こんにちは。
先日クローズドのコンサートでバッハを演奏してきました。
チャリティーコンサートでX氏という美術品収集家の方が主催。
会場には彼のコレクションが飾られていて、それを購入するとその代金が丸々寄付になる仕組み。
久しぶりにバッハを弾きました。
今回演奏する機会をいただいて
あらためて向き合った”シャコンヌ”はいままで見えていたものと違うものでした。
先日、リヒテンシュタイン展へいったおり
バロック・サロンのブースで”バロック”について書かれた文章がありました。
見る者の感情を強く揺さぶる劇的な表現
絵画では強い明暗、対角線を活かした動きのある構図、鮮やかな色使い
建築→円を構成の中心に据えたルネサンス時代のものに対してバロック建築は楕円から導き出された曲面・曲線。躍動感。
過剰なほどの装飾性。ドラマティック。見る者に生の喜びを感じさせる。
ここから感じ・考えたことや、10月に訪れたポルトガルのバロック様式でたてられた教会(本当にものすごい装飾性でした!)をみて感激し、そこの歴史を思い、綿々と連なっている人々の祈りを思ったことなどいろんなことが、また少し自分の感覚を砥いだのではないかと思います。
そして1月10日から始まった水戸室内管弦楽団での貴重な経験。
主に管楽器のメンバーがソロを演奏していくブリテンの作品があり、その姿からたくさんのことを学びました。
・・・バッハってやっぱりすごい。の一言に尽きます。
いろいろ言ってきた割に簡単ですが。
本当の意味での創る人であり、生活者で人間だったひと。
ヴァイオリニストにとってのバイブル、という言葉が実感できた時間でした。