右京くん、よかったねえ~
本当のおうちができたんだもん!
もうさみしくてヒンヒン鳴くことはないもんねー
これからは素敵なご家族に囲まれ、おだやかな時間を過ごすんだね。
何度か譲渡会で会いました。
右京くんはあまり柴っぽくない印象です。
去年は私の周りで柴犬の問題行動についてたびたび話を聞きました。
年初は例のおじいさんの柴犬。
その子を託したTタッチの先輩は、その後も柴犬案件に悩まされました。
私が「柴ののろい・・・」と言ったらば
「そいだよー、愛ちゃんママのせいだー!」
と笑っていました。本当にごめんなさい。
柴くんは彼女のつてである愛護団体の代表に保護されています。
男の人に対してまだ過敏に反応するために、現在は男性のトレーナーさんが遊びながらトレーニングしてくださっているとか。
パテラのある売れ残った半年の柴犬を80近い高齢者に売るペットショップ。
さみしさを埋めるために、自分の余生を顧みずに買った飼い主。
思春期の難しい時期に運動もままならず、部屋の中でつなぎっぱなしで独りぼっち。
言うことを聞かないと叩くので、つい口が出て・・・。
保健所へ連れて行くと聞き、なんとかしなければと
犬の精神状態をよく見極めずに譲渡先を探した私。
犬とものご近所さんから飼い主希望者を紹介されたものの、
言った先で家族全員を噛んで戻ってきた子を我が家で受け入れる余裕はなかった。
ペットショップ、飼い主、そして私。
みんなに責任がある。
あの子が自分の家を見つけるその日まで。
私は見守り支援を続けていきます。
その日がいつになるかはわかりませんが・・・。