大晦日、日付が変わる瞬間にジャンプしようと構えていたのですが、

5　、　4　、　3　、　2

ヅルッ！！

足に力が入り、カーペットが滑ってスッ転んでしまいました。

床で転がっている間に、新しい年を迎えてしまいました。

明けましておめでとうございます。

2018年の漢字一文字は『災』でした。

毎年自分にも当てはめるのですが、『時』でしたね。

忙しくて時間がないって人は多いのでしょうが、去年は今までにないくらい

自分の時間が取れ、好き勝手やりましたよ（笑）

あと新しい生活が始まってなかなか慣れずにいたのですが、時間が経てば

すっかり馴染んでしまいました。

なので2018年は『時』の一文字がピシャンコでした。

そして今年の目標

◢　富士山に登る

これは毎年思っています。　俺の夢です！！

◢　北九州最恐の坂　ゾンコランを走って上りきる。

１ヶ月に１回は走りに行きたいと考えています。

◢　白龍走を完走する

以前ブログで書いたのですが、日本一の石段駆け上がりに興味を惹かれ

今年挑戦したいと考えています。

元旦は阿蘇方面に初詣に行ってきました。

【阿蘇神社】

初めて訪れたのですが、さすがに大渋滞で１キロ手前の臨時駐車場に停めて

歩いて来れば良かったです。

国の文化財に指定されている楼門や拝殿は復旧工事中でしたが、参拝は出来ます。

甘酒が無料で振る舞われていて、周辺には商店街もあるので食べ歩いている人も

多かったです。

渋滞に巻き込まれて時間がなくなったので、すぐ次の場所へ向かいます。

だいたい阿蘇まで行くのに、午後から出発するのが無計画すぎるんですけどね。

阿蘇神社から３０分程、車で走ります。

２社目　【上色見熊野座神社】

異世界な景色として人気を集めている、パワースポット的な神社と言われているようです。

ネットの画像で見ると、１００基ある灯篭や苔むした岩に杉、参道にむき出したツタが

神秘的に見えたのですが、時期的に控えめな印象に見えてしまいました。

無人の神殿ですが、おみくじやお守りはちゃんと用意されています。

日没まであまり時間がないので、次の目的地へ向かいます。

ここから７０キロ走り、美里町の釈迦院に到着します。

上色見熊野座神社の参道の階段も２００段以上あり、上り甲斐があったのですが、

ここはさらに・・・

　　　　ど　　　　　　　　ん

桁違いに階段が続いていますｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

それもそのハズですよ。

ここが例の『白龍走』が行われる『3333段』ある日本一の石段なのですから。

大会に参加する前に、是非一度最強の階段を体験したかったのです。

すでに16：45。

情報だと3333段上りきるのに、１時間半はかかると聞いていたので、今から上ると

頂上に辿りつくころには完全に日が落ちて真っ暗になっていますよね。

迷いそうな登山道ではなく、舗装された道なのでなんとかなるだろう。

今回はあえて走らず、歩いて上ってみる事にしました。

５００段目

この時の気温４度ですが、すでに汗ダクダクです。

下を見ると恐ろしいほどの傾斜。

試しに測ってみると、斜度30％！！

あのゾンコラン以上ですよ。

途中に、白龍走歴代の優勝者たちの名前とタイムが刻まれた記念碑が有ります。

ここに刻まれたらカッコイイですよね。

1000段目

もう暑くて上着は脱いでいます。

よく見ると、まわりの人たちもみんな上着を手に抱えて上っていました。

参道には階段だけではなく、石畳風の道や休憩所もあります。

こう言った道も含め、大会では制限時間が１時間なのです。

2000段目

呼吸は乱れているものの、脚はまだまだ大丈夫！！

と思っていたものの、段差につまづいてコケそうになりました。

これ２回有りました。

しかも２回目は下りで！

本当に3333段、顔面からダイブするのかと思いましたよ！！！

転げ落ちずにすんだのは、年はとってもまだ運動神経は少し残っていたのだと

感謝しています。

3000段目

残り333段、早歩きで上りきります。

そして3333段目

歩いて上ったので脚がガクガクって程ではありませんが、走って上ったら

心臓がはち切れるでしょうね。

もうすっかり辺りが暗くなってきているのですが、この先の釈迦院まで

行ってみようと歩きだします。

約1000ｍ先だと案内板があったのですが、なかなか辿りつなないまま

どんどん暗くなっていきます。

『そのカーブの先になかったら引き返そう』と思いつつ、次々にカーブを

曲がり進み、やっとそれらしき建物に辿りついたのですが、

ガスではっきり写っていません。

肉眼ではこの白いガスは見えなかったのですが、カメラのライブ映像では

かなりうごめいて写っています。

もちろん周りには人は全くいなく、ここからさらに暗くなってきたので引き返すことに

いました。

階段に辿りついた時には、完全に真っ暗になってしまいます。

１段目から3333段目まで電灯は全くありません。

携帯の電灯で照らしながら、ゆっくり降りていきますが、それでも１０段先が見えません。

そんな中、下の方から灯りが近づいてくるのが見えます。

同じく携帯の電灯で照らしながら、上ってくる人がまだいますよ！！

と驚いていると、さらに下の方から真っ暗な中

ハァハァ　　と荒れた息遣いが聞こえてきます。

真っ暗な中、電灯も持たずに一人の男性が階段を上ってくるのでした。

試しに自分が持っている携帯の明かりを消してみると、２，３段先どころか

足元の段差さえ見えませんよ。

この人この先どうするんだろう？？

と心配しながら下りていくと

さらに

5、6人の男性たちが真っ暗な中、上ってくるのでした。

ええええええええええ？？？？？？？

日本一の石段では、この光景が当たり前なんでしょうか？？

下りで階段を踏み外して、転げ落ちていなければ良いのですが。

そんなこんなで、無事駐車場まで下りてくることが出来ました。

そして、もう１つの問題。

レッドブル

帰りに買いました。

白龍走では、給水ポイントでレッドブルしか用意されていません。

晩酌しながら、初レッドブルを体験したのですが。

まぁ想像通りの味でしたね。

ビールを飲みながらだったので、麦芽の味も混じっていましたが、全然飲めそうです。

富士山、ゾンコラン、釈迦院の石段

２０１９年はこの三本坂を駆け上がります！！

お読みいただきありがとうございます。

shishio坂◢70

2019年の『三本坂』