臨死体験では空中に浮上(幽体離脱)して、自分を含めて周囲を眺めて、三途の川を渡ろうとして、御先祖様等に引き返すように教えられて自分の身体に戻って感覚を取り戻す。この間は大体数十時間、お花畑を見たり、知り合いに出会ったり等するが、苦しい思いよりも楽しい思いが多いようです。

世間にも喧伝されて、その態様が一種の文化になっている。これは、他国でも態様に違いが有って、場合によっては苦しみが多い国や地域が有ったりする。

所が、アニータさんの場合は全くそれと違っています。

昏睡状態で病院の集中治療室に運び込まれた時から、自分の周囲の医療スタッフや医師、家族のことが分かるのです。その多くの人は離れた場所に居て、通常は直接知る事は出来ません。

所がアニータさんは、自分の所に駆けつける為にインドから飛行機に乗っている兄の事も分かります。

本には、知覚する範囲がドンドン拡大すると書かれています。

驚くべきは、彼女の思考能力の素晴らしさです。自己が拡大に拡大を重ねた結果、全てと一体になったと認識し、それは無限の自己であり、又純粋な自己です。

そこで、アニータさんが得たのは、人間はワンネス詰まり神であり、神は存在ではなく、存在の在り方だという結論です。

イエスやムハンマドはそんなことは言っていません。

存在の在り方ということは、全ての神が平等だということです。誰もが自己の信ずる神を持ち、生きれば良いのです。他の人の神を貶すのは、自らに唾することになります。神の冒涜だからです。