自己都合退職だと早くても失業給付は、３ヶ月後になるのでは？

会社都合で退職した場合だけが、スグに失業手当てが貰えると思われがちですが、
実は自発的に退職した場合でも、それが正当な退職理由と認められるなら貰えるのです。

自己都合退職でも特定受給資格者として認められれば、
３ヶ月の待機期間なくスグに失業保険が貰えるようになるのです！


＜特定受給資格者となる要件＞

・不当残業命令　離職直前3ヶ月間に各月45時間を超える時間外労働が行われた。

・労働契約違反　労働契約の労働条件と事実が著しく相違した。

・賃金未払い　月給の1/3以上の額が2ヵ月続けて支払われなかった。

・賃金減額　賃金が従前の額の85%未満に低下し、低下を予想できなかった。

・有期労働契約が更新されて3年以上継続勤務した後に契約が更新されなかった。

・会社都合により休業が3ヵ月以上続いた。

・事業所の業務が法令に違反した。

・倒産、民事再生、会社更生法の申立、不渡手形の発生など。

・事業所移転、縮小、廃止で通勤時間が往復4時間以上かかることになった。

・行政から指摘があったにもかかわらず、危険を防止するために必要な措置を講じなかった。

・労働契約にない職種や勤務地へ異動を命じられた。

・10年以上同一の職種に就いていた者が職種異動を命じられ、十分な教育訓練がなかったため、新しい職種に適応できなかった。

・権利濫用に該当するような人事異動命令を受けた。

・上司、同僚等からの故意の排斥又は著しい冷遇若しくは嫌がらせを受けた場合、労働者が人事担当者または雇用均等室などにセクハラ相談をしていたにもかかわらず１ヶ月経過後も事業主が改善を講じなかった。

退職を考えてる方は、先ずは、このような要件に当てはまらないか確認してください。


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国民健康保険料の軽減

ハローワークで、退職直前の3ヶ月連続で
45時間以上の残業をしたことが認められると

自己都合退職でも特定理由離職者になり、
スグに失業保険が貰えるようになります。


さらに、国民健康保険料がかなり軽減されるのです。
軽減は、前年の給与所得が3/10とみなして計算されます。

私の場合は、18,000円 ➡ 600円まで軽減されました。
是非、お住まいの市区町村の国民健康保険を扱っている所で確認して下さい。




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退職直前の3ヶ月連続で45時間以上の残業

具体的には、「退職直前の3ヶ月連続で45時間以上の残業」をすれば、
自己都合で退職届を出して退職してもハローワークで再確認される際に、
給与明細などで残業したことを証明出来れば、
自己都合を覆し特定理由離職者での退職として認められるのです。


正直、この事実を知ったとき少し拍子抜けしました。
私の働いていた業界は残業がざらで、
月に45時間以上の残業は当たり前のことでしたので。

しかし、周りに聞いてもこのことを知っている人はいませんでした。


ただ、ネットの情報だったので信憑性が心配になりハローワークに確認に行きました。
ハローワークでは、こちらから残業時間が多くてと切り出さないと
初めはこのことについて説明してくれませんでした。

このことを知ってから気持が楽になり、適度に残業をして有給休暇を消化しました。
だんだんとストレスも減っていき、頭痛も治まっていきました。


このことを知っているか知らないかで、全く状況が変わりました。
あなたの職場で適応できるか分かりませんが、
残業時間を調整できるのなら是非試してみてください。

また、事前にハローワークで確認することをお勧めします。


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