アンドレス・セゴビア(Andrés Segovia)は、スペインのギタリスト「現代クラシック・ギター奏法の父」として知られています。
アンドレス・セゴビアは、ギターを「小さなオーケストラ」と表現しました。
セゴビアはグラナダで育ち、幼少期にはピアノやチェロを習いましたが、後に独学でギターを学びました。4歳の頃にギターに触れ、16歳のときに初めて演奏会を開きました。
1987年6月2日、マドリッドにて心臓発作により死去。94歳であった。
毎日の日課である午前の練習を終え、午後のテレビ番組を視聴中に静かに息を引きとりました。94歳で亡くなる直前まで、彼は年間50回以上のコンサートを行いました。
1912年マヌエル・ラミレスの工房にマドリードのコンサートためにギターを貸して欲しいと、まだ無名の19歳の青年セゴビアが訪ねます。
演奏に感激したマヌエルは一台のギターを進呈し、セゴビアはその後25年間世界各地のコンサートで使用します。
彼は楽器製作者マヌエル・ラミレス、ヘルマン・ハウザー、ホセ・ラミレスと協力して、楽器の改良に取り組み、より大きな音量や自然な音質を実現しました。その成果は、今日のクラシックギターのデザインに反映されています。
1946年、一般的だったガット弦(羊の腸)からナイロン弦に変更
多くの学生を指導し、彼の遺産は彼の門人たちによって引き継がれます。
有名な門人には松田晃演まつだ あきのぶ、、クリストファー・パークニング、ジョン・ウィリアムス、エリオット・フィスクがいます。
彼は生涯を通じて150以上のリュートやハープシコードのための作品をギター版に編曲しました。
彼の影響は現代のクラシックギター界に不可欠なものであり、彼の演奏スタイルや楽器設計は今日のクラシックギターの基盤きばんとなっています。
YouTubeにもセゴビアの映像は多数残っていますぜひ彼の功績を鑑賞してみて下さい。
詳細は:
https://shogokubo.com/blog/
Suerte!
GUITARIST
Shogo Kubo /久保聖吾
guitarsho@yahoo.com
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