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マネジメントとマーケティングと時々大学生

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昨日、こんな記事を見ました。

http://newspicks.com/w/news/618772


要約すると、
グローバル化の本質は、徹底的な「現地化」である
ということでした。

現地法人や合弁で成功するなら、猿でも世界一ですよ、と。
他の方がコメントでも書かれていましたが、既存の国内バリューチェーンとの兼ね合いが難しいことが最も問題であり、徹底的に現地化することで、既存のブランドが消滅しかねないわけで。

そして、最もはき違えているのは、あくまでも大前提として、
グローバル化は、「均質化」ということ。

ローカライズすれば、成功するなんて甘っちょろい話じゃない。
その国なりの方法をとりながら、均質化を図ることがグローバル化の本質であり、
「Think Global, Act Local」的な考え方なわけです。

ひたすらにマーケットプルしてるような会社であれば、現地化してりゃいい話ですが、極論それが生み出すのは、100円ショップの次は1ドルショップで、次は1ユーロショップで・・・ということです。

コラムニストなんてほんと適当なもんですね。

SoftBankの孫さんが、米国のテレビでインタビューされましたね。
http://www.bloomberg.com/video/softbank-ceo-masayoshi-son-charlie-rose-03-11-42hVejRiTYagXWH~9MohJQ.html

この中で、何度か使われるフレーズがあります。
Information Revolution
直訳すると情報革命。
そして、もう一つ繰り返されるフレーズがあります。
synergy
共同作用、日本ではよく、相乗効果として使われるフレーズですね。
孫さん曰く、農業革命、産業革命の次のステップである情報革命は、今後、数十年、数百年のスパンで広がっていき、それは、各地のパートナーとのシナジーによって生まれる。

たしかに、ものづくり大国と言われる日本では、今までその持ち前の技術力で成長してきました。
今後もそういった面で世界と戦っていくことは間違いないでしょう。
ですが、今後必要とされるのは、ある種シナリオライター的な経営者のように思われるのです。
まさに、孫さんは、その先駆者ではないでしょうか。

今までにないコミュニティから、新たな価値を生み出す。
コミュニティデザイナーとして有名な山崎亮さん。
”場”というハードを作り、”場”の使い方をソフトで伝え、後世へ残す。

自分が描いたシナリオに人を巻き込み、beyond reachな部分を変えていく。
自分の手が直接届かないところへ、どれだけ影響を与えることができるか。
カリスマ性ってやつですかね。

" Global is Local, Local is Global."

我らがユニクロの14年度年間方針。
近年、流行りの" Think global, Act local"ってやつですね。
グローバル化の波は、製造は元よりとうとう教育業界にまでやってきました。

立命館大学大阪いばらきキャンパスの開学まで約一年。
大阪北部に位置する茨木の駅前徒歩6分という立地。
京都まで20分、大阪まで10分、伊丹まで25分、関空まで40分。
まさに、関西の中継地点、延いては、日本、世界の中継地点の茨木。

アジアのゲートウェイを謳い文句に開学を目指している新キャンパスですが、その意味合いは、入口であり出口でもあります。
つまりは、「場」ということです。

世界を見据えたコミュニティづくりを目論む新キャンパス。
大学が本来持つべき役割は何なのか。
自分にできることをしっかり見据えながら、より良いキャンパスにしていこうと思います。




この10ヵ月で学んだこと。
ものすごいいっぱいあったけど、次はこれ。

「組織内の空気を変える」

ここ数年、いわゆるリーダー的なポジションに就くことが多くて、
できあがった何かに入っていくことがなかったからね。
某世界屈指のアパレル会社(アパレルっぽくないけど)でバイトを始めたわけで、
せっかくなんで少なくともこの職場の空気くらいは変えてやろうと思うんです。

日本人は当然のこと、中国人、韓国人、ベトナム人、いろんな国の方々が働かれているから、
プチグローバル企業体験ができるのは、とってもいいこと。

頑張りましょう。