まずは
麻薬って。
飲んだらもっとほわほわ~ってするもんかと思ってた!
全然楽しいものじゃ、ないですよっと。
(べっべつに期待していたわけじゃ…)
痛み止めがなかなか効かず、
麻薬
オキシコンチンの量が一気に4倍に増えました。
他にレスキューといって
突発的な痛み、耐えられない激痛用に
オキノームという粉薬ももらっています。
これは、時間を置かずとも
立て続けに飲んでも良い薬です。
前回診ていただいた、
パンフレットの写真よりも一回り位おじいちゃんだった院長センセイに
「抗がん剤治療か緩和ケアかどっちか相談ね~」
などと言われていたシュウですが、
答えは決まっていました。
消去法で。
抗がん剤は無し。
それをね、
まだ伝えた訳ではなかったんだけど
フツーに次の予約が
緩和ケア外来になっていました。
初めましての緩和ケアの先生から、
「精査した検査結果の報告書が上がってきてね」
と
前回院長センセイから言われた、
肝臓、背骨の腫瘍
の、他に~
転移 肺癌
胸膜播種
胸水
両腰骨多発リンパ転移…
次々と告げられる、新事実
ほう、ほう
…
てかめっちゃ
増えとーやん
治療!
治療していたはずなのに、
放射線あてて時間たったら消えてなくなる、
はずなのに
こりゃまた、ずいぶん
「そこらじゅうに転移してるじゃないか…」
そう言って崩れ落ちたのは…
父親でした(^-^;
弱いなー、男親は。こういうの。
「シュウはずいぶん平然としているんだな…」
若干引かれてしまう始末で。
平然というか。
すごく、結果に納得いったから。
報告を聞きながら、
シュウは頭の中でもう一人のシュウに、
こう確認していました。
シュウさ、
放射線治療を始める時に
医師から言われたよね?
照射するにあたって、
一部放射線が肺にも及んでしまうため
その部分の肺は損傷を受けます。
(同じ理由で腎臓も)
って。
それを受けて、シュウは医師に質問したよね、
損傷を受けた肺はのちのち
癌化しやすくなりませんか?
医師は、
そんなことはない、
って
それなりの理由をつけて答えてくれたけど
シュウは微妙に不信だったよね?
医師を信じる、
っていうと聞こえがいいけど
結局は考えるのが面倒で流されたんだよね
そうだよ、
その通り。
ラクしたんだよ。
そして
信じるんだったら
心から信じて治療に臨めば良いものを
良い治療法に出会ったとか言いながら
どこかでずっとモヤモヤしていた。
なんで治療で
元気な肺が傷付かないといけないんだ
なんで治療で
正常な腎臓が傷むんだ
と。
せめて
治療中、突然背骨に腫瘍が出来た時に
シュウにはこの治療法は合っていない、
そう気付いた時に
さっと止めれば良かったんだ。
勇気を持って、帰って
別の道を行っても良かった。
なのに
身体はしんどくなっていたのに
考えたくなくて…
そのまま流されて
治療を続けるラクな道を選んだんだ、
最終的に、数値が落ちすぎて治療続行不可になるまで、、
あわー!
うん。
考えれば考えるほど
治療を信じきらなかったこの半端な想念と、
自分の身体を守ることを第一とせずに
流されっぱなしだった、
まさに
自分で招いた結果じゃないか。
もーぉ
なんか、
咳、とまんないと思った!
足で うまく歩けないの、なんだろー
とか
思った!!
放射線終わったあとの
免疫力落ちた感が尋常ではなかった。
抗がん剤とも違う、
あとからじわじわ病んでくる感じ。
だからね、
このチャンスを逃さず
きっちり広がりを見せた腫瘍は…シュウの癌細胞達は…
言って見れば、
優秀なのではないだろうか
われながら、
デキる子達なのではないだろうか
このチャンスに転移しなかったら
親として、
ちょっとアホだなって思っちゃうもんね。
だから、すごく納得☆
それにしても
びっくりするほど急に身体にきた
あ。
熊本に入院していた時に出会った
大盤振る舞いで、肝臓が二つある(ブロ友さんの表現をお借りしました)ような発言を繰り出したおじさん、
「片方取った」のは、肺、だったんだね。。
今のシュウと、全くおんなじ咳していたね
おじさん。。。
身体の異変のつじつまが合ったところで、
貰った
たくさんの、痛み止め。
癌疼痛ではない、
坐骨神経痛だ、
(これはこれで大変ですよ…)
とか先生に言ってみたものの、
頷きつつスルーされ。
仕方ない、
認めるかー
はい、疼痛です。(・∀・)
だから
これらがないと、今シュウは1日を過ごせません。
ありがたいもの達です、
あまり効かなかったりもするけど((((^-^)
でもさすがに
これまでの4倍濃度のオキシコンチンは
痛みに多少効きました。
代わりに、
ひどいめまいと、心臓の動悸が1日続きました。
突然 先生から渡された
『緊急受診カード』は、
こういった麻薬の副作用に対応しているんだな、と。
手放せない、ありがたい痛み止め達だけど
ずっと飲み続けたら、
きっと心臓止まると思う。
シュウ
痛み止めで心臓を止める気も、
この病気で終わるつもりも、ありません。
一応、身の回りの片付けは始めますが(笑)
来年も再来年も
ずっと存在し続けるんだからー
年金貰ってやるんだからー
そのために、
こういった療法も取り入れていきます。
たとえば、
こんにゃく温湿布。
スミマセン、やっとです
冒頭に出した、こんにゃくです♪
10分間、こんにゃくを煮立てます。
それを
二枚重ねのタオルでくるみ(結構熱いです)
右胸下の 肝臓部
お腹の丹田部
に、
30分ほど当て温めます。
そのあと冷たいタオルで当てた部位を拭きます。
まだこんにゃくが温かければ、
背中側から腎臓部を同じように当てて温めます。
これをやると
疲れや毒素が排出されて身体が軽くなります。
シュウのように病気的なものがある場合は
熱が出たりします。
好転反応です。
東城百合子先生の
自然療法、という本に詳しく載っています。
書かれています。
そっかー
シュウだけじゃズルいね
ぐらちゅんの免疫力も
上げないと。
尻尾の付け根には
免疫アップのツボがあります。
やさしーく、ペケペンペーン
と
なでさすってあげます。
ちなみにぐらちゅん、
ちょっと引くほど喜びます…((((^-^)
( )
引いてたよ!(笑)
そうそう
温湿布のこんにゃく、
使ったあとはどうするんだ問題が勃発しましたが
食べるのもナンだし…
捨てるのもちょっと…
ご安心を
こんにゃくが小さくなるまで
何度でも
使えます(*^O^*)
シュウは水に浸して冷蔵庫で保管しています。
ありがとうございます。
※この記事は
放射線治療を批判するものではありません。
幸せな治療結果を得ている方もおられます。