Las rosas | 水墨画 八重桜日記  無二無三の世界を目指す旅をしよう

水墨画 八重桜日記  無二無三の世界を目指す旅をしよう

水墨画家小嶋志津のブログです。墨を使い気運生動を生みだす伝統文化である水墨画の技法を次世代へ伝えるため貢献したいと思っております。
沈和年先生に師事。日美展水墨画一般部門準大賞受賞。作家部門入選等


『Las rosas』 F15号 画仙紙 墨、絵の具


画仙紙に付立て技法でつる薔薇を描きました。

ベルばらを読んでフランス革命を知った世代ですので、気品溢れる薔薇の花には格別な憧れの気持ちがあります爆笑


薔薇の花は、中筆に胡粉とを含ませたのち、筆先に濃いピンクの絵の具を付けて馴染ませた後、花弁の中心から三角形を重ねるように描いていきます。


筆を重ねていきますので、素早い運筆でリズム良く描くのがコツです。


水分が多すぎると花びらがぼやけてお団子のようになってしまうので気をつけましょう。


使用する紙によって水分量や運筆のスピードを調整する必要があります。滲む紙なら素早く、馴染まない紙なら少しゆっくりと。


葉っぱは三墨法で描きます。葉っぱをしっかり描くと、画面が生命力に溢れて、お花も引き立ちますから思い切って描きましょうニコニコ



今日は実家の母に会いに行ってきました。もう何年も認知症を患っていまして、兄が面倒を見てくれています。兄には、本当に感謝しております。

母は、去年から週3日、デイサービスへ通っています。デイサービスの日誌を見せてもらいましたら、折り紙をしたり歌を歌ったり、すごく楽しく過ごしている様子です。施設の担当の方からのコメントには、『いつも素敵な笑顔を見せてくださいます』とあり、写真も載せてくださり、そこには本当にお茶目な笑顔の母がいました。コロナの中で無事に過ごしていてくれて、施設の皆様にも本当に感謝しかありません。少しでも、元気に過ごしてくれる事を願うばかりです。


母と一緒に。ニコニコ

長くなりましたが、最後まで読んで頂きまして、有難うございました。


クローバー購入希望の方に販売のご案内です。

今日ご紹介した『Las rosas』を、アンティークな雰囲気のフレームで額装しました。(雅号は『京』を使用しています。)

iichiにて販売中です。購入希望の方はお気軽にご覧ください。

アトリエ麗のハンドメイド・クラフト作品・手仕事品一覧 | iichi ハンドメイド・クラフト作品・手仕事品の通販花鳥画を中心とした水墨画を描いています。特に薔薇や藤、牡丹などを描くのが大好きです。鳥や動物を描くのも楽しくて好きです。水墨画は主に墨で描くものなのですが、顔彩(がんさい)という絵具を使い、色のついた絵も描きます。画仙紙や和紙に、水リンクwww.iichi.com




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