昨日、しずかの犬ともが虹の橋を渡りました。

 

ご高齢の飼い主さんで、とても可愛がっていました。

来た当初は、口が出ることで悩み保健所へ連れて行こうかと相談されたこともありました。

けれども一緒に過ごせば可愛くなるものです。

おじいちゃんといつも一緒で楽しそうに公園を散歩していました。

 

婦人科系の癌になりやすいので、早めに避妊をすすめたのですがお孫さんが反対していると手術はしませんでした。

しかし乳がんになり、肝臓、足に転移していたそうです。

 

先週末にお見舞いに行った時が最後でした。

痛くてつらいはずなのに、私をみるといつもように笑顔で尻尾を振ってくれました。

持って行ったおやつを食べ、犬用のエバミルクも水でといたら少し口をつけました。

 

しずかもそうですが、犬はかなり重篤な状態にならないと痛みを表現しません。

この子はとても辛かったと思います。

 

口が出るので、ご家族は病院へ連れていくのも一苦労だったことでしょう。

 

馬もそうですが、治療させるためには、子供の時から手を触れて慣れさせる必要があります。

 

6月末に乳がんの末期で散歩に行けなくなった、と連絡がきたときになんで行かなかったのだろう。

もっと早く相談に乗っていれば、もしかしたらもう少しご家族と過ごす時間ができたのではないだろうか。

忙しさにかまけて私はできることをしなかったではないかと。

 

もちろん私は医者ではないし、トレーナーでもないのでできることは限られます。

それでももう少し何か・・・と考えてしまいます。

 

この子はきっとしずかが迎えにきて、虹の橋を渡ったのだと思いたい。

 

これから私に何ができるのだろう、ということを愛ちゃんとの生活で探していこうと思います。