閉ざされた空間
ただの嫌悪
広がったのは
いつだっただろう
おさまらない喧騒
俯く君
満足げな私
惨めなあなたを
眺めるのが好きだった
優越感
正反対の感情
失うのが怖かった
君の次は私
笑顔だった
許してくれた
泣きたかった
私を私が
許せなかった
殺してしまいたかった
死んであげたかった
あなたが喜ばなくても
死は逃げだろうか
生は罰だろうか
あなたはどちらを望むだろうか
癒えない傷を残した
消えない罪を背負った
繰り返す醜態
変わらない私
記憶が駆け巡る
広がる嫌悪
伝染する
ただの子供の遊び
