「あの子達を失ったら
私はどうなるんだろうね。」
会話の流れから
何気に放った台詞。
私は笑いながら軽い感じで言ったけど
それは私の中に常にある恐怖と覚悟で……
そんな私に男友達の彼は
「それはこっちの台詞だから。
みんな想ってるよ、紫月が犬を失ったらどうなるんだろうって……
俺達の方が心配だよ。」
彼から発せられた心配と言う単語に
そんな風に想われてるのかと少し驚いたが
私は周りが心配するほどに
ぷりまろを愛してるのは事実なのかもしれない。
桜は大好きで
毎年桜の季節を楽しみにしてるのに
満開の桜を目にすると
胸が苦しくなる。
いろんな思い出が多すぎて
泣きたい気持ちになってしまう。
桜は
別れの季節だ。
絶縁状態となった。
妹の父に対する態度が
あまりにも身勝手でわがままで
決して家族に本音を晒さず
問題だらけの家族の中で
家族の和を保つために感情を抑えてきた私が
妹に苦言を呈した。
ただ妹に分かって欲しかった
自分の態度を振り返って欲しかった。
でも妹にそんな想いは届かなかった。
血のつながりって
何なのだろうか??
実の親を実の兄弟を殺害する事件が後を絶たないこの時代。
家族って
何なのだろう。
今
私の家族は?と聞かれれば
私は真っ先に
ぷりまろとちぃずの名前を口にするだろう。
決して血のつながりのない家族。
でも私の唯一そばにいる
大切な家族。
大好きで毎日読んでたブロガーさんのチワワちゃんが亡くなった。
実際に見たことも会ったこともないのに
その記事を読んでは
何度も号泣した。
そのブロガーさんは
今でもその子を失った悲しみと闘っている。
だからかな
怖いんだ。
ぷりまろを失った時
私はこのブログを
読むことができるのかなぁ。
ブログを通して知った
可愛い子達。
大切な会った事もない子達。
いつかの日の事を考えると
これ以上ブログを読み続けて
その子達を知りすぎるのが
怖いんだ。
感傷的になっちゃうね。
いつか結婚して
子供を産んで
家庭を築いたら
今よりは強くなれるのかな
今よりは
いろんな覚悟ができるのかな。
でもねわかってる。
先の心配をしてもしょうがないって。
今、この子達は元気で
私の元にいる。
いま、この子達と刻む時を
大切にしなきゃね。
桜の季節は終わったんだ。