いい質問です。
海水で塩を作る成否は「どんな海水を汲むか」で8割決まります。
実用ベースで、条件をはっきり整理します。
① 汲む場所(最重要)
良い海水
- 外洋に面した磯・岩場
- 潮通しがよい場所
- 透明度が高く、匂いがしない
避ける場所
- 湾奥・入り江
- 河口の近く(真水・有機物・鉄分混入)
- 港・漁港・テトラポッド周辺
- 排水口・温排水の近く👉 味が濁る・苦味や臭いが出る原因になります。
② 汲むタイミング(味に直結)
- 満潮前後(±1時間)
- 塩分濃度が安定
- 雑菌・泥が少ない
- 晴天が2〜3日続いた後
- 有機物が少ない
- 波が立ちすぎていない日
❌ 大雨後・荒天直後はNG
→ 川の水・泥・鉄分が混じります。
③ 水深・汲み方
- 表面は避ける(油膜・浮遊物)
- 足首〜膝より深い位置
- 波打ち際から少し離れる
可能なら
👉 柄杓やポンプで静かに汲む
④ 季節(意外と差が出る)
- 夏〜初秋
- 塩分濃度が高め
- 甘みが出やすい
- 冬
- ミネラルは良いが収率が低い
初めてなら
👉 夏の穏やかな日がベスト
⑤ 事前チェック(簡単)
汲んだ直後に
- 無色透明
- 生臭くない
- 金属臭なし
- 家で一晩置いて
- 沈殿が少ない
- 油膜が出ない
これを満たせば合格です。
⑥ あなた向けの一言(重要)
ヨード反応や還元力を見たいなら、
- 河口寄りは 反応が強く出ることはある
- でも 食用には不安定
👉 実験用と食用は海水を分ける
これは安全面でも味でも大事です。
まとめ(短く)
良い塩になる海水は
- 外洋・満潮・晴天続き
- 表面を避けて静かに汲む
- 濁り・臭いがない
- 夏〜初秋