5日熱が下がるまでは

安静じゃ まあ本来なら入院してもらいたいが

そこまでも大丈夫じゃろう ソンミヌ氏 孫娘の

我儘も一つの原因かもしれないからの

孫娘を許して下され』


ミヌはその言葉を聞くと目を一瞬つむってふうと

深呼吸してじっと老人を見て何か言おうとすると

ゲファが言った


『いえ、どちらにしても親の責任でもあります

娘をしっかり送り届けてたかといわれれば

違っていたでしょう』


ゲファはそういうと両手を顔にあてて涙を抑えた


ミヌはそんなゲファを見てから老人を見て言った

『先生、ありがとうございました じゃあ今日は

娘は連れて帰っていいですね』


老人はうなずいて言った

『薬をいくつかだすから 3日目にまた来なさい』


2人はお辞儀をして部屋をでるとゲファはふらふらと座り込んでしまった

ミヌはあわててゲファに言った

『ゲファ!しっかりしろ』


ミヌはそういうとゲファの両肩を持ってゆっくり立ち上がらせた

ゲファはうんうんうなずいて言った

『本当に深刻じゃなくてよかった・・・』


リュウとイェウナをつれたテグもちかよってきて言った

『ゲファさんしっかり大丈夫か』


ゲファはうなずいて言った

『大丈夫ごめんなさい チャギャア』


ミヌはそっとゲファを抱き寄せて背中をさすって言った

『ミンジを早く家に連れて帰ろう いろいろミンジのために

元気になる食事もつくってくれるだろ』


ゲファはミヌの胸の中でうんうんとうなずいた

『そうね いろいろ作らないといけないわね』


ミヌはゲファの両肩をあらためてささえてゲファを

みながら言った

『大丈夫だな奥様』


ゲファはうんうんとまたうなずいた

すると看護師がやってきて言った

『お嬢さんの点滴がおわりましたからご案内します』

一向は看護師のあとにつづくと処置室に

寝ているミンジを見た


看護師はミンジに声をかけるとミンジはゆっくり目をあけた

『ミンジヤどう?具合は大丈夫?』

ゲファは少し声をあげて言った


『ミンジどうだ具合は つらいか』

ミヌも心配そうに言った


『大丈夫・・・家にもどれるの』

ミンジはちいさい声で言った


『大丈夫よ 肺炎だって 少し学校休まなくちゃね』

ゲファはにっこりして言った


看護師がミンジをゆっくり起こすと言った

『よかったわね先生が入院しなくていいって

でも家で安静にしてね』


ミンジはうなずくとゲファを見て言った

『オンマ、早く家に帰ろう』


ゲファはようやくにっこりして言った

ミヌがテグに言った

『テグ車まわしてきて』


テグはああというようにうなずいて小走りに

部屋から出て言った


ミヌはミンジと手をつなぐと

『よしじゃあ我が家へ帰ろう』


するとゲファに電話が入りでるとキム室長からだった

『ゲファさんすみません ちょっと撮影の件で時間を

調整したいのですがいまお話できますか』


ゲファは少し困った顔をしながら言った

『キム室長すみません、ちょっととりこんでて・・』


するとリュウが携帯を貸してというようにゲファからもらうと言った

『キム室長リュウです ええ私が代わりに..はい あっちょっとまってください』


リュウは携帯を手のひらでかぶせてミヌに言った

『薬もらって治療費清算するから、後から追いかける』


ミヌはああと言う顔をして手をあげてゲファと子供達と

正面玄関にいくとテグがちょうど車をまわしてきた

テグは車を停めると外にでてドアをあけるとゲファが乗り込み

ミンジが乗りイェウナが載ると


ミヌはサングラスをかけて助手席に乗り込んだ

テグは運転席に戻ると言った

『じゃあこのまま家でいいね ミヌ』


ミヌは腕を組んでうなずいた

『もちろん速攻GOだ』


ゲファはすこしうつろなミンジの体を自分に

寄りかからせてイェウナに言った

『イェウナ、ミンジが病気なのイェウナも協力してね』


イェウナはうんうんとうなずいた

そして車で約20分ほどで自宅に到着すると

ミヌがすぐにおりてドアをあけてゲファの手をとって

車から降ろすとその後ミンジをひょいと抱き上げて

そのまま家に入った


子供部屋に入るとミヌはそっとミンジをベッドに降ろした


ゲファはすぐ着替えをだしてミンジに言った

『さあミンジヤ着替えましょう』


ミヌはそんな2人をみながらにっこりして

『イェウナじゃあちょっと下にいくか ジュースいれよう』

そういうとミヌとイェウナは部屋をでた


ゲファはミンジの着替えさせているとミンジは言った

『おんま、心配かけてごめんなさい』


ゲファは首を振りながら言った

『オンマも悪かったわ やっぱりホテルの中まで

一緒に行けばよかった そうしたら今の

状況と変わっていたかもしれないわ』


ミンジは首をふって言った

『ううん 私がいいっていったし でもアジュシがね

迎えに来てくれたときすごく嬉しかった

まるでスーパーマンのようだった』


ゲファはにっこりして言った

『そうよ、アッパはあなたのこと誰よりも

心配してすぐ行動に移す人だわ

さあ横になってなにか食べたいものはない』


ミンジはベッドに入りながら言った

『オンマ 学校は当分行けないの?』


ゲファはうなずいて言った

『そうね肺炎だから安静にしなくちゃいけないの

熱もさがって先生のお許しがでたら

とにかく水曜まではお休みかな』


ミンジは少し考えたがふうとため息をついて言った

『そっか・・・はやくなおさなくっちゃ』


ゲファはにっこりして言った

『少し眠って・・・元気になるものをつくるからね』


そういうとゲファは子供部屋をでて

リビングに降りるとミヌとイェウナが

テレビをみて座っていた


ミヌはゲファに気が付くと立ち上がってゲファのそばに

むかうと言った

『ミンジどう?落ち着いた』


ゲファはうなずいて言った

『ええ眠ったわ』


ミヌはふうとため息ついて言った

『ジャグジーは今入れてる、コーヒーも入れた

イェウナにはジュース テグは夕食の食材

買いに行った』


ゲファはにっこりして言った

『疲れているのに旦那様はやさしいのね』

するとミヌはゲファの手を両手で握って言った


『こんなことはあたりまえだ とにかくゲファ...

あまり落ち込むなよ』

ミヌはそういうとゲファの顔に近づきキスをしようとすると

後ろからリュウがえへんと咳払いをしたので

2人はあわてて離れてミヌがすこし睨みながらリュウを

一瞬みたがすぐににっこりして言った

『や、やあおかえり ヒョン!ご苦労様』


するとリュウが少し呆れながら2人をみるとゲファに紙袋を渡した



ゲファはトマトのように真っ赤になってうつむきながら受け取った






>>>後編に続く





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こちらは104話の後編です

はじめてご覧になる方は戻って

ひとつ前の前編からご覧ください








Dear My Sweetheart
★第104話 後編★






・・・ったくなんなんだこのじいさまは?


ミヌは少し顔をそむけて小さくつぶやいた




老人はそんなミヌに手をあげて言った

『疑っとるのじゃな こういうときこそコネを

使わないとな さっついてきなされ』


老人は手をあげて付いてくるようにとジェスチャーをして

すたすたと歩き始めた ミヌはゲファと顔を見合わせて

首をかしげていると老人は振り返りすこし大きな声で言った

『ワシも主催の関連してるものだから安心せい

嘘は言わんぞ』


ゲファは老人に何か言おうとしたがミヌが腕をつかんで言った

『ゲファ大丈夫だ・・・どうやら関係者らしいから』


ミヌはそういうとゲファは心配そうに

『でも本当に大丈夫かしら』


老人はまた振り向いて早くついてこいというふうに手を招いた


ミヌはふうとため息をつくとゲファに言った

『まあついていってみるか ゲファ心配するな』


そういうとミンジの手をつなぎ言った

『ミンジヤ、じゃあリターンマッチだ!準備はいいな』


ミンジは花かごとプレゼントをしっかり持ってうなずいた


ゲファはリュウに言った

『入口までいくわ、なにかあったらすぐ呼んでね』

リュウはにこっとしてうなずいた


こうして老人を先頭にミヌとミンジは後について

ゲファもイェウナの手をひいて後に続いた


3階のクリスタルホールへとむかうと

警備がすぐに老人に近寄ってきて言った

『招待状をお見せください』


老人は受付のほうに声を少し大きく言った

『そこの受付、わしは招待状が必要なのかの?』


すると受付にいた男性がその声にその老人をみると

顔を青くして立ち上がり直立不動で警備言った

『その方は招待状は必要ない!お通しして』


受付男性は老人に近寄ってにこやかに言った

『理、理事長・・・今日はいらっしゃらないと

伺っていましたので・・・』


そんな光景にミヌとミンジは顔を見合わせた


老人は不機嫌そうに言った

『誰も一言もそんなことは言っとらん、わしの招待客じゃ

一緒にはいるがいいな』


ミヌのほうを見て言うと男性はおろおろして言った

『すぐに院長に連絡をしますので・・』


老人は手を振って言った

『そんなもんはいらん 連絡しないと問題でもあるのかの』


受付男性はとんでもないと言う顔で言った

『と、とんでもありません!ご案内します』


男性はそういうと理事長と呼ばれた老人のやや前を

歩きながらバンケットのドアが開くと

老人とミヌとミンジそして花束を持ったリュウ

そしてミヌの両サイドにはホテルの警備が

同行して入っていった


辺りは急にざわざわとしてその一向をみんな集中してみた

『あれってソンミヌじゃない』

『ミヌだわ!ミヌよ』

『ミヌの一緒にいる子供って・・・』


あちらこちらからソンミヌの名前があがっていた

『わあミンジかわいいドレスだわ』

『ミンジが別人みたい』


ミンジはまわりで自分たちの話がでているので

少し顔を赤くしながらうつむきかげんで

歩いているとミヌが言った

『ミンジヤ堂々としてろ 顔上げてな』


そういわれるとミンジはくすっと笑って顔をあげた


ヨンノがすぐ駆け寄ってきてミンジに言った

『ミンジヤ すごいじゃない!ソンミヌオッパ

来てくれたんだ』


ミンジは少し笑ってうなずいた

『それにミンジかわいいじゃない!プレゼント一つ持つわ』


ヨンノがそういってプレゼントを一個持った



老人は唖然としているどうやら主賓の夫婦と

そばにいたユナのそばに行くと

父親らしい人物がびっくりした顔で言った

『アブニン!来ていただけるなら一言連絡を

お迎えにいきましたのに

連絡しても一向に返事がなかったので』


ユナも礼儀正しくお辞儀をした


老人は呆れ顔で言った

『ああもういい、それよりお客様をつれてきた

よくご存じのかただ』

と後ろにいたミヌとミンジに手で方向をさした


ユナは後ろにいたミンジとミヌに気づいて

目を丸くして両手で口をおさえた

『孫娘ユナ、今日は一段とかわいいが

まさかわしの招待客にいじわるはしておらんな』


ユナはぶんぶん首を振って言った

『おじい様 とんでもありません』


老人はふんというように目を細めて言った

『そうか・・・後で詳しく聞こうかの 』


するとミンジがユナに近づいて言った

『ユナ誕生日おめでとう・・』

そういうとミンジはプレゼントを渡した


受け取ったユナはにっこりして言った

『ミンジありがとう!うれしいわ』


そして後ろからミヌがにっこりして言った

『ユナ!お誕生日おめでとう!』


そういうと花束の籠をユナに渡しながら言った

『次回からは遠慮しないでうちのミンジに

連絡をいれてくれると嬉しいな』


ユナは目を丸くして緊張しながら言った

『ミヌオッパ!連絡ができなくて・・ずっと

ペンなんです!あえて嬉しいです』


ミヌはにっこりユナと握手をすると言った

『これからもミンジと仲良くしてほしいな ユナ』


そしてミヌはリュウに手を差し出して大きな花束をもらい


ユナの両親へお辞儀しながらいった

『はじめましてソンミヌです 本日はユナさんの

同級のミンジの父親として来ました

時間が作れましたのでこちらに来ました

あわせて結婚記念日だそうでおめでとうございます』


ミヌは夫人へ大きな花束を差し出すと

夫妻はとてもおどろいたがにっこりして受け取って言った

『はじめまして、K病院のパクです』


ミヌは院長とよばれていた父親と握手をした

『驚きましたわ 有名なソンミヌさんがわざわざ

来ていただいて光栄です』


ミヌはにっこりとしながら小声で夫妻に言った

『今回はユナさんのために父親として来ました

が・・娘にドレスコードの連絡をいただいていなかったようで

娘は普段着で着てしまい雨の中警備に追い出されました

今後このようなトラブルがないように事前に

連絡をいただければと思います』


夫妻はえっと目を丸くして顔を見合わせた


それを聞くと老人は言った

『やれやれ親の甘やかしはどうしようもないな

そうでなければこんなところで誕生日も

あったもんじゃないの』


ミヌはにっこりして言った

『それでは撮影を中断してきましたので

これで失礼します』


ミンジは少し心配そうに言った

『アジュシ・・・もういっちゃうのね』


ミヌはにっこりして言った

『ミンジヤ撮影ぬけてきたからな ミンジは

せっかくドレスも着たんだから楽しんで

オンマに外で待っててもらうから

パーティ終わったらオンマにちゃんと

連絡するんだぞ テグの携帯だ』


ヨンノもうなずいて言った

『まだお料理もあるしねえ食べましょうよ』


ミンジはふうと深呼吸をしてにっこりして言った

『わかったわアジュシ きをつけてお仕事

ファイティン』


ミヌはにっこりしてミンジとパチンとハイタッチを

すると、うんと首をかしげた

『ミンジヤ 手が熱くないか?』


するとミンジは両手を後ろに組んでぶんぶん

首を振って言った

『そんなことない 大丈夫よアジュシ』


ミヌはミンジの言葉ににっこりしてから

理事長と呼ばれた老人に挨拶をした

『オルシン、いえ理事長いろいろありがとうございました

またぜひお目にかかりたいですね』


すると老人は手をあげて言った

『俳優よ なにかあれば病院へ来なさい 俳優と

家族は私が診察しよう』


ミヌはすこし苦笑いして言った

『病院はあまり行くことはないとおもいますが

その際はよろしくお願いします』

とぺこりとお辞儀をするとミンジに手を振って

リュウと共にバンケットを後にした


そんな光景をぽかんと見ていたユナははっとして

ミヌを見たがもうすでに会場から出た後だった


ユナはふうとため息をついてミンジに言った

『すごいわ、ミンジ ミヌオッパと毎日暮らしてるなんて

わたしにはとても考えられないわ』


ミンジは首を振って言った

『アジュシはふつうの父親だわ 家では俳優に見えないもの』


ユナははあとため息をついて言った

『とにかくなにも考えられないわ』


ヨンノはミンジにこっそり言った

『ミンジおなかすいたでしょ まだごちそうあるからたべよう』


ミンジはにっこりヨンノのあとをついていったが

体中がだるくて熱くなってきたのがわかった



会場を後にしてゲファはミヌとリュウが出てきたのを見て

あわてて近寄って言った

『チャギャアどうだった?』


ミヌはにっこりして言った

『大丈夫だ!ばっちり父親してきたぞ』


そしてミヌはゲファに小声で言った

『少しだけ嫌味もいってきたけどな』


その光景をみたリュウはくすくす笑って言った

『ゲファさん、ミヌなかなかだったよ ちゃんと父親として

相手を尊重してユナの両親にちくっといってたから』


ミヌは時計をみてオッと言う顔をして言った

『ゲファ ミンジを待っててやってくれるか

あともう少しみたいだから オレはヒョンと一足先に

戻ってるから あっ終わったらミンジから

連絡入るからテグの携帯もってるよな』


ゲファはうなずいて言った

『ええ借りてきたわ そうね、私がイェウナと待ってるわ

リュウさんじゃあよろしくお願いします』


ミヌとリュウは手をあげてホテルの入口へ向かった


ゲファは手をつないでいたイェウナに向かって言った

『じゃあ、イェウナジュースでも飲んでミンジを待とうか』


イェウナはうんうんとうなずいた

ゲファはミンジにホテルロビー横の喫茶ルームに向かった



パーティは約1時間がたちいよいよユナの誕生した日から

いままでの姿がおおきなスクリーンに映し出された

演出が行われていた


ミンジはヨンノのとってくれた食べ物を少し食べたが

体が熱くてしかたがなくジュースを飲んで端の椅子に

ヨンノと座っていた


ヨンノはスクリーンを見ながら言った

『ミンジすごいわよね うちはこんなこと絶対

してくれないわ』


ミンジはぼっとしながらもうなずいたが

とても体もだるくいよいよ頭も痛くなってきたので

立ち上がって言った

『ヨンノ、私帰るわ ちょっとぼっとして頭もいたくて』


ヨンノは心配そうにミンジのおでこを触って言った

『大丈夫?だいぶ熱いわ ミンジ 早く帰った方がいい』


ミンジは少し笑って言った

『ヨンノありがとう ユナによろしく言ってくれる』


ミンジはヨンノにじゃあと手を振ると

ふらふらとしながら会場のドアをあけた


ミンジはふうと深呼吸して近くのソファーにようやく座り

携帯を取り出してピコピコとテグの番号を打って

耳元に携帯をあてるとプルプルとなって

すぐゲファがでた

『ミンジヤ、終わったの?1階の喫茶ルームにいるから』


ミンジはソファに寄りかかって答えた

『オンマ、いま会場の外にでたんだけど

もう体が熱くてだるくてソファーなの

ちょっと座ってるわ』


ゲファは顔をしかめて言った

『ミンジヤどうしたの?具合でもわるい?

とにかくそっちへ行くわ 動かないで待ってて』


ゲファは携帯をきるとイェウナの手をとると

会計をすませて少し早歩きでエレベーターに乗った

会場のフロアにつくときょろきょろと辺りを見回すと

端のソファーにぐったりしているミンジを見つけると

目を丸くして駆け寄った

『ミンジヤ、ミンジヤしっかりして』


ゲファはミンジの体をゆするとミンジはうっすら目を開けて言った

『オンマ・・・体が熱くて』


ゲファはミンジのおでこを触るとものすごく熱かったので

『もう、こんなに熱いじゃない病院に行かないと』


そう言って持っていた携帯を見るとあーと顔をしかめた

『ミンジヤ背中に乗っておぶるから イェウナはミンジの

鞄持てるかしら』


イェウナはミンジのカバンを肩にかけるとうんうんうなずいた

テグが駐車場で待っているのでそこまでいかなければ

ならなかったがゲファはミンジをおぶってホテルの外に

でるとまだやまない雨の中をかさをなんとかさして

駐車場まで向かった


背負いながらゲファはミンジに言った

『ミンジヤごめんね オンマがきちんと送っていけば

こんなことにならなかったのに 携帯を持っていれば

もっとはやく駆けつけられたのに』


テグは車の中でうとうとと眠っていたが

ドンドンと車を叩くおとではっとおきると


ゲファがミンジを背負っている姿が見えたので

あわてて車をおりると後ろの席を開けながら言った

『ゲファさん!どうしたのミンジ』


ゲファはミンジを車の中へのせてから自分も乗り込み

イェウナをのせながら言った

『ちょっと雨にうたれたみたいで熱があるの』


テグはえっというように言った

『じゃあすぐに医者にいかないと』


ゲファは携帯をかけながら言った

『ええ、テグさんとにかく車だして』


あわててテグが車を出しながら言った

『ゲファさんどこの医者にいこうか』


ゲファは考えて言った

『カンナムにイェウナがかかった病院があるから

とりあえず向かって』


テグはうなずいて車を走らせた


ミンジは何もいわず座席に寄りかかり目をつむっていた


ゲファはそんなミンジを見つめながら


ようやくでたリュウに言った

『リュウさん ああ撮影また再開になったのね

いまミンジがパーティーでてきたんだけど

熱があって・・これから病院へ行って家に戻るわ

あの人が戻ってきたら伝えてくれる?

それで夕方雑誌社の担当者が来ることになってて

インタビューの打ち合わせが入ってるの』


リュウは心配そうに答えた

『わかったゲファさんそっちはまかせて

ったくあの雨の中ミンジずっと

待っていたから・・ミヌには上手く伝えておくよ

また状況わかったら連絡してくれる?』


ゲファは微笑んで言った

『ええ、たぶん風邪だと思うから』

ゲファはそういって携帯を切ると

両サイドに座っているミンジとイェウナを

抱き寄せて言った


『まだまだ母親失格ね・・・ごめんね私の大事な子供達』

ゲファはやるせない思いで胸に悲しい感情が込み上げ

外の景色が涙でぼやけながらも雨で

とおりすぎる景色を見つめながらミンジの体を

さすっていた







>>>続く







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