2014年3月29日
一年間の旅が終わりました。
毎日書いてた日記。
ボロボロになってしまったけれど、持って帰って来れてよかった。
読み返して自分の旅を振り返ってみると、
もうただただ楽しかったってことしか思い浮かばん!
初めての海外
帰りたくてしょうがなかった一ヶ月目
病気にもなった
危険なこともあった
もしかしたら悪いことの方が多かったんかもせーへん。
それでもほんまに心の底から楽しかったって思える。
いろんな国に行ったけれど
今回の旅のメインのイスラエル、そしてアフリカ
ここで過ごした8ヶ月間がもう俺の旅のすべて。
濃かった
ほんとに濃かった
終わらない戦争の状況
支援やボランティアについて
人間の汚い部分
伝統を守り続ける民族
水道のない国
今までネットで調べた情報は間違っているものが多いという意識もあって信用していなかった。
でもネットの情報と現地で感じたことが同じようなことなんて山ほどあった。
そのくらいネットの情報も確かなものも多いと思う。
でも今回、ものすごく強く感じたのは”表情”の大切さ。
話している人から感じる大きなメッセージ。
一年間で何の光景が印象に残ってるって、
キリマンジャロの山頂から見る景色やウユニの星空でもない。
20代と60代のパレスチナの人々の表情の違いや、クリスマスプレゼントをもらった時の孤立した村に住む子どもの、あの何とも言えない顔。
あの感覚だけはどないやっても文字にすることができん。
それと同時に過去を写し出すネットの情報と違って、現地には今の姿とこれから広がっていく未来があった。
逆に”文字”っていうものが嫌いになった。
こうやって書いてるブログもそうやけど、ホームページに載せる文章や政府に提出する書類。
文字ってほんまなんとでも言える。
曖昧な表現を使ったり、綺麗な言い回しにしてみたり、
どっかの偉い人にみてもらいたいんかなんか知らんけど、騙したりその場しのぎの道具として使われている場面がいくつもあった。
だから良いことも悪いことも含めて、直接会ってみなわからんことなんていっぱいある。
実際行動に移してみてわかること
直接会ってみて感じたのは世界の”リアル”
たった一年間
一つの国に滞在した日数なんて、たかがしれてるけど、ネットにも雑誌にも何にも載ってない自分だけの”リアル”を感じることができた。
知らん方が良かったって思うこともある。
逆にこんな世界があったんやって感動することもたくさん!
少なくとも、こんなに人が優しいなんて思ってなかった。
まあほんま何を思うかって、これから頑張らなアカンなってこと。
一年間みんなより遅れた。とは思ってない。
思ってないけれど、この一年を生かせられるかどうかはこれから次第。
自分のやりたいことに迷いがあったけれども、今回の旅のおかげで一切迷うことなく教師を目指すことができるようになった。
観光地じゃないところに行くのが別に旅じゃないし偉くもないけれど、自分にはこれが合ってた。
そんなところに行くと、何もないところがいっぱいあった。
でもその何もないところでいろんなことを感じることができた。
これはきっと日本に帰っても一緒やって思ってる。
何もないところでもいろんなことを感じることができるやろうし、いろんな人からいろんなことを感じることができると思う。
これは自分の強み。
だから教師になって、子どもからいろんなことを感じ、伝えていきたい。
「海外で働かないの?」
ってよく聞かれたけど、日本で教師になりたい。
理由は、夢があったらその夢を叶えられる国だから。
もちろん海外の人が夢を叶えることができないって意味じゃないけれど、技術的な面でも国や企業の持つチカラから解放させるという面でも、日本は世界を引っ張っていける国やと思ってる。
今現在日本を、あるいは世界のいろんな国を支えている人たち。
どんな職業でも、職業って認められていなくたって意識や考えさえあったら一緒。
だから広ーい選択肢を与えてあげられる、そんな先生になっていきたいな。
ボランティアもやった。支援もやった。
誤解されがちやけど、全部自分のため!
100%自分自身のための1年間の旅でした。
自分のやりたいことにほんまにたくさんの人が日本からも海外でも協力してくれた。
だから今度は自分の番。
人は人を変えてしまう。
人は人を変えることができる。
このことを強く実感した一年間。
自分自身、キラキラした大人を無意識に見て大きく変わった。
ほんまにすごい一年間やったねん!
行きたかったら行ったらええし、その人の自由。
勧めるつもりなんてさらさらなかったけど、こんな楽しかったら勧めてまうかもせんな。
後悔したこと
やり残したこと
まっったくない!!
一個だけ誤算やったんは一年間じゃ足らんかったってことくらい!
だからまた半年でもええから旅に出たいな!
募金ということを通じて始めたブログ
ブログなんてやるつもりなかったけれど、更新する度に自分の感じたことがいろんな人に広まっていってるのを実感できて嬉しかったです!
また日本でゆっくり話を聞いてください!
一年間どうもありがとうございました!
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