今からもう8年位前かな。
ペルーに行った時、外交官の通訳をやっていた同い年(当時26歳)の男性に会った。
彼は色んな外交官にあったり、自分も高給貰って超高級マンションに住んでいたからか
優しく柔らかいけどどこか達観していて
エリートなのにもうすぐ仕事をやめると言っていた。
私が驚いて「え、なんで?」って聞いた時に言った衝撃の一言が
「もうお金の稼ぎ方は分かったからいい」
だった。
当時、私は夢で食えずほぼフリーター状態
ものすごい貧乏で、ぎりぎりの生活きりつめてお金をためてペルー旅行をしていた。
どうやったらお金を稼げるのか、
不十分な自分の仕事内容でお金を稼いでいいものか、
お金を稼ごうと思える人間になれるのか、
どちらにせよいつもいつもお金に苦しめられていた。
そんな私にとって、一人暮らしなのに3つのバスルームを持つ
3Lなんだか4Lなんだか5Lなんだか分からないどデカイマンションに住み
週に何日かボディガードがつき、綺麗なメイドさんが部屋を掃除してくれ、
スペイン語を操る26歳同い年の彼はとても眩しかった。
そんな彼がその後、アルゼンチンへ向かい
映画監督目指しているそうだ。
その時会った同い年の女の子と結婚して。
やあ久しぶり。
地球の裏側の景色はどうだい?
夢を追う今はどんな景色が広がってる??
それはきっとたやすく「分かる」なんて言えるような世界じゃないんだろうね。

