今回の山アタックは信州は中山道42番目の宿場町である妻籠宿の東に位置する南木曽岳に行ってきました。
実はこの山、自宅から近いことや1700m弱と比較的低い山ではあるのですが、沢登り、岩場、急登、鎖場、梯子場と様々な山登りを楽しめるので気に入っていて、学生時代から何度か登ったことがあって、ある程度勝手がわかる山なので今回の山アタックにも選んだのです。
ところが、登山口付近の駐車場に着いて早々以前と様子が違う事に気づきました。
何と2年前に土砂崩れがあり、治山工事中。
いつもの登山口へ向かう林道が通れず迂回路の通行を余儀なくされました。
しかもその林道、何と登山口に着く前からアップダウンの激しい山道なのです。
お陰で、登山口に着くまで普段は10分ほどで行けるところを、何と1時間もかかってしまいました。1時間後に見た登山口の表示を一緒に行った友人と二人で見て、「今までも登山やったやないかいっ!!」と看板にツッコミを入れたのは言うまでもありません。

さて、こんな所でツッコミを入れていても頂上は近づいてきてくれませんので、気を取り直して登山道へ入ります。
入って5分ほど歩くとまず見えてくるのはこの看板。
{D3A5C52F-9678-413E-8904-932DD1C82973}
そう、この山の登山道は往路と復路が別ルートなのです。ちょうど日光いろは坂みたいな感じですね。
もちろん「南木曽岳に至る」の道を登って行きます。
しばらくすると急登エリアに入っていきます。
{D1A44828-803F-4424-9EBF-3B06370E6AD8}
こんな感じの倒木潜りや、
{CFFD289F-EEF1-4938-B7AB-46F77DA0F7EA}
岩場、そして
{B33D660E-739F-415A-A64E-929D7585B937}
木でできた梯子や階段をひたすら登ります。因みに以前はこんな木製階段はなく、左側にある岩場に張ってあるワイヤーを使ってクライミングをするルートでした。ところが、この山は花崗岩がメインで脆く崩れやすい事と、登山者が意外と多いためか、地元の方々の尽力によってキレイな?登山道が整備され、現在も定期的なメンテナンスがされています。
さらに登っていくと、山の斜面から大きく突き出た岩が目に付きます。
{C8BA6D5F-2BC8-451D-A8F9-4274710C63AE}
これは兜岩という岩で、もう少し登ると岩の上に立つことができます。恐ろしく高いので、自分はあまりオススメしません。
{7C7FA070-C109-434B-833C-0F6F49AF0B54}
こんな風に登って見下ろしてみたい方は、自己責任でお願いします。
ここまでくると、周囲の山々が下に見えるようになり、南の方に遠く聖岳や赤石岳が望めます。
あと少しで、頂上です。
{F77C005D-BEB0-4E78-904A-8E49319EB95D}
さて、兜岩から歩いて10分かかるかかからないかで、南木曽岳の頂上に到着です。
{8A404D08-2319-49DE-AA7C-F0FB84778CEB}
南木曽岳の頂上は見ての通り木々に囲まれているため、周囲の景色は全く見えません。
北アルプス方面や中央アルプス、そして南アルプスを望むには、そこから少し行った見晴台か、さらに少し進んだところにある展望台から見ることができます。
見晴台は斜めに迫り出した岩で、正直とても怖いので、展望台から望むのがオススメです。展望台は開けており、ベンチや案内板もあるので、昼食をとるに最適な場所です。少し手前にある熊笹の草原の中には避難小屋もありますが、ストーブで火を炊けるようなスペースもないため、ここはお手洗いを借りるだけにして、展望台に向かった方がいいです。因みに避難小屋のお手洗いはバイオ浄化槽方式のトイレで、とてもキレイなので安心して使えます。バイオ浄化槽方式特有の発酵臭はしますが、水洗なので臭くて耐えられないということもありません。

さて、話を元に戻して、展望台に到着です。
{238E0D92-B832-441A-A851-D3B0D368B63D}
こんな感じのパノラマが楽しめます。
今日は多少ガスってはいたものの、遠く北アルプスの山々がしっかり見えました。
{06C71396-620C-4321-9A2B-8DF4166D929D}
正面の山が御嶽山、右の枝があるあたりにある山が穂高の連峰ですね。
展望台を過ぎるといよいよ下山道です。
南木曽岳の下山道は登山道以上にハードな梯子場、鎖場が続きます。
{276D684E-47FB-4671-8292-84650321DE4E}


{64DED358-E0D5-4A09-BDFA-FA07695AC694}

{A44F5787-199C-4334-8D2C-54630165C5BB}
こんな感じの道と木の根を足場に段差を降りる道?が最初の分岐まで続きます。
中にはこんな場所も…
{C826BE73-FEE0-4468-9C58-E09FFEC7DE2E}
ガッツリ崩れてます。
ここを落ちて行けば一気に麓です。ただし麓に着いた頃には天に召されていると思いますが…^^;
今回の登山では、所々にこう行った崩落の痕があり、中には数十トンはあろうかという岩が動いた形跡や岩が割れた痕も見られました。
つくづく自然の力というのはすごいものです。
この後は、ひたすら続く険しい道に喋る余裕も写真を撮る余裕もなく、黙々と歩き続け、午前11時少し前に登り始めて、午後5時ちょうどに登山口へ帰ってこれました。登り始めたのが遅かったので、日が落ちるのも多少は覚悟しましたが、何とか日没前には帰ってこれました。

さて、次回はどこの山にアタックしようかな?
冬山登山になる前にもう一ヶ所行きたいですね。
候補は長野、群馬の県境にある荒船山かな…