オプジーボの比較的患者さん仲間から多く耳にする、一般的(軽い)な副作用情報です。 | がん免疫活性化治療+ビタミンC点滴+標準治療成功日記クン。”キャンサーを生き抜く仲間の会” 沼袋健太(生き抜く!と確信しましょう)

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全国のキャンサー患者様とそのご家族様、そしてキャンサー予防に心がけていらっしゃる方に、自身の体験・実践・実績・学習を踏まえて、情報発信し、
皆様に勇気と希望を与え、貢献させていただくことができればと、
ブログを立ち上げました。よろしくお願いします。

こんにちは。


私もオプジーボ2回目を終えました。


副作用らしきものが出ていますね。

空咳です。時折せき込むことも。


ブリストルマイヤーズのスペック、

そして患者さんからの情報(私の耳にはいってくる)でも多い一般的副作用は、


1)空咳・・・ブリストルマイヤーズの文献では32%の投与患者さんに

       出るようです。

       ですので、あまり心配し過ぎなくともよいと思います。


      *ただし、空咳+息苦しさ+発熱のうち2つ以上がでた場合、

       間質性肺炎への注意が必要ですから、

       主治医か担当薬剤師に連絡をいれ、次回投与前に早めに

       受診したほうがいいようです。



2)かゆみ、湿疹・・・この副作用も患者仲間からよく耳にしますね。


3)軽い下痢や便秘


 などです。



以下、文献抜粋を記載しますので、ご参考まで。


副作用は、免疫が徐々に立ち上がるのと並行して、出てくる場合も多々

あるので、常に経過観察が必要のようです。


効果も期待できますが、一般的な軽い副作用から重度なものまでありますので、自覚症状と投与前検査(レントゲン&採血)結果を大事にしましょう。


※ただし、細胞毒性剤も同様以上の副作用がありますので、

 免疫チェックポイント阻害製剤のほうが、強い、怖いわけではありません。


                          記)


  • ※本資料は、米国ブリストル・マイヤーズ スクイブ社が2015年3月4日(米国現地時間)に発表しましたプレスリリースの日本語訳(抜粋)をご参考までにお届けするものです。内容につきましては原本である英文が優先します。
  • オプジーボは治療歴を有する患者さんの生存期間延長を示した最初のがん免疫療法薬です。
  • CheckMate -017試験で治療歴を有する肺扁平上皮がんにおける全生存期間の延長というベンチマーク目標を達成 。



 CheckMate -063試験および

   オプジーボの安全性プロファイルについて



一般的な副作用

  • 試験3で、オプジーボ群で最も一般的に(20%以上)報告された副作用は、

   疲労(50%)、呼吸困難(38%)、筋骨格痛(36%)、食欲減退(35%)、


   咳(32%)、吐き気(29%)、そして便秘(24%)でした。


以上


ご参考まで。



免疫治療オプジーボ成功日記クンより


肺扁平上皮がんにおけるオプジーボの安全性プロファイルは、

プラチナ製剤および1つ以上の化学療法での治療後に進行が認められた

転移性肺扁平上皮がん患者117名に対してオプジーボを単剤投与する

第Ⅱ相単群非盲検国際多施設共同臨床試験であるCheckMate -063試験に

よって確立されました。

被験者はオプジーボを2週間ごとに3mg/kgを60分以上かけて点滴投与されました。

本試験は被験者のPD-L1発現の有無に関わらず登録されました。

最も多く(患者さんの20%以上)報告された副作用は、

疲労(50%)、呼吸困難(38%)、筋骨格痛(36%)、食欲減退(35%)、

咳(32%)、吐き気(29%)、そして便秘(24%)でした。

重篤な副作用はオプジーボ投与群の59%で報告されました。

患者群の2%以上で報告された副作用の内、

最も多く報告された重篤な副作用は呼吸困難、肺炎、

慢性閉塞性肺疾患の悪化、肺臓炎、高カルシウム血症、胸水、喀血、

そして痛みでした。

患者群の27%で、副作用によりオプジーボの投与は中止されました。

オプジーボ投与群の29%で副作用により投与が延期されました。