新学年になって2回目の検定試験日。
連休明けの落ち着きを取り戻し、
いつものお稽古が始まりました。
高学年のクラスでは、
一人ひとりの習熟度や性格に合わせた個別指導を大切にしています。
じっくりと課題に向き合える生徒さんには、
お手本をより深く観察してもらうだけでなく、今回は一歩進んだ試みとして
「先生役になって文字指導をしてもらう」という時間を設けました。
「どこを直すと、もっと美しく見えるかな?」「この線の角度はどうかな?」
人に教えるためには、
自分自身が誰よりも深く文字を理解していなければなりません。
教える側を体験することで、
お手本の見方や筆運びへの意識が劇的に変わります。
画一的な指導ではなく、
人によってアプローチを変えたり、
時にはいつもと違う刺激を取り入れたり。
生徒たちがマンネリを感じることなく、
常に新鮮な気持ちで「書」を楽しめるよう、
これからも工夫を凝らしたお稽古を続けていきたいと思います。

