「今日は休日」

そうなれば、待ってましたの畑作業。

今日も朝5時から夕方4時まで。炎天下の中で、作業を続けておりました。

やっぱり畑作業は良いですね。何というか、時間を忘れて無心になれる。

野菜たちの顔色を眺め、ひたすら作業に従事する。

そういう感じがたまらなく良いのです。私にとっては最強のストレス解消法！

都会のストレスに苦しむ方には、一緒に畑作業をしようよ！そんな風に言いたくなってしまうのです。

日本の農薬使用量はダントツの世界一。食品添加物の使用量もこれまた他の追随を許さず世界一。そして精神科の病院の数だって世界一。

また、15歳～24歳の若者層の自殺率も世界一。

日本の色々残念なところトップ１０！日本の残念で危険なことのTOP10になります！・農薬の使用量が世界一・寝たきりが世界一・精神科の病床数が世界一・添加物の種類が世界一・ペットの殺傷処分が世界一・若者の自殺率が世界一・残飯量が世界一・水道水の塩素濃度が世界一・家事をしない夫の人数が世界一・遺伝子組み換えが世界一http://kininal.me/j...

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本当に終わっている・・・。そうとしか言いようのない状況ではありますが、農作業はその解決に向けた重要な切り札になるのではなかろうか。

そんなことを思っている次第です。

朝から作業をしていると、いつもの道行く人々と挨拶を交わします。

その中に初老の上品なおばさまがいるのですが、私を見かけると嬉しそうに大きな声で挨拶をしてくれるのです。

どこの誰かは今もってよく分からないのですが、健康のため朝から散歩を続けているそうなのです。

その際に色んな人の畑の横を通るそうなのですが・・・、

「お兄さんとこの畑の土が一番キレイだよ」

こんな風に言ってくれるのです。齢53の私に、お兄さんはかなりムリがあると思うのですが、歳の割には比較的若づくりのこの私。

青年が早朝から土と格闘している・・・。そんな姿がおば様にはどうやら微笑ましいようなのです。

今日も朝から土に鍬を入れ、畝立てを行っていたのですが、そのおば様が何を植えるの？と尋ねてきました。そこで

「ニンジンですよ」

と答えると、この辺の土には石が多くない？と再度の質問。

「本当に小石ばかりで困っています」

そうでしょう、大変だね。ガンバってね。そんな言葉を残して去っていった次第です。

私の住むこのエリアはとにかく石が多い。市は『石の街！』だなんて、PRしているくらいですから。

古代からのヒスイの産地であるばかりでなく、最近は薬石！そんなことでも注目されている模様です。

石にもクスリか・・・、徹底した刷り込みに嫌気が差してしまうのです。

鍬を入れ、土を起こすと土には必ず無数の小石が含まれている。土を手でほぐしながら、小さな石を土から取り除く。

この作業を続けて、早10年。それでも畑の土にはたくさんの石がいまだ残り続けているのです。

※畑の石たち。ミネラル豊富といえばそうなのでしょうが・・・。

この条件の下でニンジンなどの根もの野菜を栽培すると、収穫時には、

こんな感じになってしまう。ニンジンやダイコンに「ー」、こういう感じの横線が必ずや入ってしまうのです。

この「ー」が耕作者としては、どうにも気に入らない。自然栽培の野菜は無肥料・無農薬で安全なのは当たり前。

でもそれにプラスして、その佇まいが何とも言えないほどの均整の取れた・美しいフォルムを描くもの。

その境地に至るまでには、土の中の石を可能な限り手で取り除いてあげる必要がある。

そんな感じで畝を建てる際には、小石を手で取り除く。この作業を並行して行い続けているのです。

この野菜たちを食べてくれる人たちに、安全で美味しくて、しかもホレボレするほど

「美しい・・・」

そんな風に言わせたい。今はダメでも、いつの日か必ずそうした野菜を手がけたい。

そんな思いを込めて、手作業を続けているのです。

正直、時間ばかりかかってしまい、作業はなかなか思うようには捗りません。

「連休が欲しい！もっと時間が欲しい！我に永遠の時間を与えよ！」

そう叫びたくもなるのですが、でもそれも夢のため、明日のため、来るべき輝かしい未来のため。

きっと今年のニンジンにもまだ「ー」は入るのでしょうが、その本数が少なければ頑張りに頑張った『ひと夏の証』。

普段から無投薬・無医療を志し、その上で私の手がけた野菜たちを食べたい！

そう自ら進んで立候補してくださる同志の方には、可能な限りこの野菜たちをお配りしたい。

今は難しくとも、いつの日か必ず漏れなくお配りしたい！

そう心に誓って日々、地道な作業を続けているのです。もし私の野菜を手に取り、ニンジンに「ー」が入っていたら、

"マダマダだな～"

そんな風に思ってやってください。

ちなみに市販野菜に「ー」が入っていたら、それだけで二束三文の規格外品になってしまいます。「A品」になることなど絶対にないのです。

形や大きさ、見栄えばかりが重要視され、

・肥料の有無、肥料を使っているのだとすればその「量と質」。

・農薬使用の有無、使っているならその種類と散布回数。

これら安全性などは、評価の対象になることが一切ない。

農薬バラマキ世界一！のこの国の惨状の中、無農薬・無肥料で自家採種の野菜、

「ここにあり！」

そんな感じで肥料野菜・農薬野菜、種苗メーカーから購入したタネや苗。

これらが蔓延る現状に対して、力いっぱいの鉄槌を下してやりたい。

野菜とは肥料が育てるものではなく、はたまた農薬に守られて育つものでもない。本物の野菜とは、野の力が育むもの。

野菜と書いて"野の菜"と読む。

バカといわれようが狂っているといわれようが、何と言われようが、これからも愚直に土と向き合い続けていこう。

夏の青空の下、改めてそう決意しております。

※遅れに遅れておりましたが、本日ようやく一番果のキュウリを収穫。パリパリしていて合格の味でした。

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それでも夢が止まらない・・・、ひと夏の証は青空の下で！