よく耳にするハウジング。具体的にどんなものなのかわからなかったので徹底的に調べることにした。
wiki(「ハウジング」)より要約すると
・原義
→機械の筐体部品のうち、装置などを包んで保護する覆いとなる部品のこと。
・具体的な使われ方
①転がり軸受の外輪を取り付ける箱状の部品
②車でエンジンと変速機を結合する変速機のケース部品
③冷凍機のコンプレッサーの外殻構造
④カメラを水中に持ち込むために用いる耐圧可能な密閉容器
らしい。
この具体例を手掛かりにさらにハウジングのイメージをつかみに行きたい。
①転がり軸受の外輪を取り付ける箱状の部品
そもそも「転がり軸受」とは、球や円筒など転がるものを利用した軸受(ベアリングとも。回転や往復運動の際に軸を支える部品のこと。)のことで、まあ軸受と言ってまず思いつくのがこの転がり軸受である。参考として写真を載せておく。wiki(「転がり軸受」)より。![]()
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さて、次に「転がり軸受の外輪」だが、これは上の写真の球の外側にある輪のことである。
その「転がり軸受の外輪」を固定する部品がハウジングということになる。以下の写真のようなものだ。SKFホームページより。(http://www.skf.com/jp/products/bearings-units-housings/bearing-housings/index.html)


なるほど。なんとなくイメージはつかめてきた。
②自動車の変速機においてエンジンと変速機を結合する変速機のケース部品
とりあえず自動車の変速機について調べてみる。
・トランスミッション(変速機):歯車や軸からなる組み立て部品。動力源の動力をトルクや回転数や回転方向を変えて活軸へと伝達する。歯車のみからなるものはギアボックスとも呼ばれる。
下の画像でいうとほにゃららハウジングやトランスうミッションケースといったもの全てがハウジングと呼ばれるようである。JapanClassicホームページより。(http://www.japanclassic.ru/upload/fsm/toyota/2004.11_mark_x_GRX12/cd0425/ncf/xml/s169030043a099.html)

③冷凍機のコンプレッサーの外殻構造
これもまず冷凍機の仕組みがわかっていないと、ハウジングがどこのどんなものなのか理解できるはずがない。
〈冷凍機が空気を冷やす仕組み〉
機内の冷媒(イソブタン等。昔はフロン。)をコンプレッサー(圧縮機)で圧縮する。
→圧縮されて高温高圧となった冷媒は凝縮器をを通ることで冷やされ液化する。
→液化した冷媒は膨張弁を抜けると圧力が急激に低下し、沸点が下がる。
→この冷媒を蒸発器に通し、気化する。
→気化する際に熱を奪う。
この過程の一番最初にあるコンプレッサーにもさまざまな種類があるが、冷凍機には主にレシプロ式(往復圧縮機)が用いられ、その構造は以下のようになっている。パナソニックホームページより(http://panasonic.co.jp/ism/heat_pump/heatpump03.html)
この外枠がハウジングのようだ。(ハウジングというワードが冷凍機関係であまりヒットしなかったため正確でない可能性がある。)
④カメラを水中に持ち込むために用いる耐圧可能な密閉容器
こういうものらしい。へえー。アクオスホームページより。(http://www.d-aquos.com/SHOP/Nauticam-GX7MK2.html)

以上。いままでぼやけていたハウジングというもののイメージが頭の中に作られた気がする。
自動車のトランスミッションや冷蔵庫の仕組みまで知ることができて一石二鳥だった。