こんばんは、書の佑嘉です。
今回のテーマは「才能」です。
10年以上対面式の教室を運営してきて
多くの生徒に言われた言葉があります。
「やっぱり才能無いと駄目なんでしょうか」
そもそも、書における才能って何なのでしょうか?
世間一般的には「才能=生まれながらの鋭い感性」であると思われているような気がします。
私は書における才能=生まれながらの鋭い感性だとは思いません。
そもそも、「鋭い感性は作れる」と考えています。
結局のところは筆を持っている限り感性は磨き続けなければいけません。
先天的に素晴らしい感性を持っていれば
確かにラッキーだし、良いスタートダッシュが切れるかもしれません。
でも、それだけです。
どんなに優れた感性をお持ちだろうと
磨き続けなければやがてマンネリになり、スランプに陥ります。
「磨き続けなければいけない」のであれば
「良いスタートダッシュがきれる」ことよりも
「磨き続ける」ことの方が遥かに大切だと思いませんか?
そう、書において1番大切なのは
「研究、練習を継続すること」です。
では、「継続する」ためには何が必要だと思いますが?
私は「好き」という気持ちが燃料になってくれると考えています。
書くことが「好き」であれば「研究や練習は楽しいもの」である筈です。
努力が努力ではなく楽しみになる、という訳です。
勿論、報われることばかりではありませんが
それすらも好きなら楽しめてしまいます。
なので、生徒に才能がどうこう言われる度に
「才能があるかどうかなんてどうでも良くないか?」
と思ってしまいます。
好きこそ最大の才能也。
上手くなりたいなら才能の有無なんて気にせずに指摘されたところを重点的に練習しましょう!
上手くならないのは才能不足ではなく、
単なる練習不足、研究不足です。
変化するまで研究、練習をすれば解決しますよ
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