大人の生徒さんからよくいただくお悩みのひとつが、「かなの連綿(つづけ字)」です。
「どうしても線がぎこちなくなる」
「不自然に力が入ってしまう」と、
苦手意識を持たれる方がとても多いと感じます。
実は、連綿がうまく書けない大抵の原因は、
技術不足ではありません。
ずばり「持ち方」にあります。
文字を1文字ずつ区切って書くときと、
滑らかに線をつなげて書くときでは、
指先の自由度が変わります。
ガチガチに固まった持ち方のままだと、次の文字へ向かう手の動きが制限されてしまうのです。
先日のお稽古でも、
この連綿にお悩み中の生徒さんがいらっしゃいました。
そこで、手の余計な力を抜き、線の流れをコントロールしやすくなる「持ち方のコツ」を少しだけアドバイスさせていただきました。
すると、結果は大成功!
さっきまでのぎこちなさが嘘のように、
驚くほど滑らかに連綿が書けるようになりました。
生徒さんも「あ、本当につなげやすい!」と笑顔になられて、私も本当に嬉しかったです。
もし「連綿が苦手」
「うまくつながらない」とお悩みなら、
まずは自分の指先が力んでいないかチェックしてみてください。
ちょっとしたコツで、文字を書くのがもっと楽しくなりますよ。
教室では、一人ひとりの癖に合わせた具体的な持ち方のアドバイスも行っています。気になる方はぜひ気軽にお声がけくださいね。
余談になりますが、これは連綿に限った話ではありません。
普段「なかなかペン字が上達しない…」と
悩まれている方も、
ぜひ一度ご自身の「持ち方」を見直してみてください。
実は、持ち方ひとつで、
文字の線の美しさや全体のバランスは驚くほど大きく変わるものです。
「練習しているのに上手く書けない」というときは、技術の前に、まずは土台となる持ち方を一度見直してみてください。

