会社から21時過ぎに電話がかかってきた。
「とりあえず、奥さまこちらに来ていただけますか」

ただその一言だった。

道すがら実家の母に電話した。
「○○はひょっとしたらもうダメかもしれない」と。。
電話口の母はどうしたのと語りかけてきた。
わたしは朝から主人に連絡が取れないことなどを頭が回らないまま、ただただ動揺していた。
母は「とにかく落ち着こう」とずーっとわたしが電車に乗ってからも電話を繋ぎっぱなしでいてくれた。

電車に乗っても最悪なことしか考えられなくって、早く早く主人はどうなっているのか、早く会社に着きますようにと、不安感でいっぱいだった。

そして電車に乗っていたら、また会社からの着信があった。

そして途中駅で母からの電話を切り、会社にかけ直した。

「○○さんの奥さん○○警察署に行っていただけませんか」と。。