出ないってわかってる
もしかしたら違う人が使ってるかもしれない携帯
それでも声が聴きたくなったんです
忠津さんの声が
きらってあたしを呼ぶ忠津さんの声が、聴きたい

我儘ってわかってる
あの時、シカトしたのはあたしだ
忠津さんにもきっと沢山の迷惑をかけた
それでも、今声を聴きたいのどうしても

きら、どうしたん?って言われたら泣くかもしれないけど話したい
忠津さんは変わってないですか?
きらはこんなに変わって仕舞いました

ヘルスで働いてたあたし
ソープで働く今のあたし

忠津さんはどう思うのかな?
なんとも思わないよね



それでもただ、声が聴きたい
優しい声で諭して
言うこと聞くから・・・
たくさんの人で賑わうカフェにひとりでいると何故か泣きたくなる
ひとりぼっちなんだと思い知らされる
だからネットの世界にあたしは逃げ込む
これは、正常に生きるために必要なことなんだ
耐えきれない現実から逃げてるだけなのかもしれない
だけどあたしはこうしなきゃ前を向けない

お茶を飲みながらこうしてブログを更新したりメルマガを発行したり、これがあたしを現実世界に留めてくれる
こういうことだけがあたしを現実と繋いでくれている

見たくない薬の山に溜息をついたり、悩む主治医に言葉を失うような日々にウンザリする
生きるために、ただ生きるためにこうしてる
小さな抵抗だと笑えばいい
いつか死にゆく日に思いを馳せて明日を生きる
大切なことは今日に後悔をしないこと
僕に後悔はない

空を見上げて夢の島にいるキミを想う
この季節は空が近く感じるから、キミさえも近く感じる
本当は遠くて手も届かない場所にいるキミに手を伸ばす、汚れたままで
涙を流したりしない
あたしは感情なんて捨てなきゃいけないんだ
そうしなきゃ生きることすら困難で


明日は晴れるかな
眠れないからハルシオンを噛んだ
苦い口の中に甘いカフェオレを流し込んだ
調和されるかと思えば何にも変わらない苦さ
だから僕は代償行為でカミソリを握ります
もう左腕には入れないけれど握りしめて眠ります
ただ、握りしめるだけで僕は安心するのです
僕の心がカサカサになって仕舞う前に唄います
眠れない夜に銀河鉄道の夜をめちゃくちゃに唄えば空が明るくなって
僕の意識もどっかに行って消えてくれるかな?
もう何も考えたくない
テーブルの上に置いた八万円で許してください


ねえ
僕を見てください
僕を愛してください
出来ればその腕で殺めてください


僕は如何して此処にいるんですか
僕は如何して息をしているんですか
僕は如何して生きてるんですか
如何して如何して如何して如何して如何して如何して如何して如何して


眠ったら、この暗闇のような気持ちは消えてくれるかな