みやざき紫州の書道教室in西宮

みやざき紫州の書道教室in西宮

書道教室の様子や書の豆知識をお伝えします

年長児から大人まで毛筆、硬筆の指導をさせていただいています
ホームページ https://shisyu1876.amebaownd.com/

本日 

保護者の方の

(当教室の方ではありません💧)

「服を何回も汚してくるから
お習字の授業はなくなれ!」
という投稿を目にしました。


 正直、とても悲しい気持ちになりましたショボーン


 学校の授業に

今もなお書写が残っているということは、

 やはり意味があってのことだと、

私は思っています。



 書道は、

ただ字を書く時間ではありません。

 道具を出し、整えて使い、片付ける。



 半紙をシワにしないよう

破けないよう優しく、

筆を浮かせながら書く技術

 墨をこぼさないよう

汚さないようにする

意識する


 その一つひとつが、

子どもにとって大切な経験です。 


20年以上教室を続けてきましたが、

 近年感じるのは「経験不足」からくる不器用さです。



不器用なのではなく、 

“やったことがない”だけ。 

指先を使うこと、 

身体を使って工夫すること、

 どうしたらどうなるのかを体感すること。



 それらの積み重ねが、

子どもの力になっていきます。 



中学生でも 

「こんなこと、やったことがないんだ」と
驚く場面もあります。



 だからこそ、経験させてあげたい。

 確かに、墨で服が汚れることはあります。

 でも、書道教室で極端に汚すお子様はほとんどいません。 


それに毎回毎回服まで汚すということも

書道教室ですらない状況です。



もし毎回汚しすぎるのであれば、 

そこには何か理由があるはずです。

 それは「やめる理由」ではなく、 

「どうすれば解決できるか」を考える機会ではないでしょうか。



汚れないように意識することも学び。

 集中して筆を運ぶ時間も学び。

 心を整える時間も学び。 



子どもたちには、 

たくさんの経験をさせてあげてほしいと願っています。 



汚したっていい。
そこから学べばいい。

 何も経験しないまま大人になってしまうことの方が、
私はずっと心配です。