日経記事抜粋、最新キャンサー治療情報です!!^^
治療歴のあるPD-L1陽性非小細胞肺癌で、
免疫チェックポイント阻害製剤「pembrolizumab」は、
ドセタキセルに比べ優れたOS(全生存期間)を示す。
【ESMO ASIA2015】
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/news/201512/545134.html
2015/12/21
「 プラチナ系製剤を含む化学療法後に増悪した、
PD-L1陽性非小細胞肺癌(NSCLC)患者に対し、
「pembrolizumab<ペンプロリズマブ(メルク)=抗PD-1抗体製剤>」
(2mg/kg、10mg/kg)の3週おき投与は、
ドセタキセルに比べて有意に全生存期間(OS)を延長させることが、
フェーズ2/3試験KEYNOTE-10で明らかになった。
米国Yale School of MedicineのRoy S. Herbst氏らが、
12月18日から21日までシンガポールで開催されたESMO ASIA 2015で
発表した。
またこの結果は、Lancet誌電子版12月19日号にも発表された。」
※ニボルマブ=オプジーボ(小野薬品)の次の免疫チェックポイント阻害製剤
の2016年内に承認は、「ペンプロリズマブ」(メルク)でしょう。
次々と免疫チェックポイント阻害製剤が、開発・承認されるので、
競争のなか、薬価も下がり、患者さんは、選択肢が増えます。
つまり、どれかしらの免疫チェックポイント阻害製剤がヒットする、
または、効果が弱くなれば、次の新薬(免疫チェックポイント阻害製剤)を
投与できる時代となります。
しかも脱毛するような大昔の細胞毒性剤に比べ、はるかに副作用は、
少ないため、次々と使用できるわけです。
ステージ4キャンサーを元気に生き抜く時代が、5年以内に到来です!
免疫細胞治療成功日記クンより