昨日、飯山から新幹線に乗って「第二期女性農業次世代リーダー育成会」(農林水産省補助事業)の説明会に参加してきました。この育成会は、農業を営む女性経営者(部門責任者)を対象に認定農業者クラスの経営力をつけ、自己の経営発展を実現するだけでなく地域農業の振興・活性化をリードする自主自立した「農業経営者=事業経営者」として活動ができる人を育成するプログラムです。

H27/3/31に閣議決定された"食料・農業・農村基本計画"の中で今回初めて"農業の持続的な発展に関する施策で『地域農業における次世代のリーダーとなり得る女性の農業者の育成や農業で新たなチャレンジを行う女性の経営の発展を促進する』と「女性の農業経営」という文章が明記されました。これをもとに女性農業経営者育成、女性農業経営者の収益力の向上など国(農林水産省)が農業女性経営者の活躍を支援する動きが活発になってきています( ( (o・∀・o) ) 。

「第二期女性農業次世代リーダー育成会」は、全国の応募者から30人選抜されます。今回の説明会を受けて、駄目もとでもとにかく応募に挑戦しようと思いました。もちろん妊娠&9月出産のことも相談してきました。聞いてよかったことです。ほとんどの方がお子さんがいるお母さんの集団です。出産に関しても育児に関しても経営という仕事との両立に関しても大先輩ばかりでした。初めての出産を控え、自分の選択を経験を持って後押しをしてくれる全国の農業女性経営者の大先輩の存在がとても心強かったです。うれしかったです。みんな乗り越えてきた人で、すごいと思いました。

地域を離れ、県外に出て、初めて"女性農業経営者"という存在がまれではなく、力強く活躍している事実やがんばろうとしている志と意思の高い人たちの中に飛び込み、刺激と勇気もらうことができました。また、女性が経営に参画している農業企業の方が儲けている統計データを見てびっくりしました。視野を広く、足下をしっかり。収益を上げ、経営する。農業という産業における経営者の役割。意識が引き締まりました。

最近、経営を学ぼうをひっちゃきになって経営本を読みまくっていますが、やっぱり実践されている先輩方の実際のお話の方が断然参考になりますね。新潟では、200tのお米の生産と販売を行う起業のTOPが女性農業経営者だったりと規模も大きい!ちなみに旦那さんは違う事業をしているそうです。うちの(株)mamaは小規模ですが「水を守る山の農業」を大義に、小さくても力強く効率よく回る農業経営を目指して、収益を上げ事業が継続自立できるように、いろいろ勉強してがんばっていきたいです。

自分だけが特別なんて思っちゃだめですね。全国にはたくさんのすごい人がいますね。昨日はがんばって新幹線に乗って一人で行った甲斐がありました。大変なことも多いと思いますが、大事な大事な赤ちゃんと自分の体を大切に一緒にがんばるぞ~!!o(・∀・) /♪♪オー!!

☆☆(株)mamaの目標☆☆
水を守る山の農業の事業経営モデルを作り、山の新規就農者(農業者)を増やし日本の水を守ることです。(◎豪の意思を引き継いでいます)