人生の中には

まるでストロボ写真みたいに

スローに

時間が流れるシーンがある

一つめは

近所のプラスチック工場の

積み上げられた

プラスチック製品の上で遊んでいて

落ちた時

まるで スローモーションのように

景色が見えたこと

二つめは

本で立ち読みしていた時に

頭に浮かんだ交通事故のシーン

車とぶつかった自転車が宙に浮いて

人も宙に浮いていた

気になって 家に帰ると

弟が交通事故にあったことがわかった

私が見たのは

弟の事故シーンだった

3つめは

3才の頃

父の田舎の長崎県五島列島で

祖父と一緒に散歩しているシーン

これらの場面がスローなのは 

どんな意味があるのだろうか。

わからないまま

いまに至る