昨日、スマホの操作方法を確認したくて某携帯ショップへ行きました。
雨だから空いていると過信していたら、やはりの一時間半待ち。
しかたなく入口近くの席で順番を待っていました。
すると発券機付近で私の前に女性店員と話していたおじいさんがまだ話している。
店員さんは明らかに迷惑そうな顔をして、おじいさんに対して
「ええー!?」と聞き返したり明らかに邪険に扱っています。
どうしても視界に入るので気にしていたところ、発券機の担当が男性に代わりました。
するとおじいさんピタリと話しかけるのをやめました。
さみしいからこういうとこへきて女の子と話がしたいんだろな~。
まあ店側としてもそつなく対処したなと思っていた矢先。
今度は男性店員にも話しかけ始めました。
そこへ腕章つけた男性店員が登場しておじいさんをなんとか帰らせようとする。
結局、携帯のバッテリーが切れていたので、お店が預かり充電することになりました。
フルにするには二時間と説明したところ、おじいさんは店で待つと言い出したのを説得して二時間後に戻ってくることでお帰りいただくことに。
店内は満席。お客様は長時間待っている。
店員もストレス溜まるのはわかります。
するとおじいさん戻ってきた???
発券機の店員へ、さっきの人に銀行の通帳にはさんが6万なにがしを預けたと言い出します。
あ、これは・・・と思っていたら、腕章の男性店員が戻ってきて話し合い。
渡した、渡してない、の言い合いでまったくらちがあきません。
再度おじいさんが手荷物の中を確認したところ、通帳もお金も発見できました。
でも混んだ店内で通帳と現金を広げて見せるのは・・・。
さすがに私も気になったので、私の担当者へ耳打ちしました。
「差し出がましいことですが、お話していいですか?」
おじいさんはおそらく認知症であること。
説明が理解できない相手に対して、できない、わからないと言っても納得しない。
高額の現金を持ち歩いているのでこのまま帰すのは危険である。
家族へ連絡して迎えに来てもらうか、もしくは家族と連絡がとれないのであれば警察に連絡すべきと。
店員さんは大変恐縮していました。
おじいさんが気になったのですが、私も思ったより時間がかかったので姉からの連絡もあり急ぎ帰宅しました。
店員さんたち。
これからは高齢者の対応が増えると思います。
いくら正しい説明とはいえ、病気の人相手にマニュアルどおりの対応はいかがなものかと。
私はあの後、おじいさんが後ろから殴られたりひったくられてお金を盗られるのではないかと心配でした。
携帯の契約者はお客様です。
話が通じない相手だからと邪険にするのではなく、まずは話を聞いてあげてください。
そしておじいさんが無事におうちへ帰れるお手伝いをしてあげるのが人としてすべきことだと思うのですが?
なかなか余裕がないのでしょうね。
おじいさん、どうしたのかなあ。