「 プラチナ系製剤を含む化学療法後に増悪した、

 PD-L1陽性非小細胞肺癌(NSCLC)患者に対し、

 「pembrolizumab<ペンプロリズマブ(メルク)=抗PD-1抗体製剤>」

 (2mg/kg、10mg/kg)の3週おき投与は、

 ドセタキセルに比べて有意に全生存期間(OS)を延長させることが、

 フェーズ2/3試験KEYNOTE-10で明らかになった。


 米国Yale School of MedicineのRoy S. Herbst氏らが、

 12月18日から21日までシンガポールで開催されたESMO ASIA 2015で

 発表した。


 またこの結果は、Lancet誌電子版12月19日号にも発表された。」



 ※ニボルマブ=オプジーボ(小野薬品)の次の免疫チェックポイント阻害製剤

  の2016年内に承認は、「ペンプロリズマブ」(メルク)でしょう。


 次々と免疫チェックポイント阻害製剤が、開発・承認されるので、

 競争のなか、薬価も下がり、患者さんは、選択肢が増えます。


 つまり、どれかしらの免疫チェックポイント阻害製剤がヒットする、

 または、効果が弱くなれば、次の新薬(免疫チェックポイント阻害製剤)を

 投与できる時代となります。


 しかも脱毛するような大昔の細胞毒性剤に比べ、はるかに副作用は、

 少ないため、次々と使用できるわけです。



 ステージ4キャンサーを元気に生き抜く時代が、5年以内に到来です!


 

 免疫細胞治療成功日記クンより