小学生
小学校・・・無邪気に遊んでいた。人生でこの時期だけが何の悩みも無い気がした。恋愛だの、お金だの、ましてや生活だの。毎日4時から6時まで野球をしていた。サッカー大好きやのに・・・答えは、多数決でまけた、民主主義な国や。こまったグローブが無い、兄弟そろってサッカー好きやった、家のバットはなぜか巨人の星、こんなんで打てるかい、しかも木。みんな金属、おれはプロか?
自分につっこんでた。 4時フェンスを飛び越えて、ハイ着地、すごい18人もおる。
ついでに先生も 仕事しいやあんたわ。 それはさておき、チーム分け、子供ながらに残酷なわけ方それは・・・取りジャン、つまりリーダー2人でじゃんけんして1人また1人選手を決める。最初にとられた奴は有望選手、最後がカスとなる。カスになると片身が狭い。 跳ね返す活躍が求められる。
残酷なわけ方や。大抵半ばにとられる、まー期待もそんなされへんポジションや
たしかに5/3 くらいしか打てへんかっつた。
一度すごいことがあった、最後に取られた谷村くんが三振ばっかの光生が、憧れの子がきた日に大ホームラン、野球部も飛ばんでそんなにっていうくらい飛んでった。誰もうごけへん、見送るだけ確かにヒーローやった・・・けど振られてしもた。 なんや、小学校6年の放課後。
こんな野球ばっかり1年やってた、ひまやけどやることがない。じゃ野球しよみたいな感じやった
花火
言葉の意味がわかるときは大体大人になってるもんや。
どっかで聞いた、分かった振りして過ごしてた、育った町は人口も2万ほどの関西の町で都会かと言われればそれは無く、田んぼと、じいちゃんと、ハナたれたガキンチョがよく走ってた。
今は、整備されてどんどんきれいになってあの頃の面影なんか無くなってきてるなと思けど。
家族構成は微妙で父、孝志と母、秀子、兄の龍司とで四人、小さいときは仲もよく毎年旅行にでも行く家族やったけど、小学校3年生ときに人生が変わった。
家業がつぶれた、ずっと肉屋をしてた。売れなくなったんか分からんけど子供ながらに心配してた。
「どうなるんかな」 二段ベットの下から兄に聞いてみた
「わからん」 一言 やっぱり子供にはどうしょうもない、親に従うだけやった。ただ二人で思ってたことは 学校は変わりたくなかった。 友達がいっぱいいたし 好きな子もいたから やっぱり単純
やった。 結局引っ越した。学校も変わらなかった変わったのはその日から父がいなくなった。
親子3人で暮らすことになった。
