本当にもう前に何時何の作品を見たのかさえ忘れたくらいだ…
実は今も年末の用意は全く出来てないけどあまりにシネマ欠乏症
になったので無理やり昨日見に行きました。
(グンちゃんの作品なら今のテンションでは5回は見に行くかも
知れないけど)
そんな中選んだのは「ノルウェイの森」
色んな意見は有れど静流は原作読んで無いから
(本は古本にて所有してるが…)
世界観もへったくれもナイ
ストーリーも知らんし
そうそうキャストで選びましたよ
だって今年大活躍の高良健吾君とリアで2度拝見した
素敵過ぎる玉鉄さんそして郷土の星松山ケンイチですもんね
でもね高良君あんまり見れなかった。
年末の渋滞にはまって上映開始後に入っちゃったから…
玉鉄さんもしかして役の為に太ったのかな
若しくは体鍛えて大きくなったのかな
貫禄有った~
凛子ちゃんも何気好きだよ
まぁ~演技がね
顔は好きじゃない
特にこの作品では二十歳ってのが全く合ってない
どう見ても20代後半の未亡人みたいにしか感じない
演技は良いけど他の誰かいなかったのかな
マジ老け過ぎだ
外人から見れば二十歳に見えるのか
その点実年齢が少し上でも松ケンはOKだった。
まだ少年の魅力が残ってたからね
郷土の星よ!
コレをキッカケに世界に羽ばたいてくれ~
グンちゃんの次に世界進出応援してます。
水原希子って子もルックスは好きだし
演技はこれからしっかり学んでくれ
しかしアメリカ人と韓国人のハーフだって言うのに
キャストの事ばかり羅列してしまった
ストーリーは生と性だろうか
生きる力とはやはり心なのか体なのか
どちらも拘り過ぎて考え過ぎてバランスを失えば
破綻してしまうものなんだね。
1人の人間は小さいがとっても繊細で難しい。。。
映像がマーク・リー・ピンビンだから凄く美しい欲を言えば
もう少しセピアな色調の方がノスタルジックな60年代を
表現出来たのでは?って思うけどリアルにその時代を
今の自分達と置き換えるにはコレで良かったのかも知れない。
美術さんの拘りとかも素晴らしかったと思う。
外人スタッフが多いのに日本文化を随分と調べたものだと思った。
どれもこれもトラン・アン・ユン監督の指揮の下に作り出された
ものではあるけどね。
特に絵画の様な映像を作り出すのにはロケ地探しには
苦労した事だろうと思う。
自然という背景で様々な人の心を投影させ更にそれが
物言わぬうちにとても脳裏に焼き付けられる程の迫力がある。
言葉や演技で押し付けない心に染み入る作品を生み出していると思う。
しかし決して言葉を重視してないと言う訳ではない。
何しろ少ない言葉の全てに重みがあるから…
それは原作の力であると思う。
雰囲気重視の静流にとって今年最後の作品としては
合格点だったと思う。
多分今年最後の
静流の一言
「もしも自分が60年代に大学生だったら今以上に理屈っぽい
建設的な討論しちゃってたに違いない」
(リアの静流はアホではあるけど少ない知識ながら
凄く分析傾向にあるもので・・・)