今日は…ずっと温存してた曲…

最近はすっかりネットで音楽を聴き

CDを買うこともめっきり減って…

持ってる曲でさえネットで聴いて

CDを引っ張り出すこともあまりない…


どんな媒体でも、聴いてることに変わりは

ないし、ラジオやCDだと聴いたことに

なって…ネットだと聴いたことにならない

…なんてことにはならないのであって…

音だけでは体験できない、

見たこともない昔の貴重な映像を

見ながら聴けるのは最高だけど…


そうは言っても…

自分でお金を出して買ったり、

若い時に中身も知らず買ったアルバムや…

出かけるお供によく聴いた曲と…

家でネットでお手軽に聴いてる曲とでは

思い入れに差があるのも…

これまた当然で…(*_*)


最近は、聴き方がそうなってるので

ブログに書く曲もだんだんと

思い入れのない曲が増えつつある…

一方で… 昔からお馴染みの曲というのは

数に限りがあって… 紹介し過ぎると、

残った物は思い入れの少ない物ばかり…

となりかねない…ショボーン


思い入れのある曲を紹介したい…

というのはブログを書く原点だからね 笑い泣き

そんな訳で、ずっと温存してた

お気に入りの一曲





ハーブ・アルパートの代表曲でもある

this guy's in love with you



初めて聴いた時は… ハーブ特有の哀愁が

これでもか!というくらい詰まった

この曲に一聴して気にいってしまった。

ハーブのボーカルというのも珍しいし

彼のトランペットもボーカルをなぞった

ささやくようなトランペット…


途中から入ってくるストリングスが

曲の音量を徐々に上げてくると…

何だか背中のあたりがゾワゾワ…(*_*)

サビのコーラス、ピアノ、ストリングスが

美しいのなんの… 笑い泣き


曲が静かになった時の一節…

I'll just die   いずれ死ぬ

…の印象のせいで

人生に疲れた男の…これまでの人生を

振り返った歌… そんな風に感じていたけど

実は  “ラブソング "



このハーブの名曲は…

バート・バカラック作曲で

ウィキペディアによると興味深い

彼らしい エピソードが…


ハーブが自身の番組で曲が必要になり

バカラックに「引き出しにしまって

しまった曲や… 録音したけど上手く

いかなかった曲はないか?」と尋ねると

ハーブの元にこの曲が送られてきたそうだ…


既存の曲に新たに命を吹き込む

才能に長けたハーブ。彼自身の

プロデュースで全米1位の

大ヒットとなった。





共同プロデュースにジェリー・モスの

名があるが、彼はハーブと共同で

レコード会社を興したその人でもある。

アルパートのA、モスのMをとって

A&Mレコードと名付けた。



彼のレコードには必ず…A&Mのマークが…
自分の会社だからね (^o^;




この曲も、カバーが非常に多い。

アンディ・ウィリアムス

サミー・ディヴィス Jr.

ディオンヌ・ワーウィック

BJトーマス

新し目では、イギリスのバンド

オアシス 等々…


いろんなバージョンを聴くと…

やっぱり…ハーブなんだよね…照れ

オリジナルだし

これが思い入れ…ってことかな?



歌詞和訳…いつもなら、どこかのサイトを

見たとしても、自分なりに解釈をして

そのまま書き移すことはありませんが…

今回は、手を加えるまでもない

なかなかいい訳があったので…

若干、変えてます




歌詞和訳



君の目の前にいるこの男

彼は君に恋している

そう  僕は君に恋している

こんな風に君を見つめている

君が微笑むと僕にはわかる

僕たちがお互い分かりあってることを


この喜びをどうしたら

わかってもらえるだろう

君の気持ちが知りたいんだ

なぜって  誰かが噂してるのを聞いたんだ

君が僕のことを " いい人 " って

言ってたって

そう  僕は君に恋している

君に愛されたくて尽くしているけど

この思いはどこまで通じてるのだろう


知らないままでいたくない

僕の手は震えている

あぁ  僕を傷つけないで

なぜって  君の愛が必要なんだ

君の愛が欲しいんだ

目の前のこの男を愛してると言って?

もしそうじゃなければ

僕は生きてゆけない




Herb Alpert
this guy's in love with you




本来のラブソングとして聴いてもいいし

雰囲気で聴いて、

人生について考えるも良し…

静かな曲だけど…激情的に盛り上がる

ところもあって…本当に…名曲だね…えーん



番外編…として、

彼のアルバムジャケットはお気に入りが

多いのでちょっと並べてみました ニコニコ



彼のアルバムジャケットのセンスは
当時流行した?書体のセンスが
いかにも60年代的で、一貫した
メキシコ風なテイストと相まって
アーティスト本人が写る退屈な
ジャケットを面白くしてると思う…



下の動画は同じ音源ですが
歌うハーブ・アルパートが見れます ニヤリ