よいお年を | ちょっと、上品なひとり言

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よいお年を
今年も1年が、瞬く間にくれてしまった。


気がつかないうちに、随分いろんな部分が蔑ろになり、また適当になり、
やらずじまいになっていた。


1年の計は元旦に、というが、ワタシ自身は大晦日にある気がする。


数年前までは、ライブをしたり、見たり、鐘突にいったりしていたが。


昨年辺りから、1年を反省し、厳かにすごすことにした。


自分と向き合う時間がいるような年齢になったのだろうね。



千年前、清少納言が枕草子にて書いた言葉がある。




近くて遠いもの。

大晦日と元旦。



たった1日。
たった24時間なのに、本当に近くて遠いもの。

明日は、今日と次元が変わったかのように隔たること。

この絶対的な距離、ワタシは、明日からは新しくなる、という雰囲気に甘えている気がする。


ということは、やはり今年最後にしっかり考えなくてはならないわけで。


今年も1年、たくさんのことを、たくさんの方に支えていただいた。
何人かには、今年中にご挨拶申し上げたが、なかなか連絡できていない皆様にも心から感謝しています。


写真は、伊勢神宮あたりの夕陽。


今年の清々しい幕閉じに。

よいお年を。